ファイアパンチ

藤本タツキ / 著

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ファイアパンチの好きなところ

ここ十年の少年漫画で間違いなく一番不条理で最悪の展開を貫き続けた漫画。 主人公のヒーローとしての期待=外圧と内面の危うさ、脆さ。その中間でとても頼りなく悶えるわずかな自我。 読者の期待のコントロールと揺さぶり方、人間味の描き方と殺し方。ここのバランス感が素晴らしくて、読み進めるごとに最悪な気分になる。だからこそ、少なくともここ数年読んだ中で一番面白かったと言える漫画。

2019年 04月 11日

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