細菌やウイルスから体を守って24時間はたらきつづける細胞たちを描いた『はたらく細胞』がなんと厚生労働省の協力のもと、描き下ろしのムービングコミックになりました!
(C)清水茜/講談社
ムービングコミックでは、感染者が世界で1億人を突破したと言われる新型コロナウイルス感染症について、新型コロナウイルスとは何か、感染予防には何をしたらいいかを細胞たちと一緒に楽しく学べるようになっています。
JICA(国際協力機構)の協力のもと、英語やヒンディー語にまで翻訳されるなんてスゴイ!細胞たちがヒンディー語を話しているところも見てみたいですね!
厚生労働省のHPからは啓発資料PDFのダウンロードも可能です。強面のキラーT細胞がお菓子をつくってるほのぼの感も見逃せません!
新型コロナウイルスってなあに?
新型コロナウイルス編ではウイルスに感染するとどうなっちゃうのか、細胞たちが戦いながら教えてくれます。
フィジカルディスタンスを保とう!
感染予防編では、手洗いの大事さや三密をなぜ避けるべきなのかを学べます。また「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」として広まっていた人と人の距離を表す名称について、人と人の繋がりは大事にしたいという思いから、現在では「フィジカルディスタンス」と呼ぶことが推奨されていることも紹介されています。
名称が変わった分、心を近づけつつ、物理的な距離は約2メートルを保つように気をつけましょうね!
ムービングコミックは、2022年3/31までの期間限定公開となっています。ぜひこの機に細胞たちの、はたらきを目に焼き付けて一緒にがんばりましょう!
医療監修させていただいた「はたらく細胞 新型コロナ編」のムービングコミックが本日から無料配信されております。多言語に翻訳され世界中に配信されるそうです。すごい話やでホンマ・・・。
貴重な機会をいただいた清水茜先生、講談社、厚生労働省の皆様に感謝申し上げます。https://t.co/UPAzMoIgOS— 忽那賢志 (@kutsunasatoshi) April 28, 2021
監修の先生は『3月のライオン』にもご縁が!
今回、医療監修を担当されたのは国立国際医療研究センターの忽那賢志先生です。
【研究のご案内】
コロナから回復した方の抗体を測定し、高い抗体価の方に献血をお願いしております。東京に加え大阪・名古屋でも実施できるようになりました。コロナ回復者の方、ぜひ以下のHPよりご参加をお願い致します。
イラストは羽海野チカ先生に描いていただきました。https://t.co/pgqPAc0drL pic.twitter.com/pMXxusDdan— 忽那賢志 (@kutsunasatoshi) April 13, 2021
『3月のライオン』作者の羽海野チカ先生が、忽那先生のことを20年前からご存知で、羽海野先生のTwitterでのつぶやきがきっかけとなり、忽那先生と共同での啓蒙ポスター制作につながったこともありました。
日本発のマンガが、こうしていろんなところで世界中の人々の暮らしを守ろうとしてくれているところに胸がアツくなります。
大変な時期がつづいていますが、体の中で一生懸命はたらいてくれる細胞たちのことも労わってあげてくださいね!
OGP画像は、厚生労働省・講談社 共同企画プレスリリースより
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003237.000001719.html ©清水茜/講談社