コミックスの累計発行部数が600万部を突破し、アルでのコマ投稿数もTOP3に入る大人気マンガ『五等分の花嫁』。キュートな五つ子と、家庭教師となったクラスメイト風太郎との恋愛コメディマンガです。
「推し」をプレゼンする大会をやろう!
先日『五等分の花嫁』が大好きだ!というアルのファンに集まっていただき、事前に1人1キャラ担当を決めて、推しプレゼンをしてもらう座談会を行いました。
「これは争いではない」「勝ち負けはない」と平和を強調して募集し、集まっていただいたみなさん。
このプレゼンは、誰が一番いいかを決めるのではなく、「他にも好きになるとしたら誰か」「心変わりするなら誰か」を判断するのが目的です。平和です。だって、みんなそれぞれかわいいじゃないですか
さぁアツい布教が今、始まります!それではプレゼンスタート!
大人っぽいけど目が離せない、一花 byあるちさん
もともと僕は四葉派だったんですけど...今回一花のプレゼンを担当することになり、一花推しに転身しました!よろしくお願いします!
「姉である」ことの魅力
一花の魅力はやっぱり「姉」であること。妹の4人にも、風太郎にも姉として接しているのは一花だけなんですよね。
姉として5人を支えていこう、という責任感が強いところが応援したくなります。
風太郎への愛が「姉」を崩壊させる!?
でもちょっと見て下さい。風太郎に告白しようとする三玖を止めるために嘘つきを演じるこの場面。
風太郎を手に入れるためにここまで「あくどい」ことをするのって、一花だけなんですよね。
姉としての責任感も、風太郎を手に入れるためなら放棄してしまうその危うさ。大人というよりもむしろわがままな子供のような印象を持ちました。
実は誰よりも脆いのが一花なんじゃないかな...。心配...。
内面の成長、そして変化
ただそんな一花も、風太郎や姉妹との関わりを通して少しずつ変化が現れます。それは、今までは自分が好きな人を手に入れるために嘘をついていたのが、姉妹のために嘘をつくようになったということ。
これがもどかしい...。それだったら他人を蹴落とすために嘘をつく一花のままでもよかったんじゃないか...なんて思ってしまいました。
作品が終わった後も、一花が人としてどう成長していくのかをずっと見ていきたい。そんな目が離せないヒロインが一花です!
姉妹の中で一番の「今っぽさ」!社会性バツグンの二乃 byくまみ
『実は一番の「今っぽ」女子高生二乃の魅力!』というタイトルで次女・二乃の魅力を語っていきたいと思います!
みんなの二乃のイメージ
まず一般的に言われている二乃のイメージ。「ツンデレ」や「負けず嫌い」ですね。
あとはお料理が上手だったり。
姉妹を大切に思っているのもステキですよね。
二乃は5人の中で一番社会性が高い!?
でも、実は二乃って一番「社会性」の高い女子高生なんじゃないかと思うんです。
自分が求められている役割を理解して、やりきっている。これってすごく現代的だなあと思います。それからこんな特徴があります。
敵だと認識した人へのハッキリした物言い
絆を大切にする
協調性が高い
ツンデレというキャラクターは昔からあるけど、二乃はツンデレと社会性をあわせ持つ令和の女子高生っぽい!(笑)
さらに、二乃は謝るべき場面では素直にちゃんと謝る。そして姉妹がピンチの時にはさりげなくアシストする。更に物事を前に進める力がある。
読み返してもらえば分かるんですけど、そういうシーンがすごく多いんですよ。
自分をさらけ出したときの二乃のかわいさ
そんな社会性抜群の二乃だからこそ...自分が生きたいように生きている時の可愛さがヤバイ!
金太郎(風太郎の変装)をキャンプファイヤーに誘うシーン最高!
いつもは上から睨みをきかせるカットが多いんですが、この下から見上げるアングル、いいですね。
風太郎!二乃を開放してくれ!
自分に何が求められているかが分かるし、それに自然と順応できちゃうからこそ、少し抑制されている部分もあるのかなと思います。
でも、それを解放してくれる存在が風太郎ですよね!
現代的な女の子で、協調性と絆を大切にするけど、それじゃあ生きにくいから風太郎頼むわよっ!と思っています。
最後に、ありのままの二乃の可愛らしさが現れているコマを紹介!
ぜひ皆さんには二乃がメインじゃないシーンで二乃がどう動いているかを気にしながら読み直してほしいです。
どれだけ周囲のために動いている子なのかが、きっと分かるはずですっ!
殻を破って成長し続ける姿が胸を打つ 三玖 byしょーたさん
僕は最初一花推しだったんですが、今回のイベントをきっかけに三玖の魅力を皆さんに伝えたいという思いが爆発しました!よろしくお願いします!
五つ子イチの表情の豊かさ
三玖の魅力は、まずなんといっても表情の豊かさ!1巻の時点で多彩な表情を見せてくれてます...ずるいですよね(笑)
そりゃみんなが三玖を好きになるわけです。
戦国武将もびっくりの軍師
三玖を推す理由はもう一つ。相手に気づかれないところで頑張る所。
このシーンでは「風太郎に会えるかもしれないから来たわけじゃないよ」って口に出しちゃってますけど!
風林火山でいうと、「徐(しず)かなること林の如く」でしょうか(笑)
たゆまぬ努力と着実に成長していく姿
風太郎のチョコレートの好みを知るために努力するところもキュンとしますよね。
そして、三玖が二乃に頭を下げて、料理の教えを請うシーン。
犬猿の中だったのに、風太郎に美味しいチョコを渡すために素直に頭を下げる三玖。彼女の人としての成長がうかがえて素敵です。
そんな三玖の頑張りを風太郎が認めてくれたこのシーンもグッとくる。
ここは読者みんなの気持ちを風太郎が代弁してくれたなと思います。ありがとう!
三玖を見ていればひしひしと伝わってくるように、成功は失敗の先にあるんですよ!
もう好きを通り越して、三玖のような人になりたいと思えます!!以上です!
圧倒的な癒やし&応援したくなる女の子No.1 四葉 byえんどうさん
四葉が愛される理由は、みんなが疲れているから!?
まず初めに、なんで四葉がこんなに人気なんだろう?と考えたんですが...今、たくさんの人が疲れていますよね。
だから、癒し効果のある四葉を求めているんじゃないかと仮説を立てました。四葉を愛でたらすべてが解決するのかなと。
四葉って嘘がつくのが苦手ですごく純粋な女の子。
僕たちは正直な人を見るとやっぱり安心しますし、そういった心の癒やしを求めてる人が多いのではと感じました。
人のために動く人を応援したくなる!
それから四葉は自分のことは二の次で、人のために動くことが多いですよね。
たくさんGiveする人のことは、まわりも応援したくなります。
人を全力で応援できる人が、一番応援される時代の中で、まさに四葉はそういうキャラクターだなと思います。
そんな四葉が「自分史上一番頑張った」と言っていたテストで報われた時は、本当に嬉しくなりました...。
そして、四葉の本質は、彼女の過去を知ることでより深く知ることが出来ます。
四葉の四つの心の変化に気づいて!
過去の葛藤と姉妹の救いがあったからからこそ、今の四葉がある。四葉の心情は、戸惑い、焦り、拒絶、救いを経て今に至っています。
まず、5人の中で最初に自我を持ったのが四葉。「なんで5人はいつも一緒にいなきゃいけないんだろう?」と戸惑いを覚えます。
その後、京都での一件もあり今ではトレードマークのリボンをつけてみたり、「周りの4人と私は違うんだ」という焦りが少しずつ大きくなっていき...、
つい姉妹の親切心も拒否するようになってしまいます。今まで見てきた四葉とはかなりギャップを感じますね...。
その後、四葉は見下してたはずの4人に救われることとなり、今の四葉へと変わっていったんですね。
4人に救われた過去があり、それぞれの気持ちを知っているからこそ、今は自分の気持ちを押し殺している。
葛藤の先の抑制
風太郎に好きな人ができたら全力でお手伝いしますよ!と言った後に、このありえませんの表情の対比。
ここまで自分を押し殺さなくても...と思うし、僕が過去を知ってしまったからこそ、更に応援したくなってしまいます。
四葉には見るだけで頑張れる、特大な癒やし効果があると心から確信しています!
真面目で努力家、今後が気になる五月 byえーきさん
真面目で食いしん坊なところがかわいい!
癖のあるロングヘアと星柄のヘアピンがトレードマークの五月。
まずかわいいのが真面目で勉強熱心なところ。ただ要領が悪いんですよね...。なかなか上手くいかず、風太郎と衝突することもあります。
このシーンでは、完全に風太郎の言い方が悪いですが(笑)
2つ目は、食いしん坊なところ。
姉妹は5人の体重の合計が250kgという設定だけど、彼女だけ摂取カロリーが明らかに多い(笑)でも、女の子らしく体重はちゃんと気にしてる所がイイですね!
風太郎との特別な関係性
そんな五月ですが、他の姉妹とは少し違う立ち位置にいます。それは、五月だけが風太郎の家に何度も出入りしていること。
風太郎の妹の「らいは」と個別に連絡して会ったり、カレーをごちそうになったり。二乃と喧嘩して家出をした際には、なんと風太郎の家に泊まりました。彼女かよ!(笑)
つまり風太郎の事情を一番把握しているのが五月です。事情が分かっているからこそ、外から見てアタフタする五月も可愛い!
風太郎のこと....好き?
今のところ、姉妹の中で唯一風太郎にハッキリとした好意を抱いていないのが五月ですが、少しずつ目に見える変化が現れてきます。
3巻で風太郎の手を握れるか?というシーンがあるのですが、ここでは「やっぱ無理ぃ・・・」とどよーんとしてますね。
だけど11巻では「ドキン」と反応しながら、実際に手を握ってウォータースライダーを滑っています。
これから五月の気持ちがどういう方向に動いていくのか...注目ですね!
「推し増し」「推し変」はあったのか!?
さて5人のプレゼンは終了!感想戦と「推し増し」、「推し変」があったかどうかを言い合います。
自らの推しは変わるのか、それとも増えるのか。はたまた変わらないのか...!?
参加者たちの心境の変化を発表してもらいましょう!
あるちさん(一花推し)
「本当にみなさんの熱量がすごくて、あと5回は読み返さないといけないと思っています(笑)そして、推し変ですが...しません!」
「ただ、推し増しで四葉を選びます!一花と四葉は、一歩引いた立場で物事を見てるという点で共通点があるなと感じました。
そしてポジティブな部分だけじゃなく、自らのネガティブな一面もさらけ出してくれている2人でもあります。
そんな2人をこれからは応援し続けていこうと思います!」
くまみさん(二乃推し)
「皆さんのプレゼンを聴いて、新しい発見が沢山ありました!ありがとうございました!私は今までは二乃を推していましたが...推し変します!...一花です。
今日のプレゼンを聞くまでは、実は一花には全く興味がなかったんですが...彼女は今のままじゃ報われないんじゃないかなと感じました。だから、これから応援していきます!」
しょーたさん(三玖推し)
「今まで生きてきた中で、こんなに人のプレゼンをちゃんと見たのは初めてです(笑)」
「さてやっぱり僕は、どうしても三玖です。ただ、推し増しとして...一花かなと。一花はもともと好きだったんですが、修学旅行変で闇落ちしちゃった時に少し嫌いになってしまって...。
でも今回のプレゼンを聞いて、それも含めて好きでいたいなと思えました!2人とも応援していきます!」
えんどうさん(四葉推し)
「僕は四葉から変わらないんですが...推し増しとして、五月を選びます。」
「理由は、この先の展開が読めない2人だからです。
一花、二乃、三玖の3人はなんとなくキャラクター性が出きった気がするんですね。ただこの2人は、まだこの先どうなるかが予測しにくい。だからこそ、応援していきたいと思います!」
えーきさん(五月の推し)
「うーん。もう、全員推させて下さい!(笑)」
「こればっかりはもう仕方ないです。その子のメインの回を読むごとに推しが変わってしまうくらいなので...。
本当に5人とも魅力的なキャラクターですし、これからは全員を応援していきます!」
キャラクターにフォーカスして読み返してみよう
読者のみなさんは、プレゼンを見て変化はありましたか?
それぞれのキャラクターがもつ「危うさ」や「かわいらしさ」、「成長ぶり」に改めてフォーカスしながら読み直すと、まだ気がついていない『五等分の花嫁』の魅力を発見できるかもしれません。
そして、もし「私だけが気づいた魅力!」があれば、「このマンガの好きなところ」や「コマ投稿」で教えて下さい。
座談会の最後は記念撮影!みなさんありがとうございました!
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