200文字くらいでわかる『ふらいんぐうぃっち』
黒猫(魔女の定番!)のチトと一緒に横浜から青森にやってきた木幡真琴。彼女は一人前の魔女になるまで親戚の倉本家に居候することになる
ここは魔女が当たり前にいる世界。新人魔女に好評な自然と資源が豊富な地、東北地方を舞台に展開される、ハートウォーミングちょっぴりギャグ
戦いも恐怖もない、淡淡とそして暖かい気持ちで描かれる、新人魔女と彼女を取り巻く優しい人々の交流の物語。マンガを読みすぎて疲れた時にもオススメの作品です
作品概要
『ふらいんぐうぃっち』は石塚千尋先生による日常系ファンタジー作品です。
「週刊少年マガジン」にて2010年に読み切り版が載り好評。2012年9月号から隔月で連載中。
2016年4月から6月までテレビアニメ化もされています。
あらすじ
主人公の真琴(15歳)は新米魔女です。
「15歳になったら独り立ちをし、家を出る」というしきたりの下、高校入学をきっかけに使い魔である黒猫のチトと共に親戚がいる青森県弘前市(ひろさきし)に引っ越してきます。
魔女といっても真琴に出来るのはホウキに乗って空を飛ぶことだけ。
一人前の魔女になるべく、魔女修行の一環で畑で野菜作りをしたり、又いとこの圭や千夏と共に青森での楽しいスローライフを過ごします。
魔女がいる世界ならではの生物や春を運ぶ妖精など不思議な存在や、先輩魔女たちとの出会いや交流を通して真琴は魔女として必要なことを学んでいきます。
魔女ととってもマイペースで個性的なキャラクターたちの緩やかな日常は癒し以外の何ものでもありません!
慌ただしい日々から解放させてくれる作品です。
キャラクター
木幡真琴(こわた まこと)
新米魔女。15歳高校生。マイペースでおっとりとした性格。方向音痴でよく道に迷う。一人前の魔女になるため高校入学を機に横浜から青森に引っ越してきた。趣味は畑で何かを育てたり作ったりするのが好き。
チト
真琴の使い魔。17年間生きていて真琴より年上。賢い。体重を気にしてたまにダイエットをする。
倉本圭(くらもと けい)
倉本家の長男であり、真琴の又従兄。真琴と同い年でありクラスメイト。家事全般が得意で趣味は料理。
倉元千夏(くらもと ちなつ)
好奇心旺盛で活発な小学生。圭の妹。真琴に出会い魔女に憧れを抱く。
木幡茜(こわた あかね)
自由奔放な真琴の姉。魔術の才能があり、魔女の中ではちょっとした有名人。”山消しの魔女”という通り名で呼ばれている。世界放浪中。
ケニー
茜の使い魔。人類学、考古学に詳しく博学。チトよりも長生きしていて使い魔としても先輩。
石渡なお
真琴のクラスメイトで圭の幼馴染。酒屋の娘。ひょんなことから真琴が魔女だと知る。大吉。
椎名杏子(しいな あんず)
考古学が趣味の中学生魔女。母の喫茶店「コンクルシオ」で店員として手伝っている。使い魔はフクロウ。
犬養(いぬかい)
茜の友人魔女。「動物になる魔法がかかったチョコレート」を食べてしまい、昼間は犬の姿になってしまう。夜、元に戻った姿はかわいい。占い師をしている。
アル
犬養の使い魔のハムスター。猫が苦手。
🧙♀️🧹『ふらいんぐうぃっち』はコマ投稿OK!
お気に入りのコマはぜひ投稿してくださいね。
見どころ
『ふらいんぐうぃっち』は石塚先生が生まれ育ち、そしていまも住んでいる青森県弘前市が舞台をを元に描かれた地元密着マンガです。
実際にある場所や風景が描かれているので、自然の壮大さはもちろん、田舎ならでわのゆったりとした時間の流れや人の暖かさをマンガを通して体感できます!
たまに出てくる津軽弁も味があるのでぜひ津軽弁も覚えてみてください!アルではSNSやリプライなので気軽に使えるカジュアル津軽弁講座の記事を準備しました。津軽人におれはなる!(なろう!)
👉『ふらいんぐうぃっち』SNSでリプに使える"津軽弁が学べるコマ"10選だべ!
また「津軽弁で挑戦!ふらいんぐうぃっちクイズ」も開催中です!難易度の違う3種類があるので、全問正解目指して挑戦してみましょう!
豆知識
2010年に読み切りとして描かれた『ふらいんぐうぃっち』は、今とは違い少しダークな雰囲気のラブコメだったようです!そしてそれで人気獲得、連載の確約を得たものの…。石塚先生の波乱に満ちた連載開始秘話は、マガポケで公開された『別マガ10周年記念ルポ漫画シリーズ『私と別マガ』作/宮島雅憲 第11回 石塚千尋先生編』をお読みください!
👇石塚先生の別マガインタビュー記事
アニメ情報
2016年4月から6月まで日本テレビにて放送されました。単行本4巻までの内容が制作されています。
スタッフ
監督:桜見かつし
脚本:赤尾でこ
音楽:出羽良彰
キャラクターデザイン:安野将人野将人
声優
木幡真琴:篠田みなみ
倉本千夏:鈴木絵理
倉本 圭:菅原慎介
木幡 茜:葵井歌菜
石渡なお:三上枝織
犬養:日野まり
椎名杏子:井口裕香
作者情報
青森県弘前市生まれ。高校卒業後、日本工学院専門学校 クリエイターズカレッジ マンガ・アニメーション科に入学。在学中にデビューと連載が決まりました。
マンガを描くために地元に戻り、自身が体験したことを『ふらいんぐうぃっち』に生かし、今では弘前市や青森県の街おこしにも貢献されています。