進撃の巨人

諫山創 / 著

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『進撃の巨人』エレンたちの銅像が大分県日田市に完成!原作愛溢れるその姿が話題に

いよいよクライマックス間近とも噂されている諫山創先生による『進撃の巨人』。10年を超える連載の中で、常にその怒涛の展開で多くの人を夢中にさせている作品です。そんな『進撃の巨人』の主人公たちであるエレン、ミカサ、アルミンを模した銅像が、諫山先生の故郷である大分県日田市に今回作られました。

この日田市に作られた3人の銅像について、実は今「原作へのリスペクトがすごい」とファンの間で秘かに話題になっているんだとか。

ファンの間で話題となった理由は…銅像の建てられた場所!?

今回この銅像が作られたのは、先述の通り諫山先生の出身地である大分県日田市。先生の出身地である日田の町に連載10周年を記念して銅像を建て、多くの『進撃の巨人』ファンが訪れる町にしたい、という思いからこのプロジェクトは始まっていたんだそう。

クラウドファンディングで集められた資金によって、無事主人公たち3人の姿をした銅像が完成。2020年11月9日にその除幕式が行われたのですが、話題となったポイントはその銅像が建てられた場所にありました。

エレンたちの銅像が建てられた場所とは、日田市にある大山ダム。市の中心地となる駅から車で約20分ほど行った山中にある場所です。なぜそんな町中から少し離れた場所にこの銅像が建ったのか?その理由は、ずばり実際の画像を見て頂ければ一目瞭然でしょう。

なんとこの銅像、ダムの景観を上手く利用して作中で実際にエレン達が巨人と始めて対峙したシーンを描くように建てられているのです。その様はまるで本当に彼らの目線の先、高さ90メートルのダムの壁面の向こうから巨人が出てくるかのような光景となっていますね。

原作への理解とリスペクトが垣間見えるこの銅像の設置に、「ただの町おこしに収まらない素晴らしいアイデアとプロジェクト」「原作ファンが一番嬉しいやつ」とファンからの賞賛の声も上がっているそうです。

諫山先生の熱い思いを受け、日田市は今『進撃の巨人』の町に!

現在日田市は諫山先生の「自分が『進撃の巨人』を作るに至ったこの町に恩返しをしたい」という思いのもと、街の総力を挙げて「進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~」という町おこしプロジェクトを行っています。現在この企画で行われているイベントの1つが、先述の大山ダムに建てられた銅像だったというわけですね。

これ以外にも、現在プロジェクトオリジナルの『進撃の巨人』のスマホゲームアプリが絶賛配信中。さらにエレンたちの銅像に次いで、今後リヴァイのオリジナル銅像を日田駅の前に建てるプロジェクトも進んでいるんだとか。

また同じ九州・福岡では、2020年11月28日(土)~12月27日(日)「進撃の巨人展FINAL」の開催も発表されていますよ。

2014年から2015年にかけて、全国で45万人以上を動員したこちらの展覧会。諫山先生の新規原画など、当時からよりさらにスケールアップした展示内容で『進撃の巨人』の世界観が楽しめるものとなっているそう。『進撃の巨人』ファンとしてはぜひチェックしたいイベントとなっていますね。

原作もアニメもプロジェクトもまだまだ目が離せない!

原作の盛り上がりもいよいよ最高潮、さらに2020年12月からはアニメ4期も始まって、まだまだ『進撃の巨人』熱は下がりそうにありません。

そんなこのタイミングにぴったりのこのニュース。これからの寒い時期に九州の名湯で暖を取りつつ、『進撃の巨人』という作品に、そしてこのマンガを生み出した諫山創先生の人となりに。ぜひ聖地・大分県日田市を訪れて、思いを馳せて頂ければと思います。