SPY×FAMILY

遠藤達哉 / 著

コマ投稿OK

『SPY×FAMILY』4巻発売記念で公式Instagramアカウントが開設!担当編集・林士平さんにインタビュー

2020年5月13日に4巻が発売され、累計発行部数が300万部を突破した『SPY×FAMILY』。

同時に、4巻発売を記念して公式Instagramアカウントが開設されました。

わずか数日で2.6万人(5月17日現在)からフォローされる人気ぶりです。アルは『SPY×FAMILY』の担当編集を務める「少年ジャンプ+」の林士平さんにインタビューし、公式アカウント開設の背景を伺いました。

過去の林さんのインタビュー記事はこちら。

可愛く動くアーニャをInstagramで見れる!

『SPY×FAMILY』の公式Instagramアカウントでは、5月19日まで毎日、アーニャたちの日常を映像にしたストーリーズ「まいにちアーニャ」が公開されます。

ぜひクリックしてみてください、アーニャが動いて可愛いですよ!

『SPY×FAMILY』はタイトル通り、「スパイ×家族」をテーマにしたコメディ作品です。

「名門校に潜入するため、家族をつくれ」と命じられた凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)は、相手の心を読むことができる超能力者の女の子・アーニャと、暗殺者の女性・ヨルと共に仮初めの家族を結成

SPY×FAMILY

3人は互いの正体を隠したまま、世界を平和にするための任務に立ち向かいます。

「Instagramは『SPY×FAMILY』の空気感を伝えるのに最適」林さんにインタビュー!

ーー 『SPY×FAMILY』300万部突破と4巻発売、おめでとうございます!林さんの所感をお伺いしたいです。

思ってもいないぐらい沢山の読者に作品が届き、とても嬉しいです。やっと連載1周年を超え、物語も徐々に広がり始めている段階です。


まだまだ読者に届けたい物語や企画を練り込んでおります。このまま連載・コミックスを楽しんでもらえたら嬉しいです。

ーー4巻発売と同時に開設されたInstagramアカウント、すでに2万人以上の方々にフォローされていてすごいです!Instagramでこれだけファンが集まっているのは、どういった理由からだと考えられていますか?

どこまでも『SPY×FAMILY』の原作力だと思います。沢山の読者が「動いているアーニャを観たい!」と思ってくださったのだと思っております。せっかくフォローいただいたので、これからもInstagramでの企画を継続的にやっていきたいと思っております。

ーーこれからも更新が楽しみです!今回、Instagramでの発信を始められたきっかけについてお聞きしたいです。

弊社の宣伝部の凄腕宣伝マン・濱岡諭史(はまおかさとし)君と、新刊発売のかなり前に打ち合わせをして生まれた企画です。アーニャを世界中に愛されるキャラクターとして育てるため、宣伝施策を実施しています。

SPY×FAMILY

アーニャというキャラクターの根幹は、家族の存在だと思います。家族であるロイド、ヨル、ボンドの目があるから、このキャラクターらしさが出るので、この関係性を違和感なく魅せられる媒体が何か考えて決めたのがInstagramです。


かなり前から、Instagramのユーザーには自身の子どもの普段の様子をアップしている親が多い印象がありました。新たな読者層を狙えると同時に、何気ない日常を当事者目線で届けられるストーリーズという投稿方法が、『SPY×FAMILY』の空気感を伝えるのに効果的だと考えて選びました。

ーー作品やキャラクターならではの良さを伝えるのに適していると考えられ、Instagramアカウントを開設されたのですね。発信に際して、工夫されているポイントはありますか?

ただキャラクターが動く動画なのですが、ストーリーズという投稿形式の文脈に載せると、子どもを見守る親が投稿した動画のように見えるので、アーニャをより身近に感じられると思います。


全てがそうではありませんが、できる限り当事者(ヨルをイメージしていました)がアーニャの動画を撮っているイメージで動画をつくっていただきました。


「まいにちアーニャ〜成長日記篇〜」より引用。

あと「面倒な毎日ほど、愛おしかったりする。」のコピーはコロナで家庭内暴力(とは限定せずとも、関連して起きている問題)が増えていたりする現状を意識してつくるよう、宣伝関係者の皆様ともコミュニケーションを取りました。

 

「まいにちアーニャ〜手洗いうがい篇〜」より引用。

作者の遠藤達哉さんともお話ししたのですが、「家が必ずしも安全な場所ではない人もいる」と考えています。なのでステイホームにフォーカスしすぎず、今の「日常」に焦点を当てたコピーになっております。


例えば在宅勤務で自分の子どもを邪魔だと思うことがあっても、第三者目線で他人の子どもを見たら「可愛い」と思うはずです。この状況下で「近すぎて当たり前だから気づけない幸せ」みたいなものを、『SPY×FAMILY』を通じて思い出せたらいいよねと話しながら、作家や宣伝担当、制作会社とやり取りさせていただいていました。

ーーとても素敵なコンセプトだと思います。最後にアルの読者や『SPY×FAMILY』のファンに伝えたいことがあれば教えてください!

今後も皆様に楽しんでいただける物語・宣伝企画が満載です。ぜひ『SPY×FAMILY』の世界を堪能していただきたいです。


『SPY×FAMILY』の企画情報は遠藤さん、私、少年ジャンプ+のTwitterアカウントで発信していますので、お得情報などお見逃しなきよう、ぜひフォローをよろしくお願いします!

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