WEBTOONが生み出した「縦読み」表現、そしてマンガのグローバル展開が拡大し、今大きな歴史的曲面を迎えている日本のマンガ市場。
アルでは、そんなWEBTOONとグローバル展開の全容を明らかにすべく「LINEマンガ」と共同でオンラインイベントを開催、これからWEBTOONへの参入を検討している方の疑問をより深掘りしました。
その中で「まずはWEBTOONを実際に読んでみて、どういうものなのかを知った上で、自分の描きたいものとWEBTOONの表現が合うのかを考える」という点がポイントとしてあがりました。
そこで、今回はまずWEBTOOONを知るというフェーズのあなたに向けて、絶対今読むべき話題のWEBTOONを2回に渡ってお届けします。本記事は、WEBTOONの本場である「韓国」発の話題作をご紹介します!
日本編はこちら!
【LINEマンガ × アル】絶対今読むべき縦読みマンガ!話題のWEBTOON作品まとめ〜日本発編〜
目次
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『喧嘩独学』
スクールカースト最底辺の主人公・志村光太はひょんなことから動画配信サービス・ニューチューブで動画を配信することに。喧嘩をテーマに動画を撮ることにした光太ですが、ケンカの仕方も分からず途方に暮れます。そんな時に光太は、ケンカの方法を教えてくれる秘密のニューチューブチャンネルを見つけ、次第に独学で喧嘩を学んでいくようになります。刺激的な喧嘩動画を撮れば撮るほど喧嘩が強くなり、いつの間にかスクールカーストまでもひっくり返します...!
現代ならではの動画配信をテーマに、いじめはもちろんネットの誹謗中傷問題にも切り込む本作。ストーリー展開はもちろん、縦読みをフルに活かした大迫力の喧嘩シーンは必見です。
『スタディー・グループ』
一生懸命勉強しているのに何故か全く結果を出せない主人公・ガミン。勉強はまるでダメだけれど、体力と喧嘩、そして勉強に対する意欲だけは百点満点のガミンは、不良グループばかりの学校で唯一のスタディー・グループを作り勉強に励むのですが...!?新感覚の学園バトル作品です。
予想外のどんでん返しや疾走感あふれるストーリーで爽快な読後感を味わえます。
『MAD:裏社会の送迎ドライバー』
元ボクシングチャンピオンの主人公・剛は、プロ生活を引退してボクシング教室を経営するも失敗に終わってしまいます。 そんな剛は、娘の留学費を稼ぐために水商売をする女性たちを目的地まで送り届ける「送迎ドライバー」として働き始めるのですが、段々と裏の世界へと足を踏み入れ事件に巻き込まれていきます。煌びやかなネオンの裏に潜む衝撃的な真実を炙り出すアングラ作品。
WEBTOONならではのフルカラーで描かれるきらびやかで華やかな世界、そして人間の闇を垣間見る登場人物たちの表情の変化に注目してください。
『餌』
見えざるモノが見えてしまう玲香と、それらに興味を持ってしまった杏奈。現実に混じり混んでくる不吉な見えざるモノたちに翻弄される悪夢のような日々を描きます。
WEBTOONといえばフルカラーですが、あえてモノトーンカラーをベースにして描かれる本作。濃淡のカラーバランスが絶妙で作画から見えざるモノの怖さが伝わってきます。
『蘭若』
主人公は売れない小説家・龍斎。そんな彼が謎の美少女・小倩と出会ったことをきっかけに、異世界の脅威と妖怪たちとの戦いに巻き込まれていきます。そして龍斎が持つ、真実を見極める不思議な眼。その眼に写る奇妙な世界を描いたバトルファンタジー作品です。
圧倒的な筆致で描かれる妖怪たちとの戦いや異世界のシーンが本作の見どころです。
『アンラッキーマンション』
ラッキーマンションで繰り広げられる同居人たちの恋愛模様を描いた作品。
日本ではあまり見かけないスタイリッシュな絵柄と配色、そして、恋愛マンガと言いながらも同居人たちの巧みな心理描写が魅力的です。
『元カレが私に惚れた』
デザイン会社を運営する主人公・小島春香。 会社のピンチを救う大企業とのプレゼンの日、 会議室に登場したのは過去に交際していた2人の元カレたちだった...!別れてからも10年間ずっと忘れられなかった元カレ・如月湊と、付き合って1週間で別れた最悪の元カレ・丹波怜雄。元カレたちと繰り広げる新感覚のオフィスラブコメディ作品です。
それぞれの元カレが持つ「かっこよさ」が巧みに表現されている本作。思わず読者を虜にする彼らの登場シーンや、韓流ドラマを見ているかのようなドキドキのラブシーンにぜひ注目してください。
LINEマンガ大賞開催中!大賞で賞金1000万円と世界デビュー!
まずはWEBTOONを知りたい...。そんなあなたに向けて韓国発のWEBTOONを学園モノからアングラ、ホラー、バトルファンタジー、恋愛と幅広くご紹介しました。
今回ご紹介した作品以外にも「LINEマンガ」ではたくさんのWEBTOONが連載されています。ぜひ、今マンガ市場を席巻するWEBTOONにたくさん触れてみてください。
そして、「LINEマンガ」では2021年10月4日まで「LINEマンガ大賞」が開催されています。
大賞はなんと賞金1000万円に加えて世界デビューをお約束という「LINEマンガ」史上類を見ないほどの大型マンガ賞です。世界を代表するような日本発の作品をこの「LINEマンガ大賞」から作っていきませんか?