ぽんこつポン子

矢寺圭太 / 著

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ぽんこつポン子の好きなところ

日常系漫画に”非日常”をぶっこんだら、こんなにも面白い作品になってしまうのか。 いやいや、それはもう"ドラえもん"と"のび太"で証明されているか。 でも、「おや、新しいぞ」と思ったのはなぜだろう。 そうか、”ノスタルジー”だ。 時おり挟まれる 主人公"吉岡"の家族との思い出の回想がそうさせる。 日常系漫画に"ポン子"という非日常が。それにスパイスを加えるような吉岡のノスタルジー要素。 主人公 吉岡が「老人」という設定だからこそ台詞1つ1つに重み・深みが増し、結果的にストーリーの重み・深みが増している。 吉岡の一言、一言がなんかイイんすよね。 たとえば・・こんなの↓ ≪人間なんて最期はケムリだ…ただ空に消えていくだけ。ただ静かに…≫ ≪意味なんてないからいいじゃねえか。人間は意味のないことも楽しむんだよ≫ ロボットとの比較で、人間の〇〇を語る。感じでまたそれが沁みるのよ。 そしてまた、恋愛とも親子とも違う、吉岡とポン子の信頼関係の築き上げの、じわじわ感をずっと見守っていたくなる。 って、あたかも読み込んでるヤツ風で書きますたけど、まだ試し読みです。だってだって、アルライターさん推し推しだったから。 アルニュースの「『ぽんこつポン子』超ひみつ百科!矢寺先生描き下ろしオリジナル想像図でポン子の機能と魅力を徹底解説!」は一読したからそこ、じっくり読みたい。そんな内容であることが分かった。 『ぽんこつポン子』は買いです。追いです。そして、きっと2020年の推しです。

2020年 08月 08日

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