「せっかく読むなら、2020年の自分をアップデートしてくれる作品がいい!」
「2020年のトレンドを押さえておきたい!」
マンガへの希望は募るばかりですよね。
そんなアナタに、年末年始にオススメのマンガを紹介します。
それが、
『映像研には手を出すな!』
です!
『映像研には手を出すな!』は、女子高生三人組がアニメを制作するお話です。
この記事では3人いる主人公のうちの一人、「金森さやか」(通称「金森氏」)の言葉を紹介したいと思います。金森氏は、他の二人とちがってアニメ制作の知識が全くといっていいほどありません。その代わり、自分たちを売り込む力、つまりプロデュース力がめちゃくちゃあります。
とくにアルの読者には、刺さる部分が多いのではないかと思っています。
それではさっそく、紹介していきます!
◆作品詳細が分かる記事はこちら◆
1. 「世間に作品を認めてもらうには、明るいところに行くべきなんですよ」
「中身さえ良ければ、世間が見つけてくれて、認めてくれるのではないか...」そんな考えを吹き飛ばしてくれる一言です。
2. 「なんで遊びに付き合わなきゃならんのです。友達でもあるまいに。」
映像研(『映像研には手を出すな!』の略)では、主人公たちは「友達」ではなく「仲間」という表現を使います。それぞれに役割があって、何かを作りあげるための人間関係。だからスパッと断れちゃう。そこがかっこいい。
3. 「そこにあっちゃいけねぇんだよ」
「こん中にある(アイデアは頭ん中にある)」と言う主人公・浅草みどりに対して放った一言。アウトプットしなくちゃ、無いのと同じなんですよね.....!
4. 「あんたは他人のために絵を描けるほど、器用な人間なんすか」
「やりたい事」と「評価」の板挟みになった時には、この言葉を思い出したいです。そもそも選択肢を疑う、という視点。
5. 「あのねぇ、あなたがダメだと思うから、この作品はダメなんですよ。他人なんて関係ない。」
主人公・浅草みどりに監督の自覚を芽生えさせるシーン。私たちも物づくりをする時にはきっと同じことが言えるのだと思います。良いとかダメとかを決めるのは、ほかならぬ自分なんですよね。自分の目を信じられるかどうか、という問題。
6. 「誰も知らねえ店に、客が来るわきゃないんだ」
金森氏が子どもの頃に手伝っていたお店は立地が悪く、宣伝もしていなかった為、閉店してしまいました。「まずは知ってもらうこと」って、過小評価されがちなのかもしれません!
7. 「我々にはジブリやディズニーのようなブランドもないので、ジャンルで宣伝しないと金になりませんよ。」
ブランドがないときは、ジャンルで勝負するんですね!このシーンを読んだとき、「自分のジャンルってなんだろう」と、しばらく宙を見つめました。
8. 「金を貰って責任を持つのと、金を貰わず責任も取らないのと、どっちが健全か言ってみろ。」
この言葉はガツンときました。「自分の好きなことなら、無償でもできちゃう、むしろ無償のほうが尊いのでは!?」という考えを打ち砕かれました。
9. 「求める人を救い上げ、取りこぼしを効率良く拾い上げるのが、我々の稼ぎ方になる。」
どんなことをすれば"求める人を救い上げ、取りこぼしを効率良く拾い上げ"られるのか、アイデア出さなくちゃな.....と思ったコマです。
10. 「ツイッターは!!遊びじゃねえんだよ!!」
そう!ツイッターは遊びじゃない!「にゃーん」とか呟いてる場合じゃない!呟くけれども!戦略的に使わなくちゃ.....。
2020年は『映像研には手を出すな!』イヤーになります
この作品自体も高いプロデュース力で運営されているので、余計に説得力があります。
1月からはアニメの放送、夏からは実写映画の上映も決まっているのです。
単行本は現在4巻まで発売されていて、
5巻の発売日は2020年1月30日(木)です。
ぜひ年末年始には、『映像研には手を出すな!』に手を出してみてください!
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