今年で44回目を迎える講談社漫画賞。講談社の作品を始め、時には他社作品も選考されるなど幅広い間口で常に注目を集めています。
そして2020年5月12日、第44回講談社漫画賞の各部門3作品がそれぞれ発表されました!
🎊栄えある受賞作はこちら
🏆少年部門
和久井健先生『東京卍リベンジャーズ』
(掲載誌:週刊少年マガジン 講談社)
🏆少女部門
ろびこ先生『僕と君の大切な話』
(掲載誌:デザート 講談社)
🏆総合部門
山口つばさ先生『ブルーピリオド』
(掲載誌:月刊アフタヌーン 講談社)
おめでとうございます!!!
本記事では、受賞した作品についてそれぞれご紹介していきます!
少年部門『東京卍リベンジャーズ』
『東京卍リベンジャーズ』は週刊少年マガジン(講談社)で和久井健先生によって連載されていれ、2020年10月には実写映画化も予定されています。
26歳のフリーターとして生活している主人公「花垣武道(たけみち)」は、ある日ニュースで中学時代に付き合っていた元カノ「橘日向(ひなた)」が悪党連合“東京卍會”の抗争に巻き込まれ死亡したことを知ります。
ある日武道は事故に遭い死に直面します。その時走馬灯の様に記憶を駆け巡るのは、変えられない(筈)の過去の記憶でした。そして気付いた時、そこは12年前の渋谷。ヤンキーをしていた中学時代に戻っていたのでした…!
元カノ日向を救うため、逃げ続けた人生を変えるためのリベンジ物語です。
自分の弱さを受け入れながらも、未来を変えるため、大切なものを守るために体を張る武道の姿に胸震えます!
「ヤンキー×タイムリープ×サスペンス」。目が離せない展開にあっという間に引き込まれてしまいます!
少女部門『僕と君の大切な話』
ろびこ先生による新感覚”トーキング”ラブコメディ『僕と君の大切な話』はデザート(講談社)で連載され、2020年3月に最終巻である7巻が発売されました。
物語は女子高生の相沢さんが同級生の東くんに勇気をふり絞って告白をするところから始まるのですが、東くんの返事は超予想外のもので!?
なかなか会話が噛み合わない不器用な二人ですが、会話を続けるうちに二人の距離も縮まっていきます。
ちょっとストーカー気味の天然美少女「相沢さん」とちょっと屁理屈っぽいメガネ男子「東くん」のかけ合いが最高に面白い会話メインの会話劇です!
7巻で完結されているので一気に読めちゃいます!
総合部門『ブルーピリオド』
マンガ大賞2020で大賞も獲得した『ブルーピリオド』は、山口つばさ先生によって月刊アフタヌーン(講談社)にて絶賛連載中です。
主人公「矢口八虎(やぐち やとら)」は、ちょっと悪めのヤンキーでありながら、成績は優秀で世渡り上手な高校生です。
充実した生活を送っているように見えるのですが、どこか虚無感を抱きながらなんとなく生活していたある日、1枚の絵に心を奪われます。
進路に迷いながらも、絵を描くことにどんどんハマっていき、美術の世界へ身を投じていきます。
自分が選んだ好きなことをする怖さや葛藤、それにもがきながらも努力し続ける八虎の姿に心が揺さぶられます。
美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語です!美術のノウハウうんちくも満載です!
読みたいマンガが必ずある
3作品いずれもが、賞に値する素敵な作品ばかり。話題になるのには当然の理由があります。まだの方は是非、既読の方も迷わずもう一度。
そして講談社漫画賞の過去の受賞作品も素晴らしい作品揃いです。マンガ選びに悩まれたときの頼れる指針になりますよ!
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