東京 (28)
来年完結というニュースを見て、既刊18巻まで一気読みしました。歴史ものであり、SFでもあり、恋愛漫画でもあり。人間の生々しさやえぐみもリアルに感じ取れます。情報量が多い。 ここまでジェンダーを真っ向から扱う作品だということを読むまで知らなかったのですが、2000年代初頭からこの作品が存在していたことは、国内の漫画表現における救いでもあると思います。 作者のリテラシーが高いだけでなく、普遍的な愛についての問いかけも読み取れる気がして、より一層よしなが作品のファンになりました。
2020年 11月 22日