ブルーピリオド

山口つばさ / 著

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『ブルーピリオド』2021年に待望のアニメ化決定!芸術スポ根マンガはどう描かれる!?

主人公・矢口八虎の美術大学受験や藝大入学後の青春と葛藤を鮮やかに描いた『ブルーピリオド』。昨年「マンガ大賞2020」にて対象を受賞し話題沸騰となった本作が、なんと2021年にアニメ化されることが決定致しました!

これに寄せて原作者の山口つばさ先生からもコメントの発表が。大勢のファンが待ち望んでいたアニメ化に、大きな期待を寄せる声があちこちから上がってきています。

『ブルーピリオド』ってどんなお話?

「月刊アフタヌーン」にて2017年から連載中の『ブルーピリオド』。この物語は主人公である男子高校生・矢口八虎の美術大学受験や藝大入学後の青春が描かれた群像劇です。

ブルーピリオド

頭も良く人付き合いも要領よくこなせる少年、矢口八虎。彼にとって、これまで自分の人生とは『正解を拾い集める』だけのものに過ぎませんでした。これからも正しい選択肢を拾い集めて行けば、自分の人生はイージーモードで生きていける。けれどそんな人生にふと虚しさを覚えた時に、彼が出会ったのは美術の世界でした。

ブルーピリオド

これまで自分が経験したことのない、正解が正解ではない、一定の決められた正しい答えがない世界。少しずつそんな美術の世界に魅了されていった八虎は、ついには藝大を受験し美術の世界へとその身を投じる覚悟を決めるのです。

ブルーピリオド

明快な答えのない美術の世界は、時に八虎を出口のないトンネルへと何度も何度も放り込みました。しかしその中でも葛藤しもがきながら、彼は自身の道を誰でもない己自身の意志で掴み取っていきます。そんな八虎の姿に大勢の人々が心を揺さぶられる、まさに芸術スポ根と呼ぶに相応しい作品となっています。

詳細情報に高まる期待!

今回発表となった情報は、2021年内のテレビアニメ化という大枠情報のみ。またこれにあわせてアニメの公式Twitter公式サイトが開設されたことも明らかとなっています。誰よりもいち早く情報をチェックしたい!という方は、ぜひこれらの公式アカウントをフォローしておきましょう!

また今回のアニメ化発表を受け、ネットでは放送開始日時や放送局など、様々な憶測情報がファンの間では飛び交っている様子。中でも多くの人々が注目している情報はキャラクターの声優さん、そして何より制作会社さんのようですね。

『化物語』シリーズを手掛ける「シャフト」や、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の神作画も絶賛されている「京アニ」。最近話題の『Fate』シリーズや『鬼滅の刃』で一躍有名となった「ufotable」、現在放送中の『進撃の巨人』『呪術廻戦』や『チェンソーマン』の制作も決定した「MAPPA」などは、皆さんも聞いた事のある会社さんなのではないでしょうか。

原作の独特の雰囲気や空気感を120%の魅力で引き出すアニメには、やはり制作会社さんの尽力が欠かせません。特に美術を題材として扱う今作において、映像美は欠かせない重要なポイント。それ故にどの会社が本作を手掛けるのか、熱い予想がネットでは繰り広げられているようです。

原作者・山口つばさ先生からのコメントも到着!

さらに今回のアニメ化に際して、原作者の山口先生は以下のようなコメントを発表しています。

アニメ化は漫画家としての目標の1つだったのでうれしいです。 監督さんやスタッフさんなど本当にたくさんのプロの方が関わって「ブルーピリオド」を再解釈、再構築してアニメ作品になるということは、作品が自分の手を離れると言うのとはまた違う「ブルーピリオド」と言う作品をみんなで共有させてもらっているような不思議な感覚があります。 あと単純に美大受験を経験した身としては美大受験がアニメになると言うのはなんかこうこそばゆいですね。 私はワクワクしながらこのアニメ制作の末端に関わらせていただいていますので、皆さんも私と同じように八虎たちがどんな風に動いてどんな風にしゃべるのか一緒にワクワクして待っていただけたら嬉しいです。

美麗な映像で躍動する八虎たちの活躍をお楽しみに!

ブルーピリオド

2021年の始まりから、嬉しい一報を私たちに届けてくれた『ブルーピリオド』。原作本編の展開ともあわせて、アニメ情報もぜひ逐一チェックして下さいね!

OGPはブルーピリオド・アニメ公式サイトトップページメインビジュアルより引用させていただきました。

©山口つばさ・講談社/ブルーピリオド製作委員会