アオアシ

小林有吾著 上野直彦取材・原案協力

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アオアシの好きなところ

試し読み領域が拡大してて、読み進めたよ。ずっと気になってた『アオアシ』。 人気作であることは知っていた。 通常の試し読み領域で「この作品は絶対に面白い」という確信もあった。 いや~1・2巻でもう満腹です。あとはやっぱり立ち読みじゃなく、手に取ってじっくり読みたい。 会社の先輩の引っ越し手伝ったら「お礼に」とおいしいラーメン屋に連れていってもらったことがあって、「なんでも頼んでいいよ」というから その店で一番高い「ぜんぶ乗せ」を頼みました。チャーシューも味玉もメンマもこれでもか! ってくらい乗ってるヤツ。 『アオアシ』1巻・2巻のユースセレクション編のそんな”ぜんぶ乗せ”感がたまんなかった。 もっと分かりにくく例えるんだけど、、、 僕がバスケを始めたきっかけのマンガ『SLUM DUNK』の山王工業戦と、 僕のバスケ熱を再燃させたマンガ『あひるの空』の横浜大栄戦が この2つが1冊に詰まってる感じよ。 『SLUM DUNK』も『あひるの空』も読んだことがある人ならこの意味がスーっと解ると思うんだけど。。 『SLUM DUNK』の山王工業戦は、言わずと知れてるけど、"湘北高校"が高校最強の”山王工業”に挑むクライマックス。”アリが象を倒す”爽快感の極みを味わう。また、Lv1からLv50まで一気にレベルアップする桜木の成長譚は気持ちよさしかなかった。 それに加えてだ。『あひるの空』の横浜大栄戦的要素をプラスといったらどうよ。 「インターハイで優勝を目指すチームとは」をまざまざと見せつけられた横浜大栄戦。 「夢を掴み取る」とはどういうことなのか、”九頭龍高校”との比較で自分の現在地を、自分にその資格があるのかを思い知らされる。傷口がもうジュクジュクになるほどに。 でも横浜大栄の監督”酒巻呼人(さかまきよひと)”は言うんだ。「同じ高校生」「違いは やってるか、やってないか……ただそれだけ」だと。 『アオアシ』には、そんな爽快感と夢を掴み取る資格のあるヤツの物語が同居している。 しかも、それをたった2冊でやってのけてるからビックリするのよ。 しかも、それを1巻・2巻という序盤でやっちゃってるのがビックリするのよ。 これからどんなワクワクが待ってるというのか。 スラムダンク世代なら”桜木”の2年生が見れるとしたら・・・ あひる世代なら”横浜大栄”視点で「あひるの空」が読めるとしたら・・・ 面白くないわけないじゃんよ。

2020年 08月 12日

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