東京 (28)
主人公の一条龍は「埼玉の伝説」と呼ばれ、サッカーを知らない人でも魅了してしまうようなプレーを連発する選手でしたが、不運な事故により選手生命に関わるケガを負ってしまいます。 そんな彼がどん底の状況から這い上がり、日本代表になるというプランを実現するため奮闘する物語です。 試合中の選手の思考や戦略、テクニックについての解説が丁寧に、そして熱く描かれており、読んでいて引き込まれました。 また、ハンデを負いながらも前向きに、持てる手札で精一杯戦おうとする一条龍の姿は、見ていて応援したくなりました。 そして、ここぞというときに見せる彼の天才としての一面にはゾクッとさせられました。
2019年 08月 28日