『3×3EYES』(サザンアイズ)は、額に第三の目をもつ三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)と呼ばれる一族と、彼らが使う不老不死の力を巡る妖怪たちや人間の争いを描いたファンタジーです。
古代の神話の神々や妖怪たちとのバトルシーンに加え、インディー・ジョーンズシリーズのような冒険要素のある世界観など、見どころの多い作品です!
現在でも脈々と続いている『3x3EYES』の物語、今からでも是非読んで欲しい!という思いを込めて概要をご紹介します!
不老不死の力を得た八雲
十六歳の青年・藤井八雲は、汚れた姿で新宿の町をうろついていた女の子・パイに出会います。
彼女は民俗学教授をしている八雲の父の手紙をもっており、そこにはパイが不老不死の術を使う幻の民・三只眼吽迦羅の生き残りだと書かれていました。
彼女はすでに三百年近く生きていると父の手紙にはありましたが、八雲にはカワイイ見た目の女の子が妖怪だとは信じられません。
しかし、怪鳥タクヒに襲われ死にかけたところ、パイの第三の目が開き、別人格の三只眼が八雲に不老不死の術を発動。これ以来、八雲は不老不死の力を持つ无(ウー)と呼ばれる存在になります。
父の話を信じた八雲は、パイを人間にする方法を知る人物に会いに香港に向かうのでした。
ニンゲンの像の秘密
パイと八雲は香港で、三只眼を人間にする人化の術を使うために必要なアイテム「ニンゲンの像」を探し求めます。しかし、この像は三只眼一族をニンゲンにするだけではなく、世界を滅ぼす力の源にもなると言われていたのです。像をよく見ると、三つ目の人物たちが外を向いて座っています。果たして、どのように使われるものなのでしょう?
闇の世界には、三只眼の使う不老不死の術を欲する妖怪たちが多く存在し、八雲は三只眼に関わることで否応なく戦いに巻き込まれていきます。
妖怪たちとの迫力のバトル!
不老不死の力を得たものの、もともと人間だった八雲は体術を身に着けるとともに、獣魔と呼ばれる妖怪たちを使役することで強くなっていきます。
妖怪たちの特殊能力もさまざまで、術の破り方やその正体を謎解きするように楽しめます!
人間と妖怪の間に深まる絆も魅力
もともと敵だった妖怪が八雲やパイと親しくなって味方に変わったり、不老不死の術がないと一族が滅びてしまうような辛い事情があったり。そもそも、かつて栄えた三只眼一族はなぜ滅びてしまったのでしょうか。
最初は敵対していた妖怪も、お互いの立場を理解するうちに、だんだんと妖怪が人間のために、人間も妖怪のために行動し、絆を深め信頼し合っていきます。
大人になった登場人物たちのその後や、元妖怪の女の子と発展する恋愛関係など、再登場した時に成長しているキャラクターたちを見る喜びも大きいです。
全世界から宇宙へとつながる神話の神々を巻き込んだ壮大な物語。ぜひ読んでみてください!
早く人間になりたい!
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