スケットダンスの作者である篠原先生が初めて完全にデジタル作画に移行した新作で、かなり序盤から多くの伏線が組み込まれている。この作品の良さが語られる際、このストーリーの伏線に関して触れられることが多いのだが、私はキャラクターがとても魅力的に感じられた。それぞれの主要キャラに際立った個性があり、彼らが宇宙を冒険している姿は常に勇気と希望を持つ重要性を改めて思い出させてくれる。物語の基礎にあるのはシリア... 彼方のアストラ fLike icon 1
主人公が周りの登場人物の価値観や思考を次々に受け止め、自分なりに噛み砕いて自らの成長とするところが好き。私も気に入らない意見などを感情的になり、つっぱねて頭から否定するのではなく「なぜ相手はそのようなことを考えたのか」という理屈を追いたいと思った。 ブルーピリオド fLike icon 1
善悪とはなにかということについて深く考えさせられる。全ての登場人物が魅力的でそれぞれの都合により物語が足早に展開され最後まで緊張感があり読んでいて退屈することがなかった。新しい形の時代劇であり復讐劇であり覚悟の物語である。 無限の住人 fLike icon 0
この作品内での人間の解釈が自分のものと合致することが多く、非常に高い納得感を得られた上で物語を読み進められる。また、キャラクターの表情を描くことが上手く、各々の感情が真に迫るものがあるため設定のシンプルさも相まって作品の世界観に没入しやすい。 亜獣譚 fLike icon 0
読者ができる全ての予想をことごとく裏切ってくる。「世界は常に理不尽であるが、我々はそれに抗う他に生きていく術はないのである」というメッセージがストレートに刺さります。 進撃の巨人 fLike icon 1
「世界にもし稀に死んでも生き返る人間がいたとしたら」という1つの設定のみがフィクションで、その他は限りなくリアルに近いです。桜井画門氏の素晴らしい画力を堪能することができます。特に武器などの描写やキャラクターのそれの扱いが素晴らしい。 亜人 fLike icon 0