本日発売『イブニング』7号最速レビュー!注目の4作品と永久保存版!レジェンド矢口高雄先生の誌上原画展も開催中

本日2021年3月9日は、講談社のマンガ誌イブニング」の発売日!

表紙を飾るのは『金田一37歳の事件簿』より37歳の金田一。そして金田一の後ろにはあの国民的天才釣り少年・三平三平と豪華な顔ぶれです。桜が舞う表紙に一足早く春を感じながら「イブニング」7号の最速レビューをお届けします!

『金田一37歳の事件簿』

37歳のオッサンになった金田一が活躍する『金田一37歳の事件簿』。もう謎は解きたくない...!と言いながらも結局事件に巻き込まれて謎を解き明かしてしまうのは、やはりジッチャンから受け継いだ血のせいなのでしょうか。

金田一37歳の事件簿

現在、金田一はミステリ小説になぞらえた不可解な殺人事件の推理中です。関係者たちを一同に集め、なんとカラオケルームで推理開始...!真相に迫る金田一の視線からはあの"金田一少年"の面影を感じます。そして、カラオケルームでの華麗なる注文捌きから"サラリーマン・金田一"としての一面を垣間見ました。本格ミステリーと哀愁漂う最新話は必見です。

『調理刑事の捜索ごはん』

今回発売の7号からスタートした待望の新連載『調理刑事の捜索ごはん』。調理(しらべおさむ)警部補が美味しいご飯で凶悪犯をオトす、型破りなグルメコメディ作品です。

巻頭カラーを飾る本作。ですが、冒頭から事件現場で美味しそうなチーズオムレツを調理するという型破りっぷりを見せつけました。

作者は『紺田照の合法レシピ』の馬田イスケ先生で、読者も実践できそうな珠玉のグルメレシピはもちろん、テンポの良いストーリー展開は『調理刑事の捜索ごはん』でも健在です!

『相続探偵』

相続トラブルをテーマにしたミステリー作品『相続探偵』。誰にでも起こりうるテーマですが、現状では実際に起きている相続トラブルの事例も対策もあまり知られていないのではないでしょうか。

そんなあなたは、相続トラブル専門の探偵・灰江七生から相続について学んでみませんか?なんとなく難しそうな相続の話題も、灰江七生のトーク術によってスッと頭に入ってくるから不思議です。

『リーガルエッグ』

今回発売の7号で最終回を迎えた『リーガルエッグ』。本作は、知られざる司法修習生の裏側を描いたアツいリーガルドラマです。そして、司法試験合格者である河本ほむら先生が原作を担当されているからこそ出せるリアルな描写が魅力的です。

自分の地位を顧みずに正義を貫こうとする筒松くんの最後の勇姿を見届けてください!

特別企画『矢口高雄大原画集』

2020年11月、マンガ家・矢口高雄先生が逝去されました。70年代に発表した『幻の怪蛇バチヘビ』ではツチノコブームを、そして釣りキチ三平』では釣りブームを巻き起こし国民的コミックとして大ヒットしました。そんな自然と人間の関わりを描いてきた矢口高雄先生の『矢口高雄大原画集』の重版が決定しました。

リアルでの原画展開催が難しい現状を鑑み、「イブニング」7号では"誌上原画展"として「矢口高雄の世界」45枚を掲載しています。矢口高雄先生の原画5万枚を全て収蔵する「横手市増田まんが美術館」館長・大石卓さんの特別インタビューも掲載されています。

「イブニング」8号は2021年3月23日発売!

"誌上原画展"という豪華な仕掛けが施されている「イブニング」7号。巻末にはその『釣りキチ三平』のカラー版が収録されていて、これは間違いなく永久保存版です。

次号の表紙を飾るのは『ふたりソロキャンプ』。2021年3月23日発売予定です!

👉「イブニング」公式Twitter

すぐ読みたいなら電子書籍という手も!

イブニング 2021年7号 [2021年3月9日発売] [雑誌]
馬田イスケ/著,須本壮一/著,赤名修/著,阿部智里/著監修,松崎夏未/著,天樹征丸/著,さとうふみや/著,森高夕次/著,太秦洋介/著,西荻弓絵/著,幾田羊/著,多喜れい/著,詠里/著,クマガエ/著,宮澤ひしを/著,真船一雄/著,岸谷轟/著,甲賀長生/著,冬目景/著,前田悠/著,三部けい/著,河本ほむら/著,木綿八十子/著,西村マリコ/著,ザビエラー長谷川/著,イブニング編集部/編集