『賭けグルイ』破滅思考のギャンブル狂いたちの人生を賭けた騙し合い

創立122年を迎える伝統ある名門校・百花王学園。この学校では生徒の階級がスポーツや勉強の成績ではなく、ギャンブルによって決まります。毎月の上納金が払えないと「家畜」という札をつけさせられ、人間として扱われなくなってしまうのです！大金を集めるにはギャンブルで勝つしかない！

学園に転校してきたばかりの蛇喰（じゃばみ）夢子は、多くの家畜を抱える強者・早乙女芽亜里に勝負を挑まれます！

2019年には浜辺美波さん主演により映画にもなった『賭けグルイ』。

2019年12月現在、『賭ケグルイ』1巻はAmazonで半額。これは購入のチャンス！

また『映画 賭ケグルイ』はAmazonのPrime Videoで配信中です。AmazonPrime会員なら無料で視聴可能です。

異常なギャンブル狂いの女

おっとりした見た目の夢子ですが、その本性は異常なギャンブル狂い。億単位の勝負にも平気で応じ、生爪や指の切断を賭けるような危険な勝負にも目を輝かせて応じます。

芽亜里との勝負に勝ち、クラスメイトの鈴井涼太を家畜の身から救った夢子。一方、夢子に負けて「家畜」となった芽亜里は、生徒会役員・西洞院百合子と「公式戦」を戦うことに。

家畜となった生徒は一度だけ誰にでもギャンブルを挑む権利を与えられており、生徒会役員は公式戦を掛け金上限なしで受けることが定められています。つまり、一回の勝負ですべての借金を返済し、家畜扱いされていた名誉も回復できる可能性があるのです。

しかし、芽亜里は百合子との戦いに敗れ、5000万円近い借金を背負うことになります。勝負するたびに借金の桁が上がっていく恐怖…！

夢子は百合子とオリジナルギャンブル「生か死か」という刺さった剣の穴を当てるゲームで勝負することになりますが、磁石を使った百合子のイカサマを見抜いた上で百合子を追い詰めていきます。ついに、負ければ21億7000万円の損害を抱えるという究極の状態に追い込まれた百合子。

そこに現れたのが生徒会長の桃喰綺羅莉（ももばみきらり）でした。綺羅莉が事前に用意していたイカサマによって夢子は敗北。3億円の借金を背負うことになりますが、夢子は床にごろりと寝転がって「ギャンブル中毒の負け猫だにゃん♡」と可愛くなつきます。億単位の借金を背負ってもまったく動じない夢子…！

「喰」を統べる者

ところで桃喰綺羅莉が出てきた時、「あれ、喰（ばみ）っていう字が夢子と同じだなぁ」って思った人も多いはず。7巻でついにその謎が明かされます。桃喰は百喰（ももばみ）。「百喰一族」と呼ばれる巨大な一族であり、その当主が桃喰綺羅莉なのです。

この一族には和楽喰、尾喰、陰喰、陽喰、骨喰、蟲喰、等々喰など多くの分家があります。この分家を代表する者たちが、一族当主の座を虎視眈々と狙っています。そして夢子も一族の一つ、蛇喰家の次女だったのです。…次女っていうことはお姉さんがこれから出てくるのでしょうか？夢子以上のイカれた女なのか、今後の展開も見逃せない！

コスプレのクオリティがすごい！

Twitterで『賭けグルイ』を検索するとレイヤーさんたちもいっぱい出てくるんですが、みなさんのクオリティーがめっちゃ高いのです！！目が赤い夢子とかかっこいい！桃喰綺羅莉（ももばみきらり）の青い唇とかとてもエキゾチックで好きです。

本編だけでなく、『賭けグルイ』に狂う才能たちもお見逃しなく！

初戦で登場する早乙女芽亜里を主人公にしたスピンオフ『賭ケグルイ双』も要チェック！こちらも2019年12月現在、Amazonで電子書籍版の1巻が半額で購入できますよ！

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