東京 (28)
いわゆる陰キャと括られてしまう園木とその真逆の真嶋の男子高校生たちがお互いを知り友情を育む、とはいえ園木は人を友達と思っていいのか?なんてわざわざ考えてしまうタイプでその心情描写や、陰と陽のそれぞれのコミュニティ感、高校生活、進学校の受験の感じが細かく、空気感を大切に描かれております。 自分は特に園木に感情移入してしまって、「あちらこちらぼくら」のラスト前、改札口の園木のモノローグで爆発して駆け出してしまいそうになりました。 BLってなんかリアリティなくて苦手なんだよねぇって人に激しくお勧めしたい。 ウメくんは癒されるなぁー
2021年 06月 29日