虚構推理
片瀬茶柴/著 城平京/原著
コマ投稿OK
834人がフォロー
虚構推理のコマ投稿一覧
虚構推理
「ご存知でしたか」「ええ 事故のことははっきりと覚えています だって私…彼女が死ぬ瞬間を見たんです!」
虚構推理
「別に私は罪を負っても構いませんし この町にる条こどんな被害が出ても構いはしません」(可愛い顔で非情な態度だ)「ただし善太さんの行いはこの地の秩序を乱すものです 空の向こうから来たものの力を借りて願いをかなえようとしているんですから」(いや このおひいさまは)
虚構推理
あいつは幸せになるべき人間だから
虚構推理
「就職先もお世話できます」「いや打算的に恋愛したくないし」「何を生娘みたいなことを」
虚構推理
発見された女の子は左足を切断され 右眼をくり抜かれていたと
虚構推理
姉か?親戚か?
虚構推理
今日はひとり...?
虚構推理
二年前から片思い この時を待っていました
虚構推理
時間ですね
虚構推理
......... そうだね君の言葉を借りるなら
虚構推理
虚構推理
うん?
ネタバレ
(タップして見る)
虚構推理
ほらそうです 時代劇とかで よくあるでしょう 「峰打ち」というやつです 銃弾の峰ってどこだ!
虚構推理
ま ま ま まってよ 姉の初美の証言も おそらく警察の見解通り―・・・ そんな真相の知り方ありなの? がばっ 推理も仮説もないじゃないっ! 推理も何も 無関係の第三者の目撃証言で 事実がはっきりするのが一番じゃないですか
虚構推理
二人は お嬢様をなんだと思っているのだろう
虚構推理
それも現代に生きる人間の妄想と願望が作り上げた 想像力の"想像力の怪物"です
虚構推理
いい眺めですね
虚構推理
それから約二年と半年後
虚構推理
「婚前旅行っ!なんとふしだらな‼︎」「きみはいつの時代の人だい」
虚構推理
では この私と先輩の仲むつまじい写真を見るがいい!
虚構推理
おひいさま ばんざい
虚構推理
この議場は特殊です ここには最初から真実はありません あるのは虚構だけ
虚構推理
ぬぅぅ
虚構推理
ありがとう
虚構推理
私と結婚を前提に付き合いませんか
虚構推理
確かにまずいですね
虚構推理
一石二鳥です
虚構推理
最初違う話をしてたそうじゃないか
虚構推理
けれど 嫌でも思い出してしまう
虚構推理
どふっ
虚構推理
あああああああっ
虚構推理
お前達は何ものでも喰い 何ものとでもまじわる お前のような化け物を生み出すとは!
虚構推理
ズズ…
虚構推理
「私は十一歳の時そういうもの達に二週間ばかりさらわれていたことがあるんです」「そのもの達は深い山の奥でさらった私に願いました」「「どうかわれらの知恵の神になってくださいまし」と」「知恵の神?」
虚構推理
「九郎先輩は人以外のものの目には人間と人魚とくだんが混ざり合った それはそれは醜くて禍々しいうにゃうにゃとしたものに映るそうですから」「化け物の規格からしても化け物だそうです」「お魚臭くて 獣臭いありえない混合物だって怯えているものもいましたよ」
虚構推理
「大人になったら恋人と秘宝館に行って 熱いお茶をいれると描いてある安性の着物が消えて裸になる湯善みを揃いで買うのが夢だったんです!」「その夢具体的過ぎて怖いよ」
虚構推理
ならば予言の力を持つ者が死身の肉体を持っていればよいのだ それなら予言するとともに死んでもまた生き逃るではないか
虚構推理
うん 覚えておく
虚構推理
ぼんやりしてるから もう
虚構推理
どうもお久しぶりです
虚構推理
ははっ
虚構推理
よく覚えていません はい
虚構推理
虚構推理
別れずに済むならそうしていたでしょう でも別れずにはいられませんでした
虚構推理
ああ いえ 見殺しにまではしませんが
虚構推理
九郎くんすごい見てる!
虚構推理
「本当にこの娘が今の彼女なのね」「…ええ 本当に今の彼女なんです」「九郎先輩なぜ心底嫌そうに言う」「心底嫌だからだよ」
虚構推理
岩永琴子といいます 桜川九郎先輩の現在の彼女です
虚構推理
世に真怪はあれど虚怪もまた多くあり 虚構は虚構に戻れ 嘘から生まれた怪物は嘘によって滅びる
虚構推理
僕は十一歳の時 妖怪変化を二種類ばかりたらふく食べたんだ
虚構推理
虚構の中に虚構は生まれ 真実に裏返り
虚構推理
「ハーレクイン小説を読み尽くすという野望のためにはまだ成仏できません0」「その風貌で予想外の単語が出ましたね」
虚構推理
のっぴきならない...
虚構推理
うん今度は忘れない
虚構推理
主語をはっきりさせてください
虚構推理
?
虚構推理
じゃあ寿司はどうだ
虚構推理
虚構推理
まあ あのお二人(フタリ)が今(イマ)も付(ツ)き合(ア)っておられるのは何(ナニ)よりです ごっく ぐびー