『マルドゥック・スクランブル』は、第24回日本SF大賞を受賞した冲方丁(うぶかた とう)先生の小説が原作の作品です。
マンガは『聲の形』、『不滅のあなたへ』などを手掛ける大今良時(おおいま よしとき)先生が担当しています。
すべてを奪われた少女が新たに手に入れたのは、異能の力と2人の奇妙な仲間たち。
サイバーパンクな世界で巻き起こるハードボイルドアクション、ここに開幕!
恩人の裏切りと新たな出会い
身寄りもなく、路頭に迷っていたところをカジノ経営者・シェル=セプティノスに保護されたルーン=バロット。
彼女はそれ以来、何不自由ない生活を送るようになりますが、ある日突然保護してくれたはずのシェルに襲われ瀕死の重症を負うことに…。
もはや助からないと思われたバロットでしたが、事件屋を名乗るドクター・イースターとネズミ型万能兵器・ウフコック=ペンティーノに救われ、違法な科学技術を用いた治療により一命を取り留めることに成功。
その際、異能の力を手に入れた彼女は、身の安全を保障する代わりにシェル逮捕に協力するよう求められます。
しかし、すべてを失い、生きることに絶望していたバロットはすぐに答えを出すことができません。
はたして、そんな彼女が選ぶ道とは一体…。
サイバーパンクなスタイリッシュガンアクション
違法な科学技術による治療を受けたバロットが手に入れた異能の力、それは、
金属繊維でできた「人工皮膚(ライタイト)」による物体把握能力
あらゆる電子機器を操る「電子撹拌(スナーク)」能力
これらの異能力と、様々な道具や兵器に変身するネズミ型万能兵器・ウフコックを駆使し、シェルを追うバロットですが、彼女の前には身体を改造し、強大な戦闘力を手にした者たちが立ちはだかります。
そこで繰り広げられるスタイリッシュなガンアクションがかっこいいんです!
また、カジノ編では脳が焼き切れるようなギャンブルバトルも描かれています。
巧みな話術やイカサマ、超絶技巧で迎え撃つディーラーたちに対し、異能の力と頭脳で挑むバロット。
こちらの戦いも熱いです!
奪われた続けた少女
バロットの人生は壮絶でした。
父親から性的虐待を受け、唯一の味方であった兄はそんな父親を射殺し、服役。
身寄りのなくなったバロットは行き着いた先で娼婦として働かされますが、やがてそこにもいられなくなります。
そして、路頭に迷っていたところをシェルに保護されるも、彼の陰謀に巻き込まれ命を落としかけることに…。
そんな奪われるばかりの人生に生きる希望を失っていたバロットでしたが、ウフコックたちとの出会いをきっかけに徐々に変わっていきます。
「生きたいと思ったことなんて一度もない」
そう言っていた彼女が、おいしい食べ物に笑みをこぼし、様々な人と出会い、恋をする。その姿を見ていると彼女に幸せになってほしいと思わずにはいられません。
しかし、バロットが抱える傷は大きく、どこか危うさを感じさせるシーンも…。
はたして、そんな彼女が幸せを掴むことができるのか、ぜひご覧ください!
サイバーパンク×ハードボイルドアクション!
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