週刊少年ジャンプで連載した「アリスと太陽」や、人気Webサイト「オモコロ」などで活躍する凸ノ高秀先生に「マンガが読みたくなるマンガ」をテーマにマンガ描いていただきました!
ジャンプコミックス「アリスと太陽」2巻3巻本日発売ですッッッ!!!
なにとぞ!なにとぞよろしくお願いします!!!
3巻通して読むとこう、また一味違うというか、面白いと思いますので…
オマケページも読切もいっぱい載っております
1人でも多くの人に届くと嬉しいものですhttps://t.co/ipBrcxCVvA pic.twitter.com/vYktr1tBcm— 凸ノ高秀 (@totsuno) February 4, 2019
マンガの下にはインタビューが続きます。
贅沢しよう
このマンガを読んだあとに、もう一度、自分の本棚にあるマンガを手に取ると今まで見逃していた書き込みやメッセージに気付けるような気がします。
そして、あっさりと一生忘れないキャラやセリフと出会ってしまえる私たちができることは、マンガを買うこと、SNSやアンケートなど声が届く形で「おもしろかった」「好きです!」と発信していくことではないでしょうか。
凸ノ先生ありがとうございました!!
漫画を読むことについて漫画に囲まれていることについての漫画を描きました
お盆はもう凄まじく暑いし部屋で漫画読んで過ごしましょう@alu_inc pic.twitter.com/Bxt8TwhT90— 凸ノ高秀 (@totsuno) August 9, 2019
・・・ふと、「そんな凸ノ先生はどんなマンガに魅了されたんだろう!?」と気になりお話を聞いてみました!
― 作り手である凸ノ先生がマンガなどのコンテンツを読む中で贅沢だなと感じる瞬間はどんな時ですか?
全巻を揃えて、いっきに読んでいる時です。
(恐るべき労力のかかった作品を欲望の赴くままに読み漁れるからです)
― 凸ノ先生がこれまでに魅了されたコマやセリフはありますか?
数え切れないほど沢山ありますのでいくつかだけ…
【1】「嘘喰い」伽羅VSキョンホジョンリョ線での伽羅の「お前を勝たせたいよ」の独白コマ
「嘘喰い」はどの戦闘シーンのコマも何回も見返すほど大好きなのですが、なんせ表情が異常に魅力的なんです。
己の力だけを頼りに、ただただ自身の勝利のためだけに戦い続けた男が、斑目貘という心から認めた「他人」のために命を賭ける…
戦闘狂キャラがこんな表情をするのか…!?と衝撃と共に泣かされたシーンです。
【2】「HUNTER✕HUNTER」王VSネテロ会長の決着シーン
冨樫先生もまた「恐ろしい表情」を描かせたら凄まじい人ですが、この最後のネテロ会長の表情の禍々しさは少年マンガ史に残る凄絶さで、恐ろしいのに目が離せませんでした。
【3】「邪眼は月輪に飛ぶ」の決着シーン ウヘイが弾丸を放つところ
「お前の負けよ」のドデカフォントとすさまじい気迫の表情。
圧倒的な筆力を見せつけられます。
【4】「プラネテス」ハチマキの宇宙からの演説「でも愛し合うことだけがどうしてもやめられない」
木星に到達した初の人類。そこから発せられる地球へのメッセージ。
現実では「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」なんかが有名で、果たして自分ならそんな時、どんな言葉を語ればいいのかと頭を抱えますが、そこでこのセリフ。
読んだ高校生当時、すごい衝撃を受けました。
本当にまだまだいくらでも語れますが(「BECK」とか「ピアノの森」とか、音楽漫画にはそういうシーンが多い気がします)ここらへんで。
ー凸ノ先生、ありがとうございました!
さらにさらに、凸ノ先生の「2019年に読んで良かったマンガ」と「好きなマンガ」の本棚を公開中!好きなマンガの本棚にはなんと160シリーズも!ぜひあわせてチェックしてください。
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