コミック界のアカデミー賞、「アイズナー賞」を、『とんがり帽子のアトリエ』『ルーヴルの猫』『極主夫道』が受賞!!

すっごいニュースが飛び込んできました!!

なんと、おおのこうすけ先生の『極主夫道』、松本大洋先生の『ルーヴルの猫』、白浜鴎先生の『とんがり帽子のアトリエ』が、第32回 ウィル・アイズナー コミック・インダストリー・アワード(以下、アイズナー賞)を受賞しました!!先生方、おめでとうございます!!!

コミック界のアカデミー賞・アイズナー賞!

アイズナー賞とは、今年で32回を迎えるアメリカの伝統あるマンガ賞です。いわば、米国マンガ界のアカデミー賞!! 毎年、アメリカ・サンディエゴで開催される全世界のオタクの祭典「コミコン・インターナショナル」で発表と授賞式が行われていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け「Comic-Con@Home 2020」としてオンラインで開催されました。アーカイブも残っているので、授賞式の模様を楽しむことができます!

『とんがり帽子のアトリエ』、『ルーヴルの猫』の受賞の瞬間は11分42秒付近、『極主夫道』の受賞の瞬間は24分57秒付近です!お楽しみください!!

最優秀賞ユーモア賞:『極主夫道』(英題『The Way of the Househusband』)

一晩に単身丸腰で抗争相手の事務所を十ヶ所潰したと言われてる伝説のヤクザ、不死身の(たつ)! 裏社会から姿を消した龍は、キャリアウーマンの嫁を支える専業主夫になっていた…!ヤクザテイストをご家庭に持ち込みまくる龍の感じがワールドワイドに評価されての受賞、ファンとしてもめちゃくちゃ嬉しいニュースです!

なんと、最優秀賞ユーモア賞を日本の作品が受賞したのは22年ぶりの快挙とか。改めておめでとうございます!!

最優秀アジア作品賞:『ルーヴルの猫』(英題:『Cats of the Louvre』)&『とんがり帽子のアトリエ』(英題:『Witch Hat Atelier』)

過去1年間でアメリカで翻訳出版されたアジア作品の中で、最も優秀な作品に送られるこの賞に、日本の作品がダブル受賞!!

『ルーヴルの猫』(英題:『Cats of the Louvre』)

美術館がまだ「城」と呼ばれていた頃から、先祖代々 屋根裏部屋で暮らしている猫たち。その中の一匹、白い子猫・ゆきのこは、ルーヴルの絵の中に入ることができる不思議な能力を持つ猫で…?松本大洋先生のタッチで描かれるルーヴル美術館、そして美術品の内外を描くファンタジー作品です。

松本大洋先生は、2008年に最優秀日本作品に『鉄コン筋クリート』が選ばれて以来の2度目の受賞です。おめでとうございます!

『とんがり帽子のアトリエ』(英題:『Witch Hat Atelier』)

魔法使いにあこがれている少女、ココ。でも、そこは生まれついた能力を持っていないと魔法使いになることはできない世界。しかし、彼女はひょんなめぐり合わせから、うっかり禁じられた魔法を使ってしまい、お母さんを封印してしまいます。魔法の能力が無い「知らざる者」であるココが、努力で魔法使いを目指すファンタジー作品です。

健気なココが自分の運命を向き合って努力し続ける傑作が、国境を越えて評価されるのはファンとしても本当に嬉しいです!!白浜先生、改めましておめでとうございます!!

世界に認められた名作たちを楽しもう!

『極主夫道』は既刊5巻。『ルーヴルの猫』は上下巻の2冊。『とんがり帽子のアトリエ』は既刊7巻と、どれも手に取りやすい冊数の作品ばかり。世界に認められた日本の名作の数々、未読の方は、これを機会にぜひお手にとってみてください!!

極主夫道 (全5巻) Kindle版
ルーヴルの猫 (全2巻) Kindle版
とんがり帽子のアトリエ (全7巻) Kindle版

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