『DAYS』は、安田剛士先生が週刊少年マガジンで連載中の、高校サッカーを題材にしたマンガです。
現役Jリーガー(プロサッカー選手)が読んでいたり、2016年にはアニメ化もされたほどの人気作品です。
『DAYS』は、白熱した試合やチームメイトとの絆が見所。
しかし、それよりも見所なのが、キャラクターごとのサッカーに向き合う姿勢を見て、「前に進もう」と思えるシーンが多いことです。
あらすじ
サッカー経験ゼロ、運動音痴な主人公・柄本(つかもと)つくしが、孤独な天才サッカープレイヤー・風間陣(かざまじん)との出会いをきっかけに、物語が進みます。
2人は、西東京の名門・聖蹟(せいせき)高校サッカー部に入部し、超高校級プレイヤーのキャプテン、クールだけど怖い司令塔、唯我独尊なフォワードなど、個性豊かでクセの強いチームメイトと共に全国制覇を目指します。
柄本つくしが、不器用ながらも頑張っていく姿や、試合を通して成長していく様子に読むわたしたちも熱くなること必至です。
背中を押してくれるシーン
DAYSは、全員が主人公、と思えるほど各登場人物のストーリーが丁寧に描かれています。
それぞれが何を目指し、どんな思いでサッカーと向き合うのか、その姿を見て勇気がもらえるはずです。
今できることを、ただひたすらに(柄本つくし)
主人公・柄本つくしのすごいところは、今できることを全力で頑張ることです。
柄本は、サッカー経験ゼロな上、運動音痴。練習や試合でチームメイトの足を引っ張ってばかりで、入部当初はチームメイトから邪魔者扱いされていました。
何のスキルもない柄本ができること。それは、ドリブルやシュートなどのスキルがなくてもできる「走る」ことと「声を出す」こと。
誰よりも走って相手にプレッシャーをかけ、点を決められても率先して声を出し仲間を鼓舞し続けた結果、柄本は、ベンチメンバーに選ばれチームメイトから信頼されるようになります。
「今できることを全力でやる」
至極当たり前で、簡単なことのように思えますが、果たして自分は本当にできているだろうか。
柄本を見るとそんな風に思います。
努力は決して裏切らない(水樹寿人)
聖蹟(せいせき)高校サッカー部のキャプテン・水樹寿人(みずきひさひと)。
彼は、柄本と同じで、サッカー経験ゼロで名門聖蹟サッカー部に入部しました。
ボールの蹴り方も分からない素人で、チームの中で一番下手くそでした。毎日努力していてもチームメイトから嘲笑される扱いを受けるのですが、やがて水樹はチームのキャプテンになり、プロからスカウトされるほどの選手に成長します。
部活、勉強、仕事などで「このまま頑張るべきか…」と不安になったとき、水樹が柄本に見せたプレーを見るとテンションが上がります。
上記のコマは、困難な道を選ぶとき、周囲から雑音が聞こえたときに読み返したいシーンです。
途中で諦めるから、失敗する(生方千加子)
『DAYS』はプレイヤーだけでなく、マネージャーや監督のストーリーも描かれてます。
聖蹟(せいせき)高校のマネージャー・生方千加子(うぶかたちかこ)が、柄本に言ったこのセリフは、『DAYS』の名言です。
人が本気で挑戦して、努力して、成せないことなんてこの世には何一つない! 途中でやめるから、まるで失敗したように映るんだ
生方には、サッカーではありませんが、夢があり何年も努力したが途中で諦めてしまった過去があります。
夢を諦めて欲しくない。自分と同じ思いをして欲しくない。そんな生方から出たこのセリフは、今、何かを頑張って諦めそうな人の胸に響くと思います。
「少しの勇気」が欲しい人にオススメのマンガです
他にも個性豊かな登場人物が、サッカーとどのように向き合っていくか。魅力的なストーリーがたくさんあります。
レベルが高い環境に飛び込もうとしてる人、夢や目標に向かって頑張ってる人、努力してるけど心が折れそうな人。
そんな人たちが、『DAYS』を読むと、きっと「前に進もう」と思えるはずです。ぜひ読んで見てください!
道に迷った時に、背中を押す言葉が欲しい時に
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