おとなりに銀河

雨隠ギド / 著

『おとなりに銀河』3巻発売!契約解除からリスタートする2人の恋愛物語

幼い姉弟を養うために男手1つで奮闘するマンガ家の青年久我一郎(くがいちろう)と、アシスタント志望の五色しおりの恋愛模様を描いた作品『おとなりに銀河』。

雨隠ギド先生によりgood!アフタヌーンで連載中の本作の第3巻が2021年11月5日に発売されました!2人が仲睦まじく手を繋いで歩く姿が印象的です。

先生とアシスタント

始まりは、マンガ家アシスタントという関係性からスタートした2人。徹夜での原稿を仕上げ切った後、しおりから生えた棘に偶然触れてしまった一郎が一蓮托生の契り(婚姻契約)を結ばれてしまうところから2人の関係性はスタートします。

きっかけは偶然の産物でしたが、その後2人はお互いの想いに触れ、互いを理解しようとし合い、やがて交際することになります。

楽しい旅行にワクワク

最新3巻では五色さんがくじ引きで引き当てた温泉旅行でのシーンが描かれます。楽しい旅行を終え帰ってきた2人の前に現れたのは五色さんのお母さんでした。

実は由緒正しき流れ星の民の姫である五色さんを連れ戻すためにやってきた五色さんの両親。契約を解除し、即刻戻って来るように言われた五色さんでしたが、一郎の助けもあり最終的に2人の交際を見守ろうということで話は落ち着き、1年間の猶予を得ることに成功します。

その後、契約で結ばれたそれまでの関係を解消しようとする2人。縛られていたからこその関係だったのか、それともその感情は本物なのか。五色さんと一郎が作り物ではない本物の気持ちでお互いを愛し合うことができるのかが3巻の見どころです。

もっと、自分のことを好きになれる

本作品を読めば、もっと自分のことを好きになれるのではないか。筆者はそんな感覚を覚えます。

五色さんが紡ぐ言葉の1つ1つから、側にいる人を大切に想う気持ちがひしひしと伝わってくるのです。愛しく想う相手がこんなにも自分のことを大事にしてくれている、そんな言葉の交換を見ているといつの間にか心が暖かいもので満たされているハズです。

ここで五色さんの一郎への想いに溢れた台詞を少しだけご紹介させてください。

私は、私の好きな人に自分を蔑ろにしてほしくない…!

引用元:『おとなりに銀河』3巻18Pより

今日私の隣にいてくれてありがとう

引用元: 『おとなりに銀河』3巻70Pより

作中には、2人がお互いを思いやる台詞で溢れています。とにもかくにも愛おしい。もう、この作品は何もかもが愛おしいのです。

いつまでも応援したくなる五色さんと一郎の恋愛模様を応援する気持ちで読み進められます。2021年11月6日発売のgood!アフタヌーン12月号では『おとなりに銀河』が表紙で登場しています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

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おとなりに、愛する人がいる幸せ

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