昨年「週刊少年マガジン」に読み切りが掲載された際、大きな反響を呼び史上最速で連載が決定した話題作『甘神さんちの縁結び』。
なんと、先日待望の単行本第1巻が発売されました!
アニメ化が決定している『カノジョも彼女』や『それでも歩は寄せてくる』など強力なラブコメディ作品が揃う「週刊少年マガジン」の中でも、新しく和風ラブコメディという新しいジャンルを確立した本作。今回は、そんな『甘神さんちの縁結び』のあらすじや魅力について迫ります。
居候先で待ち受けるは美しき巫女三姉妹
主人公は京大医学部を目指す高校生・上終瓜生(かみはてうりゅう)。児童養護施設で育った瓜生は甘神神社の宮司に引き取られ居候することになります。
そこで、瓜生を待ち受けていたのは美しき巫女三姉妹でした。
あざと可愛い末っ子の朝姫(あさひ)、ツンデレだけどしっかり者の次女・夕奈(ゆな)、そしてマイペースでおっとりした長女の夜重(やえ)。出会って早々に、三姉妹の手のひらで転がされる瓜生ですが、三姉妹の祖父であり宮司から衝撃的な事実を告げられます。それは瓜生が「婿養子として神社を継ぐ」ことを条件に引き取られたということ。
本作では、そんな瓜生と巫女三姉妹が一つ屋根の下で紡ぐ恋と奇跡の物語を描きます。
神様の奇跡?それともいたずら?神秘的な和風ラブコメディ
物語の舞台は、多くの寺社仏閣が集まる街「京都」。まさに日本古来の文化を存分に感じられる場所が舞台になった本作は、数あるラブコメディの中でも「和風」という新しいジャンルを確立しています。
そして、本作は甘神神社という神聖な場所で物語が動き出すのですが、作中ではそんな神聖な場所ならではの神秘的雰囲気、そして畏怖を感じるシーンがたくさん登場します。
境内にぼうっと明かりが灯っているかのような夜の参拝シーン。さらに見開きで描かれる流星群と桜吹雪が降り注ぐ京都の街並み。それらのシーンは、ラブコメディという枠を超えてファンタジーものを思わせるような美しさがあります。
幼少期の出来事がきっかけで神様を一切信じない瓜生ですが、第1巻には神様の奇跡なのか、はたまたいたずらなのか...偶然では片付けられないようなエピソードで溢れています。
ラブコメディの見どころでもある三姉妹の「可愛さ」はもちろんですが、作中に登場する神秘的なシーンや不思議なエピソードの数々にもぜひ注目してください。
早くも重版決定!
単行本第1巻の発売から1週間も経たずに重版がかかり、大反響を呼んでいる『甘神さんちの縁結び』。
#甘神さんちの縁結び
つい先日発売したばかりの単行本第一巻
なんと重版がかかりました!
ご購入いただいた皆様
本当にありがとうございます!
これからもこの漫画をより一層
面白く描けるように精進して参ります!
今後とも宜しくお願いします!🙇♂️ pic.twitter.com/I6R48bZ8G1— 内藤マーシー⛩甘神さんちの縁結び/第一巻7月16日発売 (@marcey_naito) July 19, 2021