今アニメ業界モノがアツい!
ジブリ、ディズニー等に代表される「アニメーション」というコンテンツ。
子供のころから馴染み深く、現在も「ノイタミナ」 等の深夜アニメを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
NHKでは2019年にアニメーターのヒロインが主人公の朝ドラ「なつぞら」が放送され、今年2020年1月現在、アニメ制作を目指す女子高生達を描いたマンガ『映像研には手を出すな!』がアニメ化されて盛り上がっています。
そんな「アニメーター」の方々や、アニメーター以外ではどんな人達がどの様にアニメを制作しているか、興味が湧きませんか?
そこで、アニメ業界がわかるマンガ4作品をご紹介します!
アニメ業界がわかるマンガはこれだ!
▼『アニメタ!』著者:花村ヤソ
中学時代、偶然観たアニメに感動してアニメーターを志した真田幸(さなだみゆき、通称ユキムラ)は、その作品を手掛けた制作会社「N2」の入社試験を受けるものの、不合格レベルの画力。
しかし、「空間を把握するセンス」と「アニメに命をかける覚悟」を買われ本来新人を採用しないフリー集団「7スタジオ」の配属として九条監督に採用されます。
勿論、順風満帆の門出という訳ではなく、なかなか九条監督の満足するレベルに到達出来ず認められないことがほとんどです。
しかし彼女の努力し成長する姿に勇気づけられます。
そしてこのマンガのもう一つの見どころは、元アニメーターである著者の花村先生だからこそ描ける「アニメ業界の現実」を私達に見せてくれることです。
こういった苦悩を知ることで、アニメを観る時により作り手の労力と思いを感じられるのではないでしょうか。
『アニメタ!』最新刊5巻が1/23に発売されます!皆さん是非チェックしてください!
アニメタ!5巻が1月23日発売です!
大都市の大型書店以外のリアル書店で購入を検討の方はぜひご予約下さい。(書店へ予約しに行ったけど無理だったとのご報告もありますのでその際はネットでご予約下さい) pic.twitter.com/ljtdfbf9ZT— 花村ヤソ@アニメタ!⑤1/23発売 (@hanamurayaso) January 9, 2020
▼『バララッシュ』著者:福島聡
『チェイサーゲーム』でお馴染みの松山洋さんも絶賛!
クッソっ!クッソっ!クソッーー!
なんだよ、なんなんだよ、これは!?
ジュンちゃんから2週間前にオススメされててようやく読んだら、なんなんだよこれは!?
“俺の、俺たちの物語”じゃないか!
たまらん。全力で応援します。
バララッシュ 1巻 https://t.co/JaRLmGnSE0 @amazonJPより— 松山洋@チェイサーゲーム (@PIROSHI_CC2) August 26, 2018
青春時代に昭和の終わり、平成の始まりという時代を跨いだ青年山口と宇部がアニメに出会い、アニメ業界で邁進する物語です。
高校時代に二人は出会い、アニメの内容について語りたい山口は宇部にたくさんのアニメを観せますが、宇部が興味を示したのは内容ではなくアニメーションの方。
そしてアニメーターになると決心した宇部を追う様に演出家を目指します。
第一話で二人が走って競い合うという印象的なシーンがあるのですが、その姿が常に先を行く宇部に必死に追いつこうともがく山口という二人の関係を表し、本編も追って追われての関係が繰り広げられます。
『バララッシュ』2巻、本日発売! ということで作者・福島聡さんによるパラパラ漫画(もちろんこれもアニメーション!)を公開。まず1本目は「走れ山口!」 pic.twitter.com/SpmfJDHe7m— ハルタ (@hartamanga) February 15, 2019
このマンガ内のアニメ業界はまだセル画でアニメが制作されていた時代。
セル画アニメを視聴していた同世代として当時の懐かしい空気を味わえる作品です!
最終巻3巻は2/15に発売です!
▼『西荻窪ランスルー』著者:ゆき林檎
『左ききのエレン』ドラマ化&舞台化で話題のかっぴーさんオススメ作品!
ゆき林檎さん @applesow の「西荻窪ランスルー」いいです。
アニメ制作会社の話。優しいシロバコ。こんな絵が描ける風に生まれたかった… pic.twitter.com/E71hMWAY7L— 左ききのエレン㊗️ドラマ&舞台化‼️ (@nora_ito) October 24, 2016
タイトル通り西荻窪にあるスタジオが舞台のアニメーターが主人公の作品です。
家庭の都合で高校卒業後一刻も早く自立したい主人公・江田島咲(えだじまさき)は自分が好きな絵を描く仕事をしたいと「ヘメロカリス」に入社します。
この作品は主人公を始めとして、アニメーターを辞めて少女漫画家になるか悩む同期や育児と仕事の両立に勤しむ監督等、様々な立場で悩みながら働く女性達の姿が描かれています。
人により様々な選択をしていますが、どの選択も間違いではないと肯定してくれる内容です。
こちらの作品はLINEマンガで読むことが出来ます!
▼『パラパラデイズ』著者:宇仁田ゆみ
こちらの作品は、新人アニメーターではなくベテラン作画監督・八嶋が主人公のマンガです。
作画監督としてアニメーター達の線画をチェックしている時、若手アニメーターのシカコ(本名は鹿子(かのこ)ですが八嶋の誤読から皆に「シカコ」と呼ばれてます)の生き生きした絵に惹きつけられます。
仕事に意欲的なシカコは八嶋に積極的にアドバイスを聞くようになり交流が深まる展開が繰り広げられます。
たいへんながらくお待たせいたしました。勘でえがくアニメーターさんのお話「パラパラデイズ」第2巻、準備中でーす! pic.twitter.com/8hqbmlJSKq— 宇仁田ゆみ (@unita_y) April 9, 2019
かつて先輩で憧れの女性アニメーターと上の立場として働くことになったり、仕事を辞めたい後輩の相談に乗ったりと悩み事は尽きません。
けれど2巻のあるエピソードを読むと「八嶋はこの瞬間の為にアニメーターになったんだな」と感動を覚え、読んでいるだけで報われた気分になります。
クリエーター全般の方に響くエピソードだと思うので是非読んで欲しいです!
小学館のWEBサイト「コミックBROS.NET」にて1話試し読みが出来ます!
アニメ業界の皆さんへの想い
京都アニメーションでの火災により犠牲になられた方々、そのご家族並びに関係者の皆様に心から追悼の意を表すると共に、負傷者の方々の一日も早い回復をお祈り致します。
そして、アニメ業界の益々の発展を心から願っております。
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