GW真っ只中、Twitterのとある投稿がマンガファンたちをざわつかせています。
小学生が持ってきた完コピの進撃の巨人。完成度やばい。 pic.twitter.com/Kg3gCY7KSS— 森哲平 (@moriteppei) May 2, 2021
投稿したのは、徳島で私設の図書館や子ども向けプログラミング教室を運営している森哲平さん。
小学生が持ってきたと言う、完コピの『進撃の巨人』。完成度の高さはもちろんですが、1人の小学生が完コピするまでに至った理由が大きな反響を呼んでいます。
衝撃の完成度
Twitterでは中身も一部公開されています。
ベタやトーンが施されたこだわりの1ページ...。おそらく『進撃の巨人』1巻に収録されている1話の冒頭のこのシーンだと思われますが、こうして見比べてみると完成度の高さがうかがえます。
『進撃の巨人』を完コピした理由
1人の小学生が『進撃の巨人』を完コピするに至った理由。それは『進撃の巨人』という作品への熱い思いからくるものでした。
詳しい理由は明かされていませんが、校則上マンガを持ってくることを禁止する小学校は多いはず...。ですが、マンガはマンガでも自分の創作物なら校則もクリアできるわけです。校則を守った上で、大好きな『進撃の巨人』を友人たちに読んでもらうために完コピという手段を取ったのだとしたら、それはとてつもない情熱ですよね。
根底にあるのはマンガ愛
マンガを貸して自分の周りの人たちに読んでもらうという行為。時にそれは「布教活動」と呼ばれ、マンガファンのみならず創作物を愛する人たちの間では当たり前の行為になっています。
今回、小学生が完コピした『進撃の巨人』も「布教活動」の一環なのではないでしょうか。ですが、根底にあるのは、その作品の良さを伝えたい、そしてより多くの人に広めたい、という純粋なマンガ愛からくるもの...。そして、1人の小学生の心をここまで突き動かした『進撃の巨人』の作品力の高さに改めて驚かされた出来事でした。
記事内画像は森哲平氏のTwitterのスクリーンショットより
https://twitter.com/moriteppei/status/1388744938376949760?s=20