乙女ゲー世界はモブに厳しい世界ですの好きなところ

4月にアニメ化するというので読み返してみる。 異世界転生モノで舞台は剣と魔法のファンタジー世界、浮かび上がった大地。 その大地の間を飛ぶ飛行船。 そんな幻想的な乙女ゲームの世界。 乙女ゲームなのにアドベンチャーモード以外にシュミレーションの戦争パートがあり、戦闘用の飛行船やロボットが出て来る。 そんな戦闘パートに挫折した妹からゲームクリアを命じられ、課金してまでゲームをクリアした後に2日間無理してゲームをしていたせいか、急に倒れて死亡してしまう。 ちょっと強引だよな、、 そんな彼は気が付いたら乙女ゲームの舞台となる国のド田舎の男爵の三男(母親は第二夫人)のリオン・バルトファルトとなっていた。 そんなリオンの前に、普段は首都にいる第一夫人が突然来て15歳のリオンに50歳台の結婚回数7回の女性の夫になれと命令して来た。 そして貴族なら必ず通う学園に行かず、軍人になれと言う始末、、 完全に軍の遺族年金狙いの殺人計画なのだがギリギリ合法。 それを回避するためにリオンは冒険者となり、入学金を稼ぐ事を決意する。 そして、課金アイテムの眠る島に行き課金アイテムの宇宙船とロボットを回収し、多くの財宝と領土となる浮島を発見して、独立した家を立ち上げる事になる。 そして、学園を卒業したら自身の領地に引きこもり準男爵となり引き篭もったスローライフを送るつもりだったのだが、、 貴族社会の常識が酷かった。 まず貴族男性は20歳までに結婚しないと、何かしらの地雷があると判断されて結婚しづらくなる。 でも地方領主に来てくれる奇特な女性はあっという間に婚約を決めてしまう。 残ったのは愛人を認めて養えと言う地雷女ばかり。 そんな理不尽な文化に晒され。 さらに乙女ゲームの攻略対象を主役になるはずだったオリビアから掻っ攫い、ゲームのシナリオをメチャクチャにしたマリエへのフラストレーションが溜まりに溜まったせいで、、 悪役令嬢のアンジェリカとの決闘イベントに横槍を入れ。 アンジェリカ側の代理人として攻略対象の5人と決闘することに、、 王族と名門貴族の息子達に喧嘩を売った事で、冒険者として成功して男爵になる予定は御破産。 下手をしたら極刑にされてしまうが、そこは課金アイテムのルクシオンがいるので逃亡する気満々な主人公は、、、 課金アイテムで5人をボコってハッチャケテしまいました。 コイツ、マジでゲスだわww それに冷静にツッコミを入れる、課金アイテムのAIルクシオンが居るから面白い。 主人公のリオンだけだったら、タダの嫌な奴で終わってしまう。 そして、出世して嫌がって泣くリオンも面白い。