阿・吽
おかざき真里 / 著
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阿・吽のコマ投稿一覧
阿・吽
十五話 丹生の里・その一
阿・吽
阿・吽
阿・吽
阿・吽
百年後…千年万年先咲く花の種は 今 植えなければ それもまた政治の仕事だ
阿・吽
我は、ただ書くだけだ。花を咲かせるのは、見た者の心の内だ。花の美しさは、受けとる側の阿頼耶識の美しさだよ。
阿・吽
素晴らしいと思わないか?世の中は美しい!
阿・吽
阿・吽
僧侶のくせに、ずい分と揺れておるではないか。‥‥‥僧だからだ。 業のない人間が、僧になぞなるか! 自らの中の重い重いものに、自らの内側のドロリとしたものに、名をつけるために、
阿・吽
華厳の教えか、面白い!
阿・吽
「見る」とは何か? へっ? そこに物がただ在るということなのか。 自分の心が感じていることなのか。 自らが認識することで 初めて其処に 物が存在するのであれば… 自らの心をくもらさず 見ることが必要です。 清浄な目で見ることができれば、 世界の真理は 心の中に在る。 そもそも心とは何か?
阿・吽
どちらが先に、「等正党」にたどり着けるか。
阿・吽
願爲雙黄鵠。
阿・吽
はい、暫くは下りてこないつもりです。 ・・・・・・”心を一乗に返すべし”はははっご挨拶ありがとう。 達者でやりなさいよ。
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阿・吽
阿
阿・吽
立派になったな。大きくなった。
阿・吽
阿・吽相関図 藤原冬嗣 空海 智泉 勤操 南都仏教 朝廷 嵯峨天皇 天台 最澄 怨霊たち 泰範
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阿・吽
それが来れば、世界は完成する 来た。
阿・吽
言わないっ。 ゴロン ………
阿・吽
美しすぎる。
阿・吽
あははは。 あれっ、変だな 何故か…… 涙が…
阿・吽
えっ。 えっ。
阿・吽
して、その地は、天竺ではなく、日本だというのだな。日本は果ての国・・・ 四方を海に囲まれ、さらに山に守られた奥の里が多くある、不可侵の地である。蓮の花のように。 こもりくー隠国、山々という花弁に包まれ隠された場所。
阿・吽
尊敬する人に頼られると、友人になれた気がするんだよ。
阿・吽
というわけで 様子を見に来た。 墨ついてんで 我は詩才に長け、見目麗しく 生まれ育ちも良い。その上、金持ちだ。
阿・吽
わあああああい!
阿・吽
お前さんは 怒っているんじゃないのかね?
阿・吽
耐えられない。
阿・吽
この清麻呂と張り合いますか、
阿・吽
死の淵ギリギリまで自分を追いつめるクセがある。
阿・吽
阿・吽
阿・吽
阿・吽
約束、というのは希望、その契りのために交わす…名前。
阿・吽
ようやくできた……これだけは真っ先に整えたかったのだ。どうあっても漏らすわけにはいかないのだ。書棚……これから思う存分増やせる。この墨の匂いは東大寺写経所のもの…なんと気高くかぐわしいことか…
阿・吽
我を満たせ!
阿・吽
羽化する前の幼虫の身体がドロドロに溶け、一度「無」になるように。
阿・吽
海を渡る。
阿・吽
願わくは二羽の鳥となって、あなたを送って遠くまで飛びたい。
阿・吽
いつか・・・ 真理の世界を お見せしましょう。
阿・吽
我は彼の、 阿頼耶識にのみ用がある。
阿・吽
見えるもの...それだけが世の全てではない。
阿・吽
人とは… なんだろうな。
阿・吽
会いたい人に会えない・・・ というのが私にとっての地獄です。
阿・吽
大学を出て得る 地位を捨て 甘美な生活を諦め、 叔父の暴力にも、 両親の期待にも、 応えられず… お前さんを導く者は、 あの男ではないよ。 国分寺というエリートコースに 所属しているわけでもない。 地面を這うところから 始めなくてはならぬよ。
阿・吽
努力や、 努力やー
阿・吽
「解体」をはじめよう。
阿・吽
ここでは、全力を出していいんだな!
阿・吽
喰らい返すかも知れぬぞ。
阿・吽
阿・吽
阿・吽
阿・吽
阿・吽
真理のほうから愛されている
阿・吽
えっ、そお?そお? そうかなあ〜〜〜? そうですよォ。だから僕を引き立て役にしなくても、ね。
阿・吽
科の経書は全て暗記し終えている。そもそも暗記暗唱など… 依義不依語。意味に依拠して文言に頼らず。
阿・吽
花でもなく、雫でもなく、だた雫が「垂れる」、それだけが「絶対現実」としてあります。絶対現実・・・? 花に自らを例えるのは人の自意識(エゴ)です。真実は其処にはありません。そして一粒の水滴は万事を映し、万事は一粒に宿ります。
阿・吽
ど... どういうことか全然わからない...
阿・吽
”依義不依語” ストン
阿・吽
この花、そのものに真実はない。
阿・吽
阿・吽
苦しいの? ーと知らなければ、 わずかなことに心が奪われ、正しい見方ができなくなります。 世間と交わらず世間の仕事をせず、燃え盛る煩悩の火と向き合い、清浄な心で己を見つめる時、煩悩の炎が消えて、悟りが得られるのです。それが・・・ニルヴァーナです。 私はそのために 山に入っているのです。
阿・吽
? 恋愛ごとというものの多くは 茶番でしかないのだよ。 作法や決まりごとで できている。 非道いなあ。 様式美とも言う。
阿・吽
花でもなく、雫でもなく、 ただ雫が「垂れる」、それだけが「絶対現実」としてあります。 絶対現実…? 花に自らを例えるのは 自意識(エゴ)です。 真実は其処にはありません。 そして一粒の水滴は 万事を映し、 万事は一粒に宿ります。
阿・吽
満ちぬ! 満ちぬ! 満ちぬ!
阿・吽
アホやろ? 先の見えへん この状態が、我は楽しいねん。ワクワクしとる。こんなことはじめてやねん。
阿・吽
耶律? 姫様! あ。再会!
阿・吽
あらゆる生きものに対して 暴力を加えることなく、 あらゆる生きものの いずれをも悩ますことなく、 また子を欲するなかれ。 況んや朋友をや。
阿・吽
ハッ 了
阿・吽
空海は、特にな。 人たらしは人好き故やで。
阿・吽
はい。 身命にかけて 務めさせていただきます。
阿・吽
謝って晴れるのは 貴殿の気だけだ。 謝罪は解決ではないよ。 モグモグ
阿・吽
つらい。
阿・吽
第三巻
阿・吽
複雑なもののほうが安定するのだよ。
阿・吽
皆が抱いている密教に一対する期待の大やわ!…それに応えなければならない自分の立場に…
阿・吽
阿・吽
阿・吽
阿・吽
美しすぎる。
阿・吽
犀の角のようにただ独り歩め。
阿・吽
人が死なない道を行く
阿・吽
必ず! 待っていてください、 一目で解る 仏の世界を お見せしましょう。
阿・吽
響け 「事事無礙法界」
阿・吽
維摩の一黙。 空海は、 既に言葉を発さず、黙をもって 絶対真実を 開示した。
阿・吽
”犀の角のごとく ただひとりゆけ”
阿・吽
依義不依語。
阿・吽
仏教 正直よくわからないよ。だって目に見えないじゃないか。
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阿・吽
吽
阿・吽
この世の真理に 興味はあるが、 人には”持ち場”というものがあろう。
阿・吽
阿・吽
色に溺れやがった!
阿・吽
全世界を救います。
阿・吽
わかっては いなかったが、信じていた! わかってはいなかったが、信じていた。 準備をした者の上にしか 機会は訪れん。
阿・吽
そうだな、 それがどうした?
阿・吽
もっと周りを頼ってもいいんだよ。 僕たちもそのほうが嬉しいんだ。
阿・吽
なるほど。それで、我の出番か。 俺様参上
阿・吽
やれやれおかえり。サラサラサラ
阿・吽
では、跪け。
阿・吽
ああ! よかったねえ!