青春の青、空の青、ユニフォームの青、赤の向こうにある青。若さを象徴する青にまつわる名作たち

「青」、それは青春の色。甘酸っぱくも爽やかなそんな青春の象徴である「青」がタイトルにつくマンガが最近増えています。

今回は今注目したい、「青」の付くマンガを紹介します!(アオやブルー、BLUEも青として紹介しておりますが大目に見ていただけると幸いです)

『青のフラッグ』

人生の岐路に立った高校3年生が繰り広げる青春純愛物語です。一ノ瀬太一は引っ込み思案な空勢二葉から恋愛相談を打ち明けられ、協力することになります。その相手はリア充な幼馴染みの三田桃真でした。この相談をきっかけに3人の感情が交錯し、関係性が複雑になっていきます。エモさ全開の等身大のラブストーリーに心揺さぶられます。

けんすう👀🚀

ここぐっと来ます。 #エモい

青のフラッグ

最初から最後まで青春が止まらないので、言うまでもなく青春の「です。

『ブルーロック』

突如集められた300人のサッカー少年達が世界一のストライカーを目指す物語。デスゲームのような試練の数々がストライカー達を篩に掛けます。強烈個性のストライカー達が我々読者を湧きあがらせてくれます。

ハパ

エゴイストであれ (あとポーズちょっとマネしたい)

ブルーロック

物語の舞台はブルーロック(青い監獄)青臭い未熟な少年達を世界一に育てるための監獄であることからこの名前が付けられたのかもしれません。

『アオアシ』

Jリーグの育成組織であるユースチームを舞台にしたサッカー物語です。愛媛でサッカーをする青井葦人は「東京シティ・エスペリオンFC」というユースチーム監督の福田達也に声をかけられ、プロサッカー選手を目指します。現実のサッカー選手や最先端の戦術を交えており、本格的なサッカーの魅力が詰まっています。

hayate

人間の原点

アオアシ

言わずもがな主人公の名前の青井葦人(あおいあしと)を略すと「アオアシ」になります。思考力(インテリジェンス)に重きを置いており、「人間は考える葦である」という言葉や主人公の成長が名前にも表れているように感じます。 まだ青く力強く伸びる葦、という意味も捨てがたいですね。

BE BLUES!~青になれ~』

主人公の一条龍は「埼玉の伝説」と称され、見る人を魅了するプレーで将来を期待されていました。しかし、不運な事故により選手生命に関わるケガを負ってしまいます。どん底から這い上がりサッカー日本代表という大きな夢を目指す姿に胸が打たれます。

「青」にはストイック謙虚などの意味があるそうです。またサッカー日本代表のユニフォームの色は青。「代表になれ!」というメッセージが込められているのは間違いなさそうです。

『青のオーケストラ』

ヴァイオリンを弾くことを辞めてしまった元・天才少年の主人公である青野一は一人の少女との出会いをきっかけにオーケストラ部へ入り、仲間と「音」を作り上げていく青春物語です。

主人公の青野という名前と青春が掛け合わさった粋なタイトルですね。

『BLUE GIANT』

主人公の宮本大は河原で一人サックスの練習をし続けます。高校卒業と同時に上京し、仲間たちと切磋琢磨しながら、世界一のサックス奏者を目指しひたむきに努力します。大迫力の演奏シーンでは、主人公の熱量がありありと伝わってきます。

若い頃、仲間うちで、世界一輝くジャズ・プレイヤーを「ブルージャイアント」と呼んでました

青色巨星というあまりに高温なため赤を通り越し、青く光る巨星を「ブルージャイアント」と称し、世界一輝くジャズ・プレイヤーのことをそう呼ぶと紹介されています。

『青に、ふれる。』

大きなコンプレックスを抱えた二人の物語です。高校二年生の主人公である青山瑠璃子は生まれつき顔に「太田母斑(おおたぼはん)」という青いアザがあります。新たな担任となった神田は「相貌失認(そうぼうしつにん)」という人の顔を判別できない病気を抱えています。この二人の関係性の変化、コンプレックスとの向き合い方、先の展開が気になるお話です。

文字通りの青いアザをタイトルにも使っていると考えられますが、「」には自分がどう見られているか気になるという意味もあるらしく、コンプレックスを抱えた二人に通ずる意味が込められてそうです。

『アオハライド』

高校1年生の主人公である吉岡双葉は中学時代から忘れられない初恋がありました。そんな初恋の相手である馬渕洸と高校での再会を果たし、忘れられない初恋が動き始めます。映画化もされ、話題にもなった咲坂伊緒先生の作品です。

「アオハル(青春)+ライド(ride)」=「青春に一生懸命乗っていく」という意味が込められおり、作者による造語がタイトルになっています。

『青の花 器の森』

器を通じた異文化交流ラブストーリーです。波佐見焼きの窯で絵付けの仕事をしている青子とフィンランドで作陶活動をしていた龍生は相反する活動と真逆の性格のせいで時にぶつかり合うも、徐々に認め合いながら互いに刺激し合います。そんな徐々に距離が縮まっていく二人に大人の恋の予感を匂わせます。

タイトルからは主人公の青子という名前と、物語に登場する印象的な一輪挿し(器)がイメージされます。

『ブルーピリオド』

毎日ノルマをクリアするようにテストで上位を取り、人間関係を円滑に運び、どこか空虚な焦燥感を生きる主人公の矢口八虎が一枚の絵に心奪われ、日本一受験倍率が高い東京藝術大学絵画科目を目指す物語です。

香坂兼人

世界を切り取った様な表現

ブルーピリオド

本作のタイトルはパブロ・ピカソの「青の時代」にちなんでいるらしく、この絵にはピカソの青春時代が詰まっており、純粋さ、静けさ、あるいは憂鬱など、さまざまなイメージを喚起する「」が巧みに用いられています。

hayate

これぞ芸術

ブルーピリオド

また、作中の印象的なこのシーンからも「」を感じますね。

ブルーな気持ちも青春マンガで吹き飛ばそう!

タイトルの意味を考察して物語に触れるとまた違った見え方がして面白いですね。夢に向かう主人公たちと共にあの頃の青春を味わいましょう!

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