【2021年GWスタート】祝日の意味を知ったら読みたくなる!おすすめマンガ10選

いよいよ年に一度の大型連休「GW(ゴールデンウィーク)」がスタートします。ちなみに2021年は休暇をうまく利用すれば最大11連休にすることも可能です。

4月29日(木)

昭和の日

4月30日(金)

平日

5月1日(土)

休日

5月2日(日)

休日

5月3日(月)

憲法記念日

5月4日(火)

みどりの日

5月5日(水)

こどもの日

5月6日(木)

平日

5月7日(金)

平日

5月8日(土)

休日

5月9日(日)

休日

せっかくの休みだから何かしないと...!となぜか気持ちが焦る今日この頃ですが、興味の赴くままにのんびり行動するのも一興です。

ななどなどなど

そこで今回はお家でのんびり過ごすあなたに向けて意外と知らないGWの祝日の意味と、その日だからこそおすすめしたいマンガをご紹介します。

4月29日|昭和の日

もともとは昭和天皇の誕生日だった「昭和の日」。昭和天皇崩御後は自然を愛した天皇にちなんで「みどりの日」となりました。その後、2005年の「国民の祝日に関する法律」改正によって2007年から「昭和の日」に制定されました。

「昭和の日」は、"激動の時代と言われている昭和を顧み、国の将来を思う日"と言われています。決して忘れてはいけない戦争の悲劇を題材にしたマンガを始めとする3作品を読んで、さまざまな角度から昭和を振り返りませんか?

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─

物語の舞台は太平洋戦争末期のペリリュー島。マンガ家志望の兵士・田丸が戦死者の最期の様子を記録する「功績係」に任命される話です。

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─

楽園のように美しいペリリュー島で殺し合い、そして飢餓に苦しむ...。そんな地獄のような日々を生きた若者たちの真実の記録です。当時の若者たちが何を感じてどのように生きていたのか、ぜひ見届けてください。

しーちゃんのごちそう

昭和を舞台に小学生の女の子・しーちゃんの食べ物にまつわる思い出を綴った作品です。

ノスタルジー溢れる生活や、今では珍しいご近所同志の絆、そして両親が作る美味しいご飯の描写は、読んでいるだけで暖かい気持ちになります。

夢の端々

当時は全く理解がなく許されなかった「同性愛」をテーマに、令和から戦後まで遡り2人の女性の恋と人生を描いたヒューマンドラマです。

まるで映画を観たかのような読後感を味わえる本作。時代や環境の変化によって翻弄される2人の壮絶なストーリーは涙なしには読めません。

5月3日|憲法記念日

1947年5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念して制定されたのが「憲法記念日」。日本の未来や、日本国憲法の基本原則である国民主権・基本的人権の尊重・平和主義の意味をこちらの2作品を読みながら考えてみるのもおすすめです。

恋と国会

元地下アイドルの議員と二世議員が登場する、前代未聞の国会を舞台にした作品です。

恋と国会

貧困を経験している元地下アイドルの議員・山田一斗は「日本クソ」と言われるこの国を「日本まぁまぁじゃん」と思える様に良くしたいと言いながら議員生活を真っ直ぐに突き進みます。そんな彼女の姿を見ていると行動することの大切さを思い知らされます。また、今更聞けない政治の基本や国会の行われる審議の流れまで詳しく描かれていてとても勉強になる一冊です。

健康で文化的な最低限度の生活

日本国憲法第25条に記載されている"すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する"に基づいて制定された公的制度「生活保護」。

健康で文化的な最低限度の生活

そんな生活保護に関わるケースワーカーという仕事に就いた新卒公務員の主人公・義経えみるが、受給者と向き合う物語です。生活保護という言葉は知っていても、詳細については知らない人の方がほとんどなのではないでしょうか。ぜひ本作を通して生活保護や受給者の人生について知ってください。

5月4日|みどりの日

もともと、現在では「昭和の日」である4月29日が「みどりの日」でしたが、2007年に「昭和の日」に変更されたことから「みどりの日」が5月4日に移動されました。

前述の通り「みどりの日」は自然を愛した昭和天皇が由来。ちょうど新緑が見られる緑豊かな時期なので、近くの公園や山などで自然と触れあいませんか?

タニクちゃん

お家で愛でられる植物、それが多肉植物。多肉植物店「PAPAS」を舞台にちょっぴり頼りない店主と、ひょんなことから魔法にかけられて人間と話せるようになった多肉たちが繰り広げるコメディ作品です。

タニクちゃんたちが可愛いのはもちろん、多肉植物を育てるための知識も学べる一冊です。

銀の匙

大自然に囲まれた大蝦夷農業高校を舞台に繰り広げられる、酪農青春物語。

北海道の広大な自然とグルメ、そして農業高校ならではの規格外の授業に圧倒されます。物語の前半では食と生命、後半からは酪農経営にも切り込んでいて、ビジネスマンガとしても楽しめる作品です。

山と食欲と私

一人で山を登るのが大好きな自称単独登山女子・日々野鮎美。そんな彼女が登山で楽しみにしていることの1つが魅惑の登山飯!

山と食欲と私

美味しい食材をリュックにつめて山に登り、山頂でサッと調理して堪能する...。そんな日々野鮎美が編み出す至極の登山飯を眺めていると、思わず山に登って掻っ込みたくなります。

5月5日|こどもの日

「こどもの日」は「端午の節句」とも呼ばれていて1948年に制定された祝日です。子どもの人格を尊重し、健康や成長を願うとともに親に感謝する日です。

子どもの頃、五月人形や鯉のぼりを飾ったり、かしわ餅を食べた方も多いのではないでしょうか。子どもが活躍する、または子どもと一緒に楽しめる「子どもの日」にふさわしい3作品をご紹介します。

よつばと!

5歳の少女・小岩井よつばと彼女の周囲を取り巻く人たちとの日常を描いた作品です。

よつばを通して描かれる子どもならではの行動や発言がとても可愛く、そして時に面白くギャグマンガとしても楽しめるところが魅力的です。また、よつばを見守る親やご近所さんのあたたかなコミュケーションにも注目です。

Dr.STONE

ある日、一瞬にして地球上の人間が石化するという謎の現象から数千年後…。目覚めた高校生・千空が「科学」の力で文明をゼロから築いていく物語。

魔法は一切登場せず、科学をメインとした知識で立ち向かうところが本作の一番の見どころ。科学の面白さや魅力を再発見するのはもちろん、主人公である千空に見るリーダーシップ論など、子どもに学んで欲しいシーンが盛り沢山です。

祝日の意味を知る、マンガを読む

映像研には手を出すな!

当初の予定通りに事が進まず、気付いたら連休も明日で終わる...と連休最終日に家で嘆くのもGWあるあるの光景ですよね。その点、マンガは思い立った時にすぐ読めるところが嬉しいポイント。

今年のGWは祝日の意味を知ってマンガを読む、そんな新しい過ごし方にトライしてみませんか?