『復讐の教科書』は、いじめを受けている高校生・黒瀬が担任教師・白鳥と入れ替わり、教師の立場を利用していじめてきた同級生たちに復讐していくストーリーです。
2020年3月から「マガポケ」で連載中の本作は、『進撃の巨人』や『五等分の花嫁』などのヒット作を送り出してきた敏腕編集者の「バック」こと川窪慎太郎さんのマガポケ初担当作。今、マガポケですごく読まれているのだとか。
2020年7月9日のコミックス第1巻発売を記念して、アルでは原作者の廣瀬俊先生と川窪さんの対談インタビューを実施。
10年以上の付き合いになる2人のお話から、マンガ家と編集者が作品をつくっていく舞台裏が詳しく明かされました。
目次
- 『復讐の教科書』連載につながった、『進撃の巨人』諫山先生の教えとは?
- 敏腕編集者が感じる「作家の成長」の話
- 原稿から「作家性」を見出され、初連載にたどり着くまで
- 「終わったらもったいない」ときに最終回を迎えたい
- あとがき
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『復讐の教科書』連載につながった、『進撃の巨人』諫山先生の教えとは?
ーー川窪さんは『復讐の教科書』が「マガポケ」での初担当作品だそうですね。まだ話数も少ないながら、たくさん読まれているとお聞きしています。
おかげさまで。とてもありがたいことです。
ーーまず、『復讐の教科書』の連載が始まった経緯をお聞きしたいです。
前作の『青春相関図』が終わってから、他ジャンルの企画をいくつか考えたんですが、なかなか連載が決まらず。そんなとき、週マガの編集長から「廣瀬くんは人間の嫌な面を描くのが上手いから、それを活かせるマンガを描くといい」と言われたんです。それがきっかけでした。
黒瀬に対する執拗ないじめの様子が描かれる。『復讐の教科書』1巻より引用。©︎廣瀬俊・河野慶/講談社
ーー『青春相関図』も、その前に連載されていた『煉獄のカルマ』も、『復讐の教科書』と同じく“いじめ”をテーマにされていましたよね。
どれも暗い内容ですよね(笑)。実はジャンルとしてはファンタジーが好きで、最初はずっとそういう作品を描いていたんです。
ーーそうだったんですね、意外でした!
『青春相関図』の後は、何本くらい考えたんだっけ?
4、5本ですかね。ヒーローもの、探偵もの、ラブコメ…あと、ゾンビとヤクザものとかも。
ーーすごい幅広さ!
結構色んなジャンルに挑戦しましたが、それらのジャンルは僕より上手く描ける人が他にいると思うんですよね。
ーーそれよりは、「人間の嫌な面を描く」という得意を伸ばすマンガを描こうと。
そうですね、他の人よりちょっとだけ得意だと思っているので。その軸でアイデアを考えて、「キャラクターの人生がめちゃくちゃになってしまう入れ替わりもの」が良いと思ったんです。
それから「生徒と教師が入れ替わったら、面白いことができそう」って話になったんだよね。
はい。川窪さんの話を聞いて、何ができるか考えていったら「復讐」にたどり着いて。1話目を描いて編集長に見せたら「面白い」と言ってもらえて、連載が決まったんですよ。
同級生たちに追い詰められて学校の屋上から転落してしまった黒瀬は、下にいた白鳥にぶつかり、人格が入れ替わってしまう。『復讐の教科書』1巻より引用。©︎廣瀬俊・河野慶/講談社
ーー「人間の嫌な面を描く」と「入れ替わりもの」の掛け合わせから生まれた設定だったんですね。
『復讐の教科書』を読んだ友だちから「またいじめのマンガを描いたの?」って言われたんですけど、別にいじめを描きたかったわけではないんですよね。どうやったら面白い作品ができるか考えていくなかで、いじめという状況を描くのが入れ替わりとの相性が良かっただけなんです。
ーーファンタジーが一番好きなジャンルですもんね。
僕は実際にいじめを受けた経験があるので、伝えたいことを描きやすいシチュエーションなんだと思います。いじめが登場しない作品を描くとしても、自分がよく知っている世界を描くんだろうと思います。
ーーでは、『復讐の教科書』を通して何を伝えようとされているのでしょうか?
「復讐の是非」を読者の方たちに考えてほしいですね。言ってしまうと、僕は「復讐は絶対にしてはいけない」と考えています。
ーーあれ、そうなんですね。あんなに主人公が復讐しまくるマンガを描かれているので、意外でした。
白鳥の中に入り、復讐を誓う黒瀬。『復讐の教科書』1巻より引用。©︎廣瀬俊・河野慶/講談社
川窪さんから「自分と真逆の価値観を描くと良い」と言われているので。
ーーえっ、それはなぜでしょう?
昔、『進撃の巨人』の諫山さんが、「“人を殺しちゃいけない”と伝えたいなら、“人なんて殺していい”と主張するようなマンガを描くのも効果的である」と話していたんですよね。
ーーすごい気になる!詳しく聞かせてください!
「人を殺しちゃいけない」なんて誰もが知っていることですし、これまで何億回、何兆回と言われてきたはずですよね。けど現実として、殺人はなくなりません。だったら、「人なんて殺していい」と言われたほうが、「本当にそうか?」と考えるきっかけになるんじゃないかと。
ーー面白い!発想の転換ですね。
つまり、諫山さんは「あるメッセージを届けるとき、ストレートに伝える以外のやり方もあるんじゃないか」と話していたわけですよ。
諫山さんの言葉だったんですね、知らなかった(笑)。
ーーいつの間にか他の担当作家さんの教えを受けていたという(笑)。
だから、仮に廣瀬くんが「復讐はいけない」と思っているなら、それをそのまま伝える必要はないんですよ。
復讐しまくる主人公の物語を読んで、「やり過ぎだろ」と思ってくれる人がいるといいんだろうなと考えています。
ーーすごく納得しました。ちなみに廣瀬先生は原作者ですが、作画の河野慶先生とタッグを組まれた経緯もお聞きしたいです。
コンペみたいな感じですね。連載が決まってから作画を頼める作家さんを探していたら、河野さんを推薦してくれる編集者がいたんです。試しにいくつかのシーンを描いてもらったらとても良かったので、お願いしました。
河野さんは僕が伝えたいことをすごく引き出して描いてくれるんです。
そうだよね。二人の相性が良いおかげで、上手くいっています。
敏腕編集者が感じる「作家の成長」の話
ーー『復讐の教科書』が好調な理由を、川窪さんはどう捉えられていますか?
マンガには正解がないから、一概には言えないんですけどね。強いて言うなら、廣瀬くん特有の描写力が、マガポケという媒体で活かされているからかもしれません。
ーーおぉ、詳しく聞きたいです!
廣瀬くんの作品の特徴は、「次にどんなことが起きるんだろう」と続きが気になってしまう引きの巧みさです。マガポケは、次の話が気になればどんどん読んでいける仕様なので、たくさんの方たちが読んでくれやすいんだと思っています。
復讐のため、いじめグループの1人・キリコの彼女を部屋に連れ込む黒瀬。『復讐の教科書』1巻より引用。©︎廣瀬俊・河野慶/講談社
ーー面白い。廣瀬先生は『復讐の教科書』が好調な理由を何だと捉えられていますか?
つくり手の目線で言えば、見せ場をつくりやすい作品なんですよね。主人公が5人にいじめられていた設定なので、5人も倒せるキャラクターがいる。
そうだよね。敵が1人とかだと見せ場をつくれる回数が少なくなっちゃうけど、5人いるから痛快に倒すシーンを増やせる。
黒瀬は、リーダー格の不道を中心とする5人からいじめを受けていた設定。『復讐の教科書』1巻より引用。©︎廣瀬俊・河野慶/講談社
前作までは、見せ場をつくるのに結構困ったんですよね。だから復讐をテーマに描くと決めたとき、意識的に見せ場をつくりやすい設定にしました。「ここで盛り上がるだろう」と逆算して描けるし、それがちゃんと読者の方に届いているんだと思います。
ーー今までの連載から得た学びだったんですね。
2作品とも打ち切りになっちゃったんですけど、だからこそ次にどういう設定にすればいいのかが分かりました。
あと、10年間どれだけボツを出されてもマンガを描き続けた蓄積からか、ここに来て作家として成長しているよね。ボツを出しまくってしまった僕が言うことじゃないかもしれませんけど(笑)。ネームを描いて持ってきていただいた数で言えば、多分、僕が担当している作家の中で誰よりも多いと思うし。
そうなんですか?
うん、ダントツです。
ーー川窪さんが感じるマンガ家さんの成長って、たとえばどういうものですか?
はっきりと目に見えるものではないんですけどね。少しずつマンガのリズムというか、読者が面白いと思うポイントを感覚的に掴めるようになるんです。雑誌デビューしてある程度、連載を続ける作家であれば、誰でもそういうタイミングがあるんですよ。
ーー誰でもですか。
先輩の編集者とかに聞いても、同じことを言いますね。自分が担当してきた作家で言えば、『進撃の巨人』の諫山さんも『五等分の花嫁』の春場さんも、ある日突然、それまでとレベルが違うネームを持ってきたときがあったんです。
ーーおお、そんなことが。
連載開始から1年かかる人もいれば、2年かかる人もいる。廣瀬くんの場合はもう少し時間がかかりましたが、そのタイミングがついに来たんだと思います。
ーーでは、『復讐の教科書』のネームを読んでそう感じられたのは、具体的にいつ頃ですか?
この1ヶ月くらいですかね。
ーーめっちゃ最近!
話数で言うと15話くらいかな、くるみへの復讐のやり方を考える回。
いじめグループの1人・くるみの弱点を見つけるため、彼女のSNSアカウントを探る黒瀬。『復讐の教科書』2巻収録予定の15話より引用。©︎廣瀬俊・河野慶/講談社
ーー廣瀬先生は、川窪さんがお話しされたような成長の実感はありますか。
自分の何かが変わったわけではないんですけど、一人で描いていても川窪さんの声が聞こえてくるんですよね(笑)。バーチャル川窪さんが現れて、ダメなところを指摘してくれる感じというか。
ーーバーチャル川窪さん!
描いていて、「こう指摘されるだろうから、こう描き直したほうが良いだろうな」って分かるんですよ。僕はこの先もマンガ家を続けるつもりですが、川窪さんがいなくなったら多分ダメになるので、ずっと付いていくと思います。
でもバーチャル川窪さんがいるから、一人でも大丈夫だよね。多分。
急にいなくなっちゃうかもしれないから…。
脳内からね(笑)。
当たり前ですけど、リアル川窪さんから普通に指摘を受けたほうが早いですよ(笑)。
原稿から「作家性」を見出され、初連載にたどり着くまで
ーーお二人の信頼関係がすごく伝わってきます。一緒に作品をつくるようになって、どれくらい経つんですか?
今31歳なんですけど、初めての持ち込みをした20歳のときに出会ったので、もう10年くらいになりますね。
ーーすごく長いお付き合いですね!
廣瀬くんの持ち込み予約の電話を、僕が受けたんですよね。その作品をそのまま「MGP」(※)に出したんだっけ?
※マガジングランプリ。週刊少年マガジン編集部が開催している月例賞。
はい、奨励賞をもらいました。川窪さんに「何がすごいのか分からないけど、何かすごそうだからとりあえず賞に出しておくね」と言われて、「はい」みたいな。
一同:(笑)
廣瀬先生の初投稿作『ASATO-アサト-』。
「それでいいのか」と(笑)。
もちろん、廣瀬くんには何かを感じたから、そのまま賞にも出したんだと思います。
ーー「ここがすごい!」という何かが明確にあったわけではなかったけれど。
僕に言語化できないだけで、あったんでしょうね、分かりやすく言うと「作家性」みたいなものが。実際に、一番下の賞ではあるけど、受賞できましたしね。そこからデビューへの道のりが始まったんだよね。
そうですね。
MGPはマガジンで一番小さい賞で、その上に半年に1回開催される「新人漫画賞」があります。MGPで賞を獲った新人は、大体が新人漫画賞の佳作を獲ることを目指すんですよ。佳作以上の作品は、週マガ本誌に掲載されるからです。でも廣瀬くんは、結果的に佳作は獲れなかったんだよね。
そうですね。獲ったのはどれも奨励賞で、MGPで2回、新人漫画賞で4回ずつです。
ーーその頃は絵もご自身で描かれていたんですか?
新人賞の頃までは自分で作画もしていたよね。
でも賞をもらえたときはいつも、選考理由の感想のところに「絵が下手」って入っていたんですよね(笑)。逆に「話は良い」と言ってもらえていました。
廣瀬先生が新人漫画賞に投稿した作品の一つ『ビタースウィート』。
いつ作画を諦めたんだっけ?
『煉獄のカルマ』の連載が始まるときですね。4回目の新人漫画賞への投稿作を読んだ川窪さんが「これは多分良い賞を獲るから、連載の話を考えよう」と言ってくれたんですよ。けれど結果はまた奨励賞で、マジで凹んだんですけど「連載の話をつくろう」と言ってくれて。
僕も自信あったんだけどね…。最初は時代もので連載を狙っていたよね。
ーー最初から『煉獄のカルマ』じゃなかったんですね。
主人公が伊能忠敬の隠し子という設定のマンガですね。
そうそう、日本地図をつくるんだよね。
けど、編集部からの評価があまり良くなかった。そこで前々から考えていた『煉獄のカルマ』の設定を川窪さんに話してみたら「面白い」と言ってくれて、連載もすぐ決まったんですけど、編集長から「絵がもう一歩だから原作者としてお願いしたい」と伝えられたんですよ。
それでも初連載だから嬉しかったよね。
そうですね。ある日、編集部に行ったら春場ねぎさんがいて、「今日から僕が作画です」と言われて、お見合い結婚みたいな感じでした。
ーーいきなり登場する春場先生(笑)。じゃあ、川窪さんが春場先生の担当になられたのは、『煉獄のカルマ』がきっかけだったんですか?
そうです。『煉獄のカルマ』の連載が決まって作画を頼める方を探していたとき、春場さんが手を挙げてくださって、僕が担当するようになりました。
ーーそんな経緯で、『五等分の花嫁』の連載にもつながっていったんですね。
「終わったらもったいない」ときに最終回を迎えたい
廣瀬くんの変なところの話をしてもいいですか?
ーーもちろんいいですよ(笑)。
廣瀬くんは僕が今まで出会った人の中で、一番の頑張り屋なんですよ。尊敬します。というのも、本当にずっとマンガを描いているんですよね。今日もさっき「3ヶ月ぶりに家を出た」とか言っていたんですが、コロナ禍が始まる前からこんな感じなんですよ。
ーー普段からずっと部屋に籠もっていらっしゃるんですか…?
本当にずっと家でマンガを描いているから、コンビニにも行かず、「前の打ち合わせから1秒も外に出なかったので、本当に1週間ぶりに声を出しました」みたいなことを言うんです。ちょっとストイックすぎる。
ネームにすべての時間を割きたいんですよね。たとえば打ち合わせが1週間後なら、その1週間をまるまる使ったほうが良いネームになるじゃないですか(笑)。たとえば18ページのネームなら、めちゃくちゃ頑張れば1、2日でできますけど、それじゃダメなんですよ。2周目、3周目…と何度もブラッシュアップしないと。
でもさ、多少の気分転換くらいすればいいのに、部屋から一歩も出ないのは、やりすぎでは?1時間くらいファミレスに行ったりしたらいいじゃん。
ファミレスに一人で行くのは寂しいじゃないですか。
一同:(笑)
ーー廣瀬先生が部屋から出ないのは、何か理由があるんですか?
気分転換に外出しても、何も生まれないんですよね…。どっちみち頭の中ではネームのことを考えているから、家で座って黙々と考えていたほうが身体が疲れないんですよ。息抜きは、タバコとコーヒーとレッドブルがあれば大丈夫ですし。
ーー変かどうかとかじゃなくて、お身体が心配になってきました…。
あとは、たとえば0時くらいにどうしても眠くてネームが描けなくなったら、1時、2時、3時…って1時間ごとにアラームをセットして寝るんだよね。普通はそんなことしないですよ。
でも、仮に「5時まで寝る」と決めたらしっかり寝ちゃうじゃないですか。1時のアラームで起きれなかったとしても、2時のアラームで起きれたら5時に起きるよりはネームを描けるし、得だと思うんですよ。5時まで寝なくても平気だったのに5時まで寝ちゃったらもったいない。
それは流石にちょっと頭がおかしいと思う(笑)。
僕は画期的な方法だと思っていたんですけどね…(笑)。
ーーちゃんと健康診断に行ってくださいね…。インタビューもそろそろ終盤なので、これから廣瀬先生が『復讐の教科書』をどんな作品にしてきたいかお聞きしたいです。
野望としては、実写化させたいです。おそらく地上波で放送するのは無理なストーリーなので、NetflixやHuluなどでドラマにしていただけたら理想ですね。とはいえ、直近の目標は単行本1巻の重版かなぁ。
ーーすごく実写映えしそうな内容ですよね。コミックスの巻数の目標はあったりしますか?
1年後くらいには終わっていると思うので7、8巻くらいでしょうか。
ーーすごく具体的!
作品の設定上、ダラダラと長くやっても良くないですしね。引き伸ばしはせず、最短距離で面白い弾だけを撃ち続けるつもりです。「めちゃくちゃ人気が出ていて終わらせるのがもったいない」って状況で終わらせられれば最高。それも、考えた通りの最終回を描き切って終わりたいです。
ーーそれは、前の2作品が打ち切りという終わり方だったから?
そうです。理想の最終回を描けたことが一度もないので、最後まで自分が想像した通りの世界を読んでもらいたいと思っています。
ーーありがとうございます。川窪さんはいかがでしょう?
廣瀬くんが言った通り、理想は「まだまだ連載してほしいな」と思われながら最終回を迎えること。それが一番ですね。
ーー気になったんですが、編集者として「人気作を終わらせたくない」と思われたりはしないんですか?
作家が「もうちょっと描きたかった」と思うぐらいのときに終わったほうが、次回作への意欲が生まれるんですよ。反対に何もかもを描き切ると、そこで燃え尽きちゃう。
ーーマンガ家さんに次回作を描くだけの余力が残ったほうが、編集部にとっても良いと。
編集部が槍玉に挙げられて、「連載を無理に引き伸ばしている」とか言われることもありますけど、そんなことをしても長い目で見たら損をするだけなんですよね。
ーー最近だと『鬼滅の刃』が完結した際に、「引き伸ばしがなくなった」と言われていましたよね。
まことしやかに言われていてジャンプが可哀想です。どうしても描きたいことがあれば長くなるし、そうでなければ短く終わることもある。それだけだと思います。だから、「僕はジャンプの引き伸ばしなんてあるはずないと断固否定します」ってしっかり記事に書いておいてください。隣の雑誌の編集者としてずっと思っていたので。
ーーかしこまりました!
一応言っておくと、マガジンもよく言われていますが、もちろんマガジンでもないですからね(笑)。
あとがき
廣瀬先生と川窪さん、お忙しいなかインタビューをお受けいただき、ありがとうございました!
『復讐の教科書』という作品の魅力を語るに留まらず、マンガ家と編集者による作品づくりの舞台裏を詳しく語っていただき、多くのマンガファンが楽しめる対談になったと思います。
『復讐の教科書』の第1話「先生と僕」はこちらからお読みください。
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廣瀬俊
漫画家 / ネーム原作者 / 復讐の教科書(マガポケ連載中)/ 青春相関図(3巻) / 煉獄のカルマ(5巻) / HIKAKIN物語(読み切り)/ 好きなギャンブルは人生です。
川窪慎太郎
株式会社講談社 「週刊少年マガジン」編集次長。主な担当作は『進撃の巨人』、『五等分の花嫁』、『ふらいんぐうぃっち』、『将来的に死んでくれ』、『復讐の教科書』など。