逃げるは恥だが役に立つ

海野つなみ

既刊11巻

逃げるは恥だが役に立つの好きなところ

説明不要なほどの有名タイトルになった本作ですが、それでもオススメしたい&語りたい魅力があるんです! あらすじは割愛します。みんな知ってるでしょ?なんならまだダンス踊れるでしょ? この作品の好きなところは何と言っても「優しさと強さの両立」! 知識と教養をもって古い時代と戦うような、やさしい革命家みたいなスタンスがたまりません。 そもそもこの作品はめちゃめちゃ頭がいい作品だと思っています。 過去50年くらいにわたる日本の恋愛とか結婚とか、夫婦関係にまつわるあれこれを全部網羅し、さらに未来へ向かうための方向性まで示してくれている。 それを押し付けがましくするんじゃなく、キャラクターの要素や物語の展開で無理なく描き出してくれている。 本当にもう、現代の神話みたいに読み解くのが楽しい作品です。 結婚や夫婦というシステムの時代とのミスマッチ。過去の女性たちが積み上げてきた女子の地位。生き方が選べる時代だからこその不安。伝統や文化の名を借りて呪いのように人を縛るなにか。結婚の意味。夫婦の意義。幸せになる方法。 それらを緻密に細やかに張り巡らせ、物語の中に落とし込む。だけど読み味はあくまで優しく、持論を押し付けるようなことはしない。 心の中にぼんやりあった疑問が、明確な形を持って浮き上がり、目の前に浮かんでくる。それに答えるもよし答えないもよし。 ネタバレを防ぐためにぼかして書きますが、夫婦とは何かの結論(と僕が思ってる)が素晴らしい! 「一緒に幸せになろうと努力する2人のことを、夫婦っていうんだぜ!」 ロックンローラー風に言えばこういうことです!異論は認めます! 逃げ恥の解釈を、夫婦の未来像を、今の時代に結婚することの意味を、あなたの考えを聞かせてください!

2019年 11月 05日

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