ヤンマガ編集次長・スズキさんに聞く今のマンガのつくり方。編集者インタビューリレー Vol.1

先日、アルの公式Twitterアカウント宛に、こんなご意見をいただきました。

いきなりのご指名でびっくりしちゃった。

分かる!めちゃくちゃ分かるし、僕も読みたい。

というのも、これまでアルは「Web時代のマンガ家の生存戦略」という連載を実施してきました。

そのなかで、ヒット作を立ち上げられた編集者さんのお話を伺ってきましたが、編集者さんって本当にいろんなタイプの人がいます

そして、それぞれヒット作を生むための仕事術に個性が出ており、お話をお聞きするのが本当に面白いんです。

こんな素晴らしいアイデア、やるしかない!」と、まずはご意見をくださった当人のヤングマガジンのスズキさんへ早速、インタビューを打診。

すると、なんと…ご快諾いただけました!やった〜!

スズキさんに取材をご快諾いただいた様子。楽しみにしてくれているようで嬉しい!

スズキさんは、ヤングマガジンの編集次長として複数の作品の担当をこなしながら、マンガにまつわる新規事業をいくつも動かしている、めちゃくちゃスゴい編集者さん

これまで立ち上げに関わられた作品は『君のいる町』、『神さまの言うとおり』、『僕たちがやりました』、『ホクサイと飯さえあれば』、『ギャルと恐竜』などの有名作が並び、他にもたくさんの作品を世に送り出されています。

編集者インタビューリレー」のVol.1では、そんなスズキさんに普段どんなことを考えてマンガ編集の仕事をされているのか、がっつりお話をお聞きします。

編集者さんのプロフィール

2006年講談社入社。週刊少年マガジンを経て、現在はヤングマガジン編集部と投稿サイト事業チームを兼任。DAYS NEO責任者。うさぎ飼い。喫茶店が好き。

作品ではなく、作家を担当している

ーースズキさんは複数の作品を担当しながら、「DAYS NEO」の立ち上げをはじめ、マンガにまつわるいろいろな事業を手がけられてこられたんですよね。

そうですね。「なんか自由な人だね」ってよく言われます。

ーーマンガ編集者としてそういう仕事をされているのは、どういったお考えからなんでしょう?

マンガ編集をしたくて出版社に入り、マンガ編集部に配属されて15年目を迎えますが、その仕事を通じて見つけた、あったらいいなと思うこと、なんとかしたいなと思うことをしている感じです。

ーーあくまで編集者としての仕事の一環というか。

そうです!たとえば「DAYS NEO」も、マンガ投稿サイトをつくることが目的ではありませんでした。マガジンのときから新人賞のチーフを何年もやったり、Twitter上でお悩み相談を受けている中で感じた「マンガ家と編集者のミスマッチ」という課題を解決できないかと思っていて、その手段として企画しました

ーーマンガをつくって出版するだけが、編集者の仕事じゃない。

僕が働いている講談社は、出版社だけど「出版」にとらわれていなくて、かつては「どりこの」という飲料水を販売していたこともあるくらいなんです。最近では家庭用アトムをつくったり、インドでクリケットアニメをつくったりと、うちは上層部も含めて柔軟な考え方の人が多いイメージ。僕がやっていることも講談社員としては割と普通だと思います。

ーーけれど、マンガの編集をしながら新規事業を立ち上げるのって、頭の使い方がまったく違って、すごく大変そうですね。

違うから楽しいですね。マンガとまったく関係ない新規事業にいくつも関わっているのですが、案件ごとに脳の違う部分を使っている感覚がしますし、それが本業であるマンガ編集としてのアイデアのきっかけになったりもします

ーー今までいろんな編集者さんにお話を伺ってきて、本当にいろんなタイプの方がいるなと。スズキさんにお会いして、またマンガ編集という仕事に対する印象が変わりました。

皆さん紆余曲折あって、今の自分なりの型に落ち着いたんだろうと思いますし、今後も変わっていくんじゃないでしょうか。僕は今は「プロデューサー型」だと自覚しています

ーーもっと具体的にいうと、どんな風にお仕事を進められているんでしょう?

僕にとってのマンガ編集とは「作家のやる気と利益を最大化する仕事」だと思っています。僕が作家さんを担当するときは、最初にゴールを話し合って決めます。作品じゃなくて、作家としてのゴールを

ーー作家のゴール、ですか。

そうです。どんな作品を描きたいかではなく、どんな作家になりたいかです。そのために「マンガを描くことでどういう人生を送りたいですか」「何を達成すればマンガ家を辞められますか」「なんでマンガがいいんですか」とか、いろいろ聞きます。

ーーそれは、どういう理由で?

作品を描くことは、その作家さんの人生にとって、あくまで手段でしかないからです。作品ではなく、一人の作家さんの人生を担当する気持ちでいるので、その人がどうなりたいか、そのために何をしてあげられるかが、僕にとっては重要なんです。

ーー「作家の担当をしている」という意識がすごく強いんですね。

そうですね。たとえばですが、Twitterでバズった作品を知ったときにコンタクトをとるかどうかも、その作家さんの今後に興味があるかどうかで決めます。「バズった作品を出版したい」という理由で声をかけたりはしないです。

ーー作品からにじみ出る人間性を見られているというか。

人間性というより、作家性ですね。作家としてどういう武器や野望を持っているか。極論、その人自身の善悪や性格は担当したいかどうかの判断基準になりません。あくまで、「良いマンガ家」かどうかです。その上で、僕が役に立てそうだと思ったときにオファーを出します。

ーー作家さんの作家性と、スズキさんの編集者としての得意なことの相性が良さそうなとき?

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』のいしい(さや)さんの担当になった経緯は、まさにそれでした。

この作品は1話目の原型となる話がTwitterでバズっていたことをきっかけに知り、その日のうちに、章立てはもちろん、表紙のデザイン案も含んだ詳細な企画書をつくり、いしいさんに連載オファーのDMをしました。

ーーすごい勢い!

僕、国内外の新興宗教とかを調べるのが昔からすごく好きで、これまで起こった事件とかに詳しい自負があって、バズったツイートマンガも、なんの宗教かすぐに分かったんですよ。

ーーおお、相当詳しいんですね。

そしてこの作品のテーマが実は宗教そのものでないことも分かり、すごく共感できた。いしいさんのしたいことに対して、僕がいちばん役に立てるという自負があったからオファーしたんです。

ーーじゃあ、作家さんごとにアドバイスされるポイントも結構変わる?

アドバイスだとは思っていませんが、はい。作家さんによって全然違いますね。打ち合わせの仕方も違いますし。でも共通しているとすれば、僕が信じているその人の強みを伝え続けることです

ーー作家さんの強みを見つけて伸ばす。

伸ばすというか、伝えれば伝えるだけ勝手に伸びると思ってます。「僕から見て、あなたはここがすごいです」といつもいつも言う。それが増えたら「増えました」と言いますし、減ってきたら「最近ここが減りました」と率直に伝えますね。

「作家」というコンテンツのストーリーを考える役割

ーーじゃあ、作家さんの強みを伸ばすのが、ヒット作を生むために最も大切なんでしょうか?

うーん…。誤解をおそれずいえば、僕の場合は、ヒット作を生むことを最も大切にしているわけではないんですよね。

ーーえっ、売れなくてもいいんですか⁉︎

いや、そういうわけでもなくて…。売れたら嬉しいですよ、もちろん!でも「最も大切」にしているのは、作家さんが何を望んで描いているかですね。たとえば「売り上げはどうでもいいから、映画化させたい」と言われたら、その目標を達成するために頑張るし。

ーー作家さんがどうなりたいかが、何より大切?

ですです。サラリーマン編集者は、会社のお金を使って、作家の願いを叶える仕事だと思っているので!もちろん会社に損を与えないようにはしたいですけど。なんというか、作品のストーリーを考えるのが作家さんの仕事だとしたら、作家のストーリーを考えるのが編集者の仕事なんじゃないかと。

ーー作家さん自体をコンテンツと捉えられている?

はい。それは「このマンガを連載をすることで世の中に何が起こり、作家さんにとってどれだけ目標に近づけるのか」というストーリーです。作品のストーリーを作家が考えて、それが作家のストーリーに沿うかどうかを僕がチェックしている感じかもしれない。

ーー作家さんの人生を編集している感じというか。

編集...そうですね、さっきと同じ言い方をすれば作家さんのプロデュースですね。「何のためにこの連載を担当しているのか」の理由が、人気や売り上げを追うことだけではないと思いたい。むしろ、そのほうが僕にとっては漠としてしまう。

ーーじゃあ、たとえばどんな理由だったらいいんでしょうか?

何でもいいんですよ。たとえば作家さんの目標が「億万長者になりたい」だったら、「メディアミックスでめちゃくちゃ稼いでもらおう」と共通目標を握り合いたいんです。

ーーどストレートな共通目標!

だから作家さんと相談して、編集長から言われる前に「連載をやめる」という判断をすることもあります

ーーええっ、自主的に連載をやめる話をされることもあるんですね。

長く連載することだけが「良いこと」ではない。全力で取り組んでもうまくいかないことはあります。「これでは目標を達成できない」と思ったら、次のステップに進むのもありだと思っています。

ーーつまり、新しい作品の連載ですか。

「次こそ目標を叶えたいので、新しい作品を描こう」と提案します。共通目標を握り合えていて、そこに理があれば、作者さんにとっても抵抗感がないときのほうが多いです。

ーーちなみに、うまくストーリーを達成できた具体例ってありますか?

まだ途中ですが、『ギャルと恐竜』ですかね。はじめに作者のお二人から「紙の雑誌で連載したい」「2巻以上出してみたい」「アニメ化を経験したい」と言われて、今のところすべて達成できたので。

ーー『ギャルと恐竜』、最初からアニメ化を目指していたんですね!

連載前に「アニメにしたいなら、恐竜に喋らせないほうがいいと思います。その設定でいいなら担当します」とお話ししたんですよ。そのほうがアニメのプロデューサーの目に止まりやすい理由なんかもご説明して。

ーーおお、そうだったんですね。

ヤンマガサードで連載中の『踊るリスポーン』も、作者の三ヶ嶋(犬太朗)さんがアニメ化を望まれていて、なんとか実現したいと頑張っています。「じゃあ、キャラの人気を上げる施策をどんどんしていこう」とお話ししたり。作品内容でまったく貢献できてない分、頑張っています。

ーー目標によって、作品として伸ばすべきポイントも変わってくるというか。

そう。だから僕も作品と読者さんのタッチポイントを増やし、キャラの人気を上げるような取り組みを裏で画策し続けています。

ーータッチポイントですか。

今の時代の読者へマンガを届けるには、マンガファン以外へのタッチポイントをたくさんつくり、こちらから迎えに行くことが大切だと思っています。

ーーおお、どういうことか詳しくお聞きしたいです!

何でもいいんですけど…たとえばTwitter、Youtube、Tiktok、お菓子の包み紙なんかでもいいです。やり方はいろいろあるんですが、できるだけファン以外の視界に作品の情報が入るような工夫をするんです。

ーーなるほど、それが迎えに行くということですか。

そうです。読者さんに来てもらおうとするのではなく、こちらから迎えに行く。

ーーちなみに、スズキさんが「この迎えに行き方はすごい」と感じられる具体例ってありますか?

この前のインタビューで三ヶ嶋さんが「自分が好きで尊敬している作家さんがしてくれたら嬉しいと思うことをしている」と言っていましたが、端的で、心底尊敬しています。

こちらの記事で詳しく語ってくださっているので、ぜひ合わせてお読みください!

ーー核心をついていますね…。それに、三ヶ嶋先生のSNS使いはやっぱり半端ないですよね。

もしSNSを使って迎えに行きたいなら、三ヶ嶋さんのように自分が憧れている人、その上でその人のコンテンツにお金を支払っている例を真似するといいと思います。

ーー憧れていて、お金を支払っている人ですか。

定期的にライブへ行くアイドルでもいいし、新曲が出たときに買うミュージシャンでもいいし、何か個展があるたび足を運ぶ画家でもいいし、試合を見に行く野球選手でもいい。

ーー「自分がお金を支払っている対象」というのが大切なんでしょうか?

フォロワーが多いことと、お金を支払われることは別ですからね。フォロワーが多いけれどお金が支払われないような例の真似をしても、自分のマンガを買ってくれるような人は集まらないと思うんです。

ーーたしかにフォロワーが増えるだけで、マンガを買ってもらえないんじゃ意味がないですね。

まあ、SNSは万人におすすめできる方法ではないし、迎えに行くやり方は何でもいいです。SNSをやることで時間や精神が摩耗して、肝心の作品に悪影響が出るようならば、むしろやらないほうがいいと思いますよ。

ーーいろんな意見が直接飛んできますし、良いことばかりじゃないですもんね。

出版社は「代わりに僕たちが宣伝します」って言えるくらいの手段は講じていると思っています。ときどき「全然していない」とか言われるんですけど、見えづらいだけで、編集者に限らず各部署がマンガを売るための努力をいろいろしています。

ーーおお。

書店の目立つところに置いてもらう、電子書店のバナー出稿をする、アニメや映画のプロデューサーに作品を送る、動向をみていろいろな会社へアプローチをする。もちろん十全にしているかと言われたら、まだまだ足りないとも思いますが。僕がTwitterをしているのは、作品の宣伝をするためです。

今の時代は「作品を流行らせず、良い形で残す」のが大切

ーー他にも、今の時代だからこそ気をつけられていることはありますか?

たくさんありますよーーー!!!!マンガ編集を15年間やってきて、「出版業界が衰退した」とはまったく思いませんが、ゲームのルールは完全に変わりましたからね。変わり続けてます、はい。

ーーゲームのルールの変化って、具体的にはどんなことでしょう?

そうですね…。たとえば僕が新入社員としてマガジン編集部に配属されたときは、たしか200万部刷られていました。そして当時は、新連載の継続指標は、3話目のアンケート結果でした

ーーえっ、そんなに早くに判断していたんですね。

それは、アンケートがデータとして非常に正確な時代だったからです。当時はSNSはもちろん、電子書籍も普及していませんでした。3話目の段階で人気がなければ、作品の良し悪し関係なく、売れはしないと分かったんですよ。

ーーそうだったんですね。でも、今はもう違う?

はい。10年前くらいからは、アンケートよりも、1巻の初速売り上げで連載を続けるかどうかを決めるのが業界のスタンダードなルールになっていますね。良いか悪いかはさておき。

ーー1巻の初速ですか。

そのルールができたのは、あるとき突然変異のように、アンケートが悪いのにめちゃくちゃ売れる作品が現れ始めたからです。雑誌部数の逓減とともに、アンケートを送る人と、単行本を買う人のレイヤーがズレてきたんですよ。

ーー雑誌では読まれないけど、単行本では読まれるマンガということですか。

そうですね。そういう作品を掬い上げるためにできたルールなわけですが、これって前提として、アンケートがデータとして正確だった時代につくられたものです。

ーーたしかに。

今はもはやアンケートが正確に機能しているとはいえない雑誌がほとんどです。だからこのルールも令和の最適解ではない、と個人的には思っています。1巻の初速ではなく、他の指標で見るべきときが来ていると感じています。

ーーでは、どういう指標で見ればいいんでしょう?

熱ですね。1話に対する読者の深い感想の数…つまり、Twitterを例にとれば、ツイート数や、トレンドに載ったかどうかです。

ーーツイート数ですか…!

はい。リツイート数ではなく。

ーーたくさんリツイートされてバズっても、ダメなんですか。

リツイートは「このツイートを自分のタイムラインに並べ、フォロワーに見せたい」という行為です。「ペルソナの無料アクセサリー」という側面もあると思っています。だから、バズったという事実と、売れるかどうかとはまったく別だと思っています。

ーー対してツイート数は、作品に対する読者の熱量が現れているというか。

そうですね。ツイートはリツイートに比べて能動的な応援行為です。そういう熱量で見れば本当の意味での注目度が分かる。Twitterに限らず他のSNSであっても、作品に対する読者の熱を定量化する指標をつくり、連載を継続する判断に使っていきたいと思っています。

ーーすごく分かりやすく理解できました!おもしろい…。

という話はありつつ、作品を流行らせないように注意していたりもするんですけどね。

ーー流行らせないようにしているって、どういうことですか?

「流行る」と「廃る」は表裏一体なんです。先週トレンドだった話題を今日思い出せる人は少ない。1回だけトレンドで1位を取ることよりも、一定の熱量が持続することが大事だと思っています。さらにいえば、今の時代は電子書籍が普及したから、もはや「今」勝たなければいけないゲームじゃなくなったとも感じています。

ーーおお、詳しくお聞きしたいです。

電子書籍が普及していなかった頃は、売れないマンガはだんだん書店に並ばなくなり、それはもはやこの世にもはや存在しないのと同じ状態になってしまっていました。けれど今は突然、過去作品を読みたいと思っても、検索すれば読める環境は整っている。ロングテールというやつです。「未来の『過去の名作』」をつくりましょう、と作家さんに言うことが増えました。

ーー今の時代は、廃ってしまう可能性のある一時的な盛り上がりを狙うよりも、作品を良い形で残すことを優先すべきだと。

どんなジャンルであれ、ある作品に触れるとき、いつ頃につくられたものかってあまり関係ないじゃないですか。面白い映画なら、金曜ロードショーの再放送でも気にしないでしょ。

ーーそれは、たしかにそうですね。

マンガでいうと、作品が初めて認知されたときが、その人にとっての新連載だと思っているので。

ーー初めて認知されたときが、新連載。

せっかくロングテールで売れて後世の人にも読まれるチャンスがあるんだから、その状態になれるコンテンツを目指すのが大切だと思います。もちろん作家さんが「今年売れたい」という目標を持っているなら、僕もそのための作戦を立てますけどね。

ーーあくまで作家がどうなりたいかが大切…!

マンガそのものよりもマンガ家さんが大好きなんです。徹底しています(笑)。

次回、インタビューする編集者さんは?

ーーでは、最後に…。「編集者インタビューリレー」は、その回で取材した方に「この編集者の仕事がスゴい!」という方を1名ご紹介いただき、続いていきます。スズキさんが「この編集者はすごい!」という思う編集者さんを紹介していただけますか?

たくさんいますけど。ほんとは『ザ・ファブル』の担当でミスターヤンマガのタサカ先輩を紹介したいのですが、出たがらないにも程があるので(苦笑)。スピリッツのオイカワさんを紹介したいです。あの人の仕事への「熱意」はヤバイです。真似しようにもできません。いつ寝ているのか聞いておいてください(笑)。

ーーありがとうございます!ということで、Vol.2はスズキさんの紹介で『あさドラ!』『あさひなぐ』などの担当をされているスピリッツ編集部・オイカワさんにお話を伺います。次回の更新もお楽しみに!