東京 (28)
映画がアマプラで配信になってて、観ました。 原作を読んだのはもう3年前くらいか。うる覚えの記憶を呼び覚ませればいいやと、早回しボタンに手を置きながら観始めたんですが、けっきょく気が付けば全部観てた。 終わり方って こんなんだっけ?? と最終巻を再び手に取ったが最後、またイチから読まなければならない衝動に駆られている。 最終回は漫画の余韻の方が断然イイと思います。 結局、この作品はなんだったのだろうか。全然分からない。でも、クセになる何かがそこに在る。これが押見修造ワールドか。 漫画と文学作品の間をいっている感じ。唯一無二の作品を作り続けている。 手元に置いておくべき漫画であることは間違いない。 こうやってレビューを書いている間も、「何を分かった気で書いてる。このクソムシが!」 と頭の片隅で”中村さん”に罵られている。それでもまた”中村さん”に会いにいこうとしている僕は、ド変態の、クソまんじゅうの、クソムシです。
2021年 03月 06日