機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ弐

礒部一真/著 矢立肇・富野由悠季/原著

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ弐の好きなところ

何度観ても、何度読んでも、名作だと思う。 第一話から、全てがこのエンディングに向かっていた? 全てを見届けた時、そうかここのも、あそこのも、張り巡らされた1つ1つの伏線がこのエンディングと固く繋がれていたに気づく。 「辿り着く場所」と彼らが口々にするその場所が、こんなエンディングだと薄々分かっていたけど、それぞれが辿り着いていく『~弐』は胸を掻きむしられる内容ばかりだった。といえば、どんな終わり方を迎えるかはお察しいただけるだろう。 『鉄血のオルフェンズ』の終わり方は、”僕のマンガ史”史上5本の指に入る大好きな終わり方で、このエンディング見たさに忘れかけた頃にまたアニメを観て、台詞を焼き付けるためにマンガを再読をしている。 あー「ガンダム」のカッコよさを忘れていたわ~ だって、ガンダムシリーズを最後に見たのは、僕が小学生の頃だもの。それも覚えているのは、”カミーユ”という主人公と森口博子が主題歌を歌っていたことくらいで、それ以降はガンダムとは無縁の生活を送ってきたのだもの。 『鉄オル』の存在を知ったのはリアルタイムのTVアニメで、第二期の中盤くらいからだっただろか。 観始めたての頃は、”三日月”というよくわからない名前もピンと来なかったし、彼にカッコよさ見出すことはできなかった。 でも、そんな第一印象は”ガンダム バルバトス”の登場によってそぎ落とされ、「カッコよさ」しか残らなかった。 ただただカッコイイのです。 皆、ミカ(三日月)の出撃を待ち望んでいて、それに応えるべく圧倒的な強さ見せつける。のめり込むほど、どんどんどんどんミカがカッコよく見えてくる。 専門用語は多数出てくるけど、そんな僕でも十分なくらい本編の中で丁寧に説明はされてるし、そもそもそれを必要としない。 ただ頻繁に出てくる「阿頼耶識」と「エイハブ・リアクター」については、最初に言葉の意味を知っておくと物語の没入が加速するだろう。ということで下にまとめておく。 【阿頼耶識システム】: 背中のアレ。パイロットの神経と機体のシステムを直結させることで、直感的かつ迅速な機体操作が可能になる。 【エイハブ・リアクター】: モビルスーツや艦船などの動力炉。エイハブさんが開発したらしいので。「―ウェーブ」はエイハブ・リアクターから発生する電磁嵐。 アニメ先行のコミカライズだからアニメの要約感は否めないけど、彼らの台詞を文字で置いておきたいという人は、ぜひコミックス版を手元に置いておくとよいだろう。 <好きな台詞> 「たかがあんた一人のせいで…あいつらが死んだなんて 俺の仲間を馬鹿にしないで」(三日月・オーガス) ↑ これは第一期の方か・・・

2019年 12月 17日

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