「クラスの人と本音の話はしにくい」
「空気は読める、正解はわかる、でもしんどい」
「部活の派閥も、クラスのグループもめんどい」
中学校や高校でそんな思いを抱えている人、あるいはかつて抱えていた人に紹介したいマンガがあります。
なお、#次にくるマンガ大賞 2018へのノミネートを記念して、ニコニコ静画で#メタモルフォーゼの縁側 を全話無料公開しました! まだご覧になっていない方はこの機会をお見逃しなく! https://t.co/6jQUXDX3eC pic.twitter.com/EJ2Sitw8BH— コミックニュータイプ編集部 (@ComicNewtype) June 22, 2018
BL作品をきっかけに女子高生とおばあちゃんが友達になる物語
紹介したいのは『メタモルフォーゼの縁側』という作品。
あらすじをざっくり説明するとこんな感じです。
主人公は17歳の女子高生と75歳のおばあちゃん。
女子高生はBL(ボーイズラブ)作品が好き。
ある日、おばあちゃんは偶然入った書店で「綺麗な絵のマンガ」を購入する。
その書店でバイトをしていた女子高生は、そのマンガが自分も好きなBL作品であることに気づく。
「同じマンガが好き」な2人は友達になり、一緒に出かけたり感想を言い合ったりするようになった。
「なんでこれをすすめるの?」と思う方もいるでしょうが、僕なりに理由があるので説明させてください。
『メタモルフォーゼの縁側』をすすめる理由
学校の外の世界を感じてほしい
学校とは真逆の「同じ」と「違う」を感じてほしい
内面的な「同じ」でつながる楽しさを感じてほしい
それでは、いつもの通学路で少しだけ寄り道してみましょう!
ニコニコ静画とpixivコミックで「メタモルフォーゼの縁側」が更新されました。お好きなメディアでご覧ください! 【ニコニコ】https://t.co/6jQUXDX3eC 【pixiv】https://t.co/lQkmzHYhtb #メタモルフォーゼの縁側 pic.twitter.com/Q6MztIx2Bz— コミックニュータイプ編集部 (@ComicNewtype) May 2, 2018
学校の外の世界を感じてほしい
学校には友達もいるでしょうし、部活や学校行事など楽しいことも多いと思います。
でも毎日同じ教室や同じ部室に通っていて、ふと何か違和感を感じることはないでしょうか?
教室や部室が、迷路のようにどこまでも続いているような気がしたり。
授業中に窓を見て、街の景色がやけに遠く感じたり。
家と学校を往復するうちに、それが世界の全てになったように感じたり。
このマンガは、女子高生が学校の中とは全く違う「つながり」を作っていく物語です。
好きなマンガをきっかけに交流する主人公たちを通して、今いる場所とは違う所に「同じものが好きと言える仲間」がいることの楽しさを感じてほしいのです。
鶴谷香央理先生(@tsurutani)の「メタモルフォーゼの縁側」第5話が公開されました。更新を心待ちにしていただいた皆様、お待たせしました! 雪おばあちゃんとうららさん、初めてのお茶会の行方は――? https://t.co/xb3SCqiqGT pic.twitter.com/P4IwQJxLHm— コミックニュータイプ編集部 (@ComicNewtype) January 5, 2018
学校とは真逆の「同じ」と「違う」を感じてほしい
学校には、わかりやすいカテゴライズで同じ人が集まっています。年齢、住む地域、偏差値などなど…。
そういう意味では主人公2人は違う部分の方が多いでしょう。年齢をはじめ、見てきたものや食べてきたのもの、学校で教わった内容だって違います。
そんな2人を繋ぐのは「このマンガが好き」という共通の想い。「それが同じであるだけで、どんな違いも関係なく仲良くなれる」というものが、人生にはあったりするのです。
「メタモルフォーゼの縁側」が更新、第12話を公開しました。雪さんとうららのイベント初参加エピソードも佳境。お目当ての同人誌、ゲットなるか――。https://t.co/xb3SCqiqGT #メタモルフォーゼの縁側 pic.twitter.com/B94Q636sNc— コミックニュータイプ編集部 (@ComicNewtype) April 27, 2018
内面的な「同じ」でつながる楽しさを感じてほしい
自分の内側から出る想いが、誰かに繋がったら。
「◯◯が好き」「〇〇をやりたい」そういったことに共感し、理解し、応援してくれる人がいたら、とても楽しそうだと思いませんか?
もちろん学校の中で見つかればそれもいいのですが、人間関係の紐や別の世界への道は、学校の外へも太く続いていると感じてほしいのです。
発売したばかりのコミックス第2巻も大好評をいただいている「メタモルフォーゼの縁側」第23話を公開しました。うらら、久しぶりの雪さん家へ。急須で淹れたお茶はやっぱり美味しいんです。 https://t.co/xb3SCqA25t pic.twitter.com/enO8uPXBtg— コミックニュータイプ編集部 (@ComicNewtype) November 22, 2018
学校の中でふと呼吸がしづらくなった時、この作品を手にとってみてください。きっと通学路の寄り道の先は、知らない世界に繋がっています。