不良、彼らの生き方に賛同する人は多くないと思う。社会に反抗し人様に迷惑をかける、そんなイメージを持っている人が多いだろう。しかし、彼らの中には命よりも大切な信念や仲間を守るため、「仁」を持つやつらがいる!『東京卍リベンジャーズ』は『新宿スワン』など数々の不良マンガを描いた和久井健先生の新作だ!
あらすじっ!?
主人公「花垣武道(タケミチ)」は26歳。うだつの上がらない生活をしていた彼は中学2年のころ付き合っていた彼女、「橘日向」が悪党連合「東京卍會(とうきょうまんじかい)」に殺されたことをニュースで知る。
そんな彼はある日、駅のホームで何者かに突き落とされ、突然の死を迎える…と思いきや、12年前にタイムリープする!12年前でも半端な不良だったことを思い出させられたタケミチは彼女を守るため東京卍會で成り上がり、真相を追い求める!
魂で生きているヤンキーたち!
主人公のタケミチはタッパもなく、ガタイもない中学生。正直ケンカの腕は弱く、かつては虚勢しか張れない口だけ野郎だった。このままじゃ同じ未来を繰り返す。自分のことも誇れない人生。なにより、大切な人を守れない!その想いがタケミチの行動を変えてゆく!
そしてその想いは伝播し、この世界を変えるのだ!
タケミチの想いを受ける仲間たちがすごく魅力的!だからこそこの世界に入り込んでしまう!12年前、東京卍會のトップだった無敵の「佐野万次郎(マイキー)」、その親友かつ右腕「龍宮寺堅(ドラケン)」。彼らそれぞれに想いと背負うものがあり、葛藤しながらも自らの運命を切り開いていく!
名シーン集!?
ここではこのマンガでみんながしびれた名シーンを紹介!これらを見ればきっと、心のなかの熱いヤンキーが目覚めるはず!
もっともっとたくさんあるけれど、ここから先は物語とともに楽しんでほしい!
「ヤンキー」という生き方
思うに、「ヤンキー」というのは生き方のことなのではないか。社会に反抗し、世界に牙を向き、それでも信念を曲げない、そんな生き方を指しているのではないか。中途半端なヤンキーが増えたことで彼らを暴力集団と見てしまうこともあるけれど、真の意味での「ヤンキー」は誰もが心のどこかに持っている譲れないモンのために命を張れる、そんな人間のことだと思う。だからこそ不良マンガはどこか憧れを持ってしまうような魅力があるのではないだろうか。
この作品、とても多くの人に愛されている!アルの人気速報でも有名作品と肩を並べている!ぜひ『東京卍リベンジャーズ』を読んで、「ヤンキー」としてその想いをたくさんの人に伝えてほしい!