「アフタヌーン」1月号レビュー!ついにアニメ化決定の『スキップとローファー』。話題沸騰中の『ダーウィン事変』など注目5作品を紹介!

2021年11月25日は、講談社のマンガ誌「アフタヌーン」の発売日です!

2022年1月号の表紙&巻頭カラーには、先日TVアニメ化が発表された『スキップとローファー』が登場しました!

テレビやSNSで話題沸騰で全巻第重版が決定している『ダーウィン事変』が巻中カラーで登場!アフタヌーン編集部の新しいWebマンガサイト「&Sofa」からの出張掲載『不動さんの裏垢活動』など注目5作品を紹介していきます。

アニメ化決定『スキップとローファー』

東京の高校への入学を機に田舎から状況した岩倉美津未は、ちょっと天然な女の子。美津未の真っ直ぐな存在は、知らず知らずのうちに周囲をハッピーにしていきます。

本日発売のコミックス6巻とTVアニメ化を記念して特別CMも公開!

本編ではついに、みつみ達が2年生になり新章開幕です!

クラス替えも終わり、新しいクラスで友達をつくるために奮闘するみつみ。1年生の時のような失敗はしまいと意気込みますが中々上手くいきません。頑張って話しかけているのに何故…

そんな中迎えたお昼休み。どうして友達作りが上手くいかないのか、まことの名推理が冴えわたります。

新しい季節、新しいクラスでこれからどんな物語が始まるのか楽しみです。そしてクラスが離れてしまったメンバーとの絆も要チェックです!

スキップとローファー (全6巻) Kindle版

『ダーウィン事変』

ユートピアズ』や『ピンキーは二度ベルを鳴らす』のうめざわしゅん先生の話題作。人間とチンパンジーのミックスである"ヒューマンジー"のチャーリーをめぐり「テロ」「炎上」「差別」といった人間社会のタブーがあぶり出されるヒューマン&ノンヒューマンドラマ。

テレビ番組「川島・山内のマンガ沼」や「ラヴィット!」などで紹介され話題沸騰中の本作。

ALAによるルーシーの拉致事件。フィリップの協力もあり無事解決したかに思えた時、チャーリーの隙をついて彼の実家が狙われ、放火された実家の中からチャーリーの両親の死体が発見されました。

悲しみの中チャーリーは決意を新たに目的を決めましたが、思わぬ人物からの予想外の提案が持ち上がるのでした。

姿を消したチャーリーを巡り、地元警察や行政、民間団体などが慌ただしく動き出しました。チャーリーの"所有権"についてのリアルなやり取りや法的な議論のリアルさに目が離せません。

ダーウィン事変 (全3巻) Kindle版

出張掲載『不動さんの裏垢活動』

42歳独身会社員の不動敬は、代り映えのない毎日の中でひっそりと「KLART」の裏垢を運営することが生きがいだった。しかし、とあるインフルエンサーに取り上げられたことからアカウントは大炎上してしまう。

『有休オメガ』『俺たちは運命力が足りない』の藤峰式先生が描く、新時代の最高の友情が紡ぐエイジ・ギャップ・フレンドシップ!

映えない生活を送る42歳のサラリーマンが、人には言えない趣味を裏垢で発信する。というSNSでの発信が当たり前になった世の中ならではのお話。

しかし、不動は現実の自分とSNSの中での自分を明確に区別しています。

心のどこかでは自分がおじさんなこと、好きなものを大きな声で言えないことに引け目を感じてネガティブな不動ですが、良との出会いでそれらがどんどん変わって行くのが素敵でした。

大注目の2話は11月29日に「&Sofa」にて更新!
👉藤峰式先生公式Twitter
👉&Sofa公式Twitter

アフタヌーン編集部の新しいWEBマンガサイト「&Sofa」が2021年11月22日からオープンしました!

更新は毎週月曜日のお昼12時。

アフタヌーンでおなじみの『スキップとローファー』や『臨死!! 江古田ちゃん』などの追いかけ連載をはじめ、今月号に主張掲載した『不動さんの裏垢活動』や『ブスなんて言わないで』などのオリジナルマンガも多数掲載しています。

『十角館の殺人』

1987年に刊行された綾辻行人先生の同名の大人気ミステリー小説『十角館の殺人』を清原紘先生がコミカライズした本作。孤島に建つ十角形の奇妙な館を、大学のミステリ研究会に所属する7人が訪ねる。そして、その夜、十角館で凄惨な殺人劇が幕を開ける。

ついに衝撃の事実が明らかになった本作。十角館で最後に起きた出来事が明らかになります。息をするのを忘れるほど、物語に引き込まれること間違いなしです!

犯人の描いたシナリオ、事件が明るみになった後のアリバイ作りは、美しさを感じさせるほどの完璧なものでした。さらに、死体の左手を切り取るという見立て行為の真意も明らかになります。

そして次号、いよいよ犯行の全貌が明らかに!

十角館の殺人 (全4巻) Kindle版

『ワンダンス』

吃音症を抱える主人公・小谷花木(こたにかぼく)。身体だけで自分を表現し、どこまでも自由な魅力のダンスに魅せられ未経験のままダンスの世界に挑む!

高校対抗タンスバトルが終わり、改めてさらなる成長を誓ったカボ。そして湾田へのダンスへの思いや吃音症状への気遣いに思いを馳せるのでした。

時は遡り、高校入学前の春。高校の学費を稼ぐため、コンビニでアルバイトをする湾田の姿がありました。

カボが彼女のダンスと出会う前。湾田のダンスにかける意思の強さや思いが明かされます。彼女がどんな風にダンスと向き合い、音を感じ、身体を動かしてきたのか。湾田ファン必見の1話です。

ワンダンス

店長とのかけあいも最高です!

ワンダンス (全6巻) Kindle版

「アフタヌーン」2月号は12月25日発売!

次号の「アフタヌーン」は祝・35周年!

35周年を記念して、特別記念読切『YURI&SAMURA』(仮)が巻頭カラーで登場!

波よ聞いてくれ』の沙村広明先生が、アフタヌーンの歴史にその名を刻む名編集長・由利耕一氏とのやり取りを元に、現在のアフタヌーンを作り上げた軌跡を届けてくれます。

ブルーピリオド

次号は2021年12月25日発売予定です!

👉「アフタヌーン」公式Twitter

今すぐ読むなら電子書籍で!

OGP及び記事内画像はアフタヌーン公式サイトより
https://afternoon.kodansha.co.jp/afternoon/