チェンソーマン

藤本タツキ / 著

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『チェンソーマン』最新11巻最速レビュー!普通になりたかった少年が選んだ予想外の愛の結末とは!?

日本中が待っていた!2020年12月…およそ2年にわたる連載を終えたばかりの『チェンソーマン』ですが、第1部完結となる最新11巻が3月4日に発売されました。

チェンソーマン

予測不可能なチェンソーマンの闘いは一体どんな結末を迎えるのか。『チェンソーマン』11巻レビューをネタバレたっぷりでお届けします。記事末の『チェンソーマン』関連ニュースもぜひチェックしてくださいね。

※本記事にはネタバレが含まれます。一定の配慮はしてありますが注意してお読みください。

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『チェンソーマン』10巻を振り返る!

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アキを殺してしまったことで思考停止状態のデンジは、マキマの言われるがまま動くだけの犬になりたいと懇願します。そして、パワーまでもがマキマの手によって殺害されてしまう最悪の事態に。

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さらに、デンジの父親を殺したのはデンジ自身だと語りかけられたことが追い打ちとなり、デンジの精神はマキマの手中へと堕ちてしまいます。

「チェンソーマンに食べられた悪魔は、その存在がこの世から消える」という能力を利用し、より良い世界を築きたいと理想を語るマキマは、公安対魔特異5課を招集し戦いを挑みますが、チェンソーマンの圧倒的な強さの前に為す術がありません。

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チェンソーマンとマキマの決着の行方は!?いよいよ最終決戦!

『チェンソーマン』11巻レビュー!

11巻を読む前…

一体どうやって完結させるの!?あれもこれもどうするの!?

11巻を読み終わった後…

この世界は美しい…

とにかく、野暮なこと考えずに体で感じてくれ!と伝えたい11巻。一緒に喜びを分かち合いましょう!

普通になりたかった少年

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マキマの追走から逃れるべく身を隠す岸辺・デンジ・コベニ。普通の生活を夢見ていたデンジがこぼす愚痴を、コベニは「それが普通の人生である」とたしなめます。

チェンソーマン

デンジがずっと追い求めていたものは、すでにその手の中にあったのでしょうか。驚いたデンジの表情が印象的です。

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そして誰から指示されたわけでもなく、今度こそ自らの意思でチェンソーマンに!

あまみん

デンジらしさ爆発!

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早川家VS支配の悪魔・マキマ

SNSで言及されている方も多かった、マキマとの最終決戦は見事な作戦でした。ゾンビの死体に身を潜め、パワーの血で作ったチェンソーで攻撃!

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パワーの血で作ったチェンソーには、パワーの面影を感じるツノが。

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ゾンビの死体の中から現れた姿は、レゼ戦のアキの立ち居振る舞いにそっくりです。

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これはもう、早川家の勝利といっても過言ではないでしょう!早川家ばんざい!

大好きだったあの人へ

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ダメージを受けても復活してしまうマキマを倒す方法を考えたデンジは、マキマを食べてしまう事でひとつになることを決意。毎食毎食、デンジはマキマを丁寧に料理するのです。

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そして、マキマの罪も背負って生きていくことを決めたデンジの前に現れた謎の少女は…

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マキマが死に、地獄で蘇った支配の悪魔の新しい姿です。デンジは過去にこんなことがあったので、わかってしまうんですね。

あまみん

まさかこんな形で指の噛む力が活かされるなんて…!

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いざ第2部へ!

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まったく予想ができなかった衝撃の結末に、呼吸を忘れて読みふけることしかできませんでした。たくさんの愛を感じた最終巻、切なさなのか感動なのか、ただただ胸がいっぱいです。

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激動の第1部公安編が幕を下ろし、次なる舞台は第2部へ!高校生になったデンジが主人公なのか!?第2部は鋭意制作中とのこと、続報が楽しみです!

まだまだ『チェンソーマン』を楽しみたいならアルの記事がおすすめ!

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デンジ、お疲れ様!

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毎回度肝を抜く展開で読者を楽しませてくれた『チェンソーマン』。欲望に忠実に生きるデンジの姿が心にスカッと響いた方も多いのではないでしょうか。藤本タツキ先生、デンジ、お疲れ様でした!また会える日を心待ちにしています!

たくさんの愛をありがとう!

チェンソーマン (全11巻) Kindle版