【1124(いい不死)の日】不死身キャラが出る漫画を集めてみた

今日は11月24日、つまり「いい不死」の日です。こんな日は、不死身のキャラクターが登場する漫画を読みたい!

そこで、アル代表のけんすうがこんな風にツイートしてみました。

すると、Twitterでたくさんの方々から不死身のキャラクターが登場する漫画を紹介していただけたので、その中から23作品を抜粋し、記事としてまとめてみました。

ジャンルごとにまとめ、簡単なあらすじと共に紹介しています。作品の詳細が気になる方は、ぜひ各作品の「マンガの詳細を見る」をクリックしてみてください。

あなたが知っているあの作品も入っているかな?

不死身を活かして戦う漫画

不死身であることを戦略に組み込み、意図的に死にまくるような戦い方をする作品が筆者の好みなのですが、そういった作品がいくつか集まったので紹介してみます。

亜人

死んでも生き返る不死身の人間「亜人」が存在する世界。主人公も敵も、亜人であることを活かし、意図的に死んで生き返ったりといった頭脳戦を繰り広げるところが魅力です。

無限の住人

アニメ化、実写映画化された『無限の住人』。不死の肉体を持つ剣士・万次と、彼を用心棒として雇う少女・浅野凜の旅を描いた作品です。同じく沙村広明先生が「月刊アフタヌーン」で連載中の『波よ聞いてくれ』もおすすめ!

アンデッドアンラック

週刊少年ジャンプで連載中の『アンデッドアンラック』。特定のものを否定する能力を持つ否定者(ひていしゃ)たちの戦いを描いた超能力モノ。運を否定する「不運(アンラック)」の出雲風子と、死を否定する「不死(アンデッド)」のアンディのコンビが主人公。

それまで触れた人に災厄が降り掛かるため人に触れられなかった風子は、死なないアンディと出会ったことで、初めて人と接することができます。一方どうやっても死ねないアンディは最高の死を迎えるために、風子と行動をともにします。

ファイアパンチ

最新話が公開されると毎週Twitterでトレンドに入る『チェンソーマン』作者・藤本タツキ先生の前作が『ファイアパンチ』です。祝福者と呼ばれる超能力者が存在する世界で、再生能力を持つ主人公のアグニは、燃え尽きるまで消えない炎の祝福を宿す男・ドマに村ごと燃やされてしまします。燃えては再生してを8年繰り返したアグニはやがて燃えたまま動けるようになり、復讐の旅に出る、という作品です。

ゴールデンカムイ

北海道を舞台にアイヌの黄金をめぐる戦いが描かれる『ゴールデンカムイ』。主人公・杉元は正確には不死身ではなく、身体がめちゃくちゃ丈夫というだけなんですが、並外れた身体能力で巨体を持つヒグマとも渡り合い、「不死身の杉元」の異名を持っています。

驚くような不死身っぷりで傷をものともせず、自分が死ぬわけないという前提で敵に立ち向かっていく杉元の戦い方、めちゃくちゃ格好いいです。

敵が不死身の漫画

不死身の敵はシンプルでめちゃくちゃ強い!そんな強敵が登場する漫画を紹介します。

鋼の錬金術師

言うまでもなく名作の『鋼の錬金術師』。敵キャラとして、何度も再生するホムンクルスたちが登場します。

NARUTO-ナルト-

『NARUTO』に登場する敵対組織「暁」の飛段と角都の不死身コンビは、かなり強敵のキャラクターで、印象深い人も多いんじゃないでしょうか。

ベルセルク

「使徒」という怪物に大剣「ドラゴンころし」で立ち向かう主人公・ガッツの物語である『ベルセルク』。使徒の中でもかなりの力を持ち、何度も立ちはだかる強敵「不死の(ノスフェラトゥ)ゾッド」はとても魅力的なキャラクターです。

吸血鬼が登場する漫画

不死身といえば吸血鬼!吸血鬼がたくさん登場するマンガを紹介します。

HELLSING

吸血鬼の真祖であるアーカードと、彼の眷属になった婦警・セラスの物語。平野耕太先生が『ドリフターズ』もめちゃくちゃ面白いのでおすすめです。

ジョジョの奇妙な冒険

『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでは、シリーズを通して不死の吸血鬼が敵として立ちはだかります。ツイートでおすすめしてくださった方が挙げていらっしゃる敵キャラクター・カーズが登場するのは第2部ですね。未読の方は、第1部から読むのをおすすめします!

ポーの一族

萩尾望都先生の描く『ポーの一族』は、吸血鬼をテーマにした作品です。14歳の少年の姿のまま吸血鬼(バンパネラ)一家であるポーの一族に迎えられ、吸血鬼になってしまったエドガーと、彼の周りの人々の物語が描かれます。

死にたくても死ねないキャラクターを描いた漫画

不死身と言っても、良いことばかりではありません。死ねないことに緩やかな絶望を抱くキャラクターたちを描いた漫画を紹介します。

銀河の死なない子供たちへ

バーナード嬢曰く。』、『鬱ごはん』などの作者・施川ユウキ先生が描く『銀河の死なない子供たちへ』。人類が滅んだ星で、永遠の命を持ち、終わりのない日々を過ごす姉弟の2人を描いた作品です。上巻・下巻の2冊構成で、すぐに読めておすすめです。

兎が二匹

主人公は不老不死で398年生き続けている女性・すずと、彼女の日課である自殺を手伝う青年・咲朗。死にたくても死ねないすずと、彼女が生きることを願う咲朗のすれ違いを描いたラブストーリーです。

KILLING ME / KILLING YOU

隕石が墜落しておかしくなった世界で、不死身の2人が死ぬ方法を探すために旅をするマンガです。

「裏サンデー」で連載されていた『堕天作戦』。魔人と人類が永い戦いを繰り広げるなか、魔人軍に捕虜として捕らえられた男・アンダー。彼は歴史上15人しか前例がない不死者で、どうやって処刑しようとしても数日で再生してしまいます。そんな彼を気球で空の彼方へ飛ばしてしまう処刑が行われる、というストーリーです。

元の人間に戻ろうとする漫画

不死身になっちゃったけど死にたいなら、人間になればいい!そう考え、元の人間に戻ろうとする主人公を描いた漫画を集めました。

3x3EYES

チベットから来た少女・パイは、額に第三の目を持つ伝説の妖怪「三只眼(さんじやん)」の生き残り。彼女に助けられて不老不死となった主人公の八雲は、彼女とともに人間に戻るための旅に出ます。

人魚の森

高橋留美子先生の『人魚の森』は、人魚の肉を食べて不老不死になった男・湧太が、元の体に戻してもらうために人魚を探して旅をする物語です。

望まぬ不死の冒険者

『望まぬ不死の冒険者』は、人間に戻ろうとするわけではありませんが、不死のモンスターになってしまった主人公が、さらに別のモンスターになろうとする物語です。圧倒的な力を持つ龍に食われた後、不死のモンスター「骨人(スケルトン)」の姿で目覚めた、おちこぼれ冒険者のレント。

人としての意思を残したままのレントは、魔物を倒して上位の魔物へと変貌する「存在進化」を目指し、迷宮での戦いを続けます。

不死のキャラクターが登場する漫画

主人公だけじゃなく他のキャラクターも含め、魅力的な不死身のキャラクターが登場する!そんな作品を紹介します。

無能なナナ

2020年10月よりTVアニメが放映されている『無能なナナ』。特殊能力を持ったキャラクターがたくさん登場する超能力モノですが、予想を裏切られるストーリー展開が魅力です。ネタバレになるので詳しくは述べませんが、不老不死の能力を持ったキャラクターが登場します。

七つの大罪

『七つの大罪』に登場するメインキャラクターのバンは、「不死身の(アンデッド)バン」の異名を持つ不死身の青年です。彼は主人公・メリオダスが団長を務める伝説の騎士団「七つの大罪」の一員で、「強欲の罪」を冠しています。彼らだけでなく、それぞれのキャラクターの生い立ちが深く掘り下げられるところがとても魅力的な作品です。

不滅のあなたへ

聲の形』作者の大今良時先生が描くファンタジー漫画です。何者かによって地上に放たれた、あらゆるものに姿を変化させられる不滅の「球」は、やがて「フシ」と呼ばれるようになり、世界を彷徨っていきます。

超人ロック

数千年も生きており、不可能はないと言われる超能力者・ロックが、さまざまな人々と共に歩んでいく物語『超人ロック』。2017年には生誕50周年を迎えたSF超大作です。

火の鳥

手塚治虫先生がライフワークとして数十年にわたって描き続けた名作『火の鳥』。その血を飲めば永遠の命を得られるという火の鳥が存在する世界で、火の鳥と関わる主人公たちの物語を描いた作品です。

というわけで

いい不死の日を記念して、不死身のキャラクターが登場する漫画をまとめて紹介してみました!

こうして並べてみると、「吸血鬼」などの定番ネタをはじめ、いろんな不死身の表現があり、とても幅のあるジャンルだと分かります。

実際にこの記事で紹介した作品をまとめて読んでみると、「不死身」というテーマの具体的な傾向がもっとしっかり読み取れて、面白いかもしれませんね。

お時間ある方は気になった作品をぜひ読んでみてください。それでは。