マンガ愛が深まる瞬間は数あれど、その中でも筆者が上位に押したいのが「こんなセリフ、日常生活ではなかなか使わないけど使ってみたい!」と思えるようなマンガならではの表現です。今回は、「愛すべきマンガ的表現シリーズ」と称して、マンガならではの表現を特集して参ります。
栄えあるシリーズ第1回はこちらのコマに隠されたこの言葉です。
第1回からぶっ飛んだチョイスで恐縮ですが「クソ」です。「とても」や「非常に」「大変な」という意味が内包される表現ですね。
しかしながら、現実世界ではその言葉のパワーが強大すぎる故に使いたくても中々使いどころが難しいもの。
ならば、憧れのマンガ作品等から最適な「クソ◯◯」な表現技法を学んでいきましょう。アナタの日常生活でも使用できる「クソ最高」なコマが見つかるかもしれません。早速いってみましょう!
感情編
まずは、この表現なしには溢れるパッションを表現しようがない「感情編」です。
飲み会
思わず漏れる飲み会での心の声。自分の意識が高すぎるのか、コミュニケーションに難があるのか。社内での自分の振る舞いにもよる為、何が悪いとかいう話ではない気もしますね。
怒り
相手への怒りの感情を微塵も隠すことなく表現したい時、こちらのコマが大変参考になります。
気持ちと行為がリンク
感情編と銘打っているにも関わらず行為にまで及んでしまっているこちらのコマ。表現の自由が許されたマンガならではのコマと言えましょう。
はいドーン
相手がまんまと自分の仕掛けた罠にハマった時に使いたい表現です。ただやられた方は間違いなくイライラします。筆者もコマを貼り付けてるだけでちょっとイライラしたので、信頼のおける相手にだけ使用するようにしましょう。
伝達編
最早この表現なしには伝えることが出来ない、相手に溢れんばかりの思いを伝える「伝達編」です。
ツイッターしてんじゃねぇ
忙しい時に限ってツイッターばかりしている人に向かって感情を爆発させたい時に使いたくなるコマです。使用する際は相手がガチでツイッターと向き合っているかどうかの見極めが肝心です。
人の形をしているのが
自分より下の人間と見ればすぐ叩きたがる、人間の性を皮肉った表現です。思わずドキリとさせられてしまいます。
主語がデカイ
主語がデカイ相手にはこのコマ一択です。ただこのテンション通りに伝えてしまうと高確率で怖がられますのでご注意ください。
因果応報なんて
励まし方にも色々な形があって良いのだということを教えて貰えるコマ。相手の背中をフワッと支えてくれる前向きな言葉。「クソの含まれる表現」には、そんな使い方もあるのです。
文化祭クオリティー
相手に受注した仕事のクオリティーを確かめたい時に使いたい表現です。中途半端な仕事ぶりでは瞬時に見透かされますね。
決意編
最後に、並々ならぬ意志を感じさせる「決意編」を刮目して見ていきましょう。
都会で不自由なく生きてる連中なんて
都会で暮らしている人間が、田舎の暮らしを揶揄してきた時などに使いたくなりますね。
死ぬほど乗りたい
人には理解されなくても、どうしても成し遂げたいことがあるのです、なコマ。泣けてきます。
おもっくそダラダラ
戦後最大級の自堕落ぶり、お見事です。ここまでダラダラすることを迷いなく選択できる、それはもう立派な才能です。
楽しくなる為に
本来の目的を見失ってまで頑張ることに意味はない。普段はおちゃらけているくせに、急にこんな本質めいたことを言う人ってカッコイイですね。
クソみたいな世の中で、結果を出してこその人生
生きていく中で、ツマラナイこと、理不尽なこと、なんで自分がこんな目に遭わなければならないんだと思うような出来事、1つや2つではないですよね?
こんな世の中で、それでも素晴らしい瞬間に立ち会えることもあります。その一瞬のために、歯を食いしばって皆生きているのかも知れません。
今回ご紹介したコマからは、懸命にその瞬間を生きている、キャラクターの鼓動が聞こえてくる、そんな気がしています。
最後に、筆者イチオシの「クソかっこいいコマ」を今この記事を読んでくださっている全てのマンガファンに捧げます。
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