マンガの人気ジャンルの一つである「タイムスリップ」。今回紹介する『武士スタント逢坂くん！』の主人公・逢坂もそうして現代にやってきます。
幕末から現代にタイムスリップした侍を描いた『サムライ先生』、古代ローマ帝国の浴場技師が現代日本の風呂場にタイムスリップする『テルマエ・ロマエ』等、昔の人物が現代日本にタイムスリップするマンガは少なくありません。現代の日本に来た彼らは皆、見聞きしたものに衝撃を受けてきました。
『武士スタント逢坂くん！』の主人公が衝撃を受けたもの、それは「マンガ」でした！
あらすじ
江戸時代、武家の家に生まれた逢坂総司郎（あいさかそうじろう）は幼少期に家に飾られていた龍が巫女を襲う一枚の絵画を見て、その絵の巫女に恋心を抱き、いつかその巫女を龍から救う絵を描きたいと願っていながらも、武士兼春画師として「春画禁止令」が蔓延る江戸でお上の目を盗みながら高値で春画を売る日々を送っていた。
しかし春画を売買を密告され打ち首で処刑されんとする所、何故か突然現代日本のマンガ家・宮下（みやした）の家にタイムスリップ！
「春画」は一枚絵で物語を表現するのに対し、「マンガ」はコマを多様して物語を表現すると知った逢坂は
マンガならばあの龍を倒し巫女を救うまでの物語を描けるかもしれない！
と宮下に弟子入り志願し、アシスタントとしての生活が始まったのであった。
エロくてアツいギャグが満載！
あらすじだけを見ると感動するマンガに捉えられるかもしれませんが、中身は基本的にギャグです！
逢坂においては宮下を担当する女性編集者の前で本人をモデルにしたスケベ絵を情熱を込めて描いて盛り上がってしまったり、コンビニでエロ本が手軽に手に入ると聞きワクワクして行ったものの規制が理由で今は手に入らないという事実を知ってショックを受けたりと令和時代の人と変わらない健全なスケベっぷりを見せつけます。
そんな彼の姿を見ていると人がエロに関心があるのは今も昔もきっと変わらないんだな…という安心感と親近感が芽生えます。
逢坂がマンガの技術を学びどう自分の作品に生かすのか、そして無事に江戸に戻れるのか、是非彼の奮闘記に刮目してください！
👇第一話の試し読みが出来ます！
春画、興味ありますよね…！
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