【父の日企画第1弾】6月20日は父の日。面白い!かっこいい!強い!哀愁漂う…父の全部をマンガで知ろう!

2021年の父の日は6月20日です。毎年6月の第3日曜日にやってくる父の日ですが、6月はちょうど半期末なのでプライベートや会社で忙しく、ついつい忘れてしまう方も多いのではないでしょうか?

SPY×FAMILY

アルでは今週末に控える父の日に向けて、父とマンガを掛け合わせた特集記事を3日連続でお届けします!一発目となる今回は、面白い、かっこいい、強い、哀愁漂う...そんな魅力的な父が登場するマンガを集めました。

① 予想外の言動で物語を盛り上げる!面白い父

そこにいるだけで何故か場を盛り上げる、または予想外の言動で物語を盛り上げる面白い父。そんな面白い父が登場する珠玉のマンガをご紹介します。

『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

「恋愛は告白した方が負けなのである!」 をテーマに、秀知院学園に通う副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行が“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えて日々恋愛頭脳戦を繰り広げる作品。

白銀御行の父はその強面な見た目とは裏腹に、突拍子もない発言で周囲を驚かせ笑いの渦に巻き込みます。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

また、職業不定というミステリアスな一面を見せながらも、御行の学校行事には欠かさず参加するなど父親らしい姿が印象的です。

『ひまわりっ 健一レジェンド』

東京タラレバ娘』や『ハイパーミディ 中島ハルコ』を代表作に持つ東村アキコ先生。そんな東村アキコ先生の父・林健一との爆笑必須な日常を痛快に描いたコメディー作品。

南九州テレホンお客様サービス課課長の健一は、基本的に明るく穏やかな性格。ですが、時に突然キレ出したり予想不可能な天然ボケを炸裂させるなど、まさに予想不可能なギャグマシーン!そんな健一のレジェンド(伝説)を見届けてください。

『かくしごと』

小学生である姫ちゃんの父・後藤可久士は、娘には会社員だと偽り日々出社しているけれど、本当の職業はマンガ家です。その背景には、自分が下ネタマンガ『きんたましまし』を描いている作者だと世間にバレたら、姫ちゃんがいじめられるのではないか、または嫌われるのではないか...!?そんな親バカならではの発想から「描く仕事(かくしごと)」を隠そうと奔走する父の姿を描きます。

自分の娘のためにありえない設定や嘘を貫き通すその姿は時に愛おしさすら感じます。また、作者・久米田康治先生の実体験なのか、マンガ業界の裏側をブラックユーモアたっぷりに描いているところも必見です。

『響子と父さん』

響子と父さん

実家のすぐ隣で一人暮らしをしている娘・岩崎響子と父・幸太郎の何気ない日常を描いた本作。センター分けの前髪にスクエアタイプのメガネをかけており、どこか現実にいそうな父の雰囲気を醸し出す幸太郎。

父・光太郎から発せられる独特のボケ、そして響子や妻による鋭いツッコミは思わずくすりと笑ってしまう面白さがあります。

響子と父さん

『天才バカボン』

面白い父といえば、ギャグマンガの帝王・赤塚不二夫先生が描く『天才バカボンも欠かせません!

バカボン一家が巻き起こす大爆笑の珍騒動も「これでいいのだ」で全て許されます。ちなみに、バカボンとは息子の名前で「これでいいのだ」を連発するハラマキ姿の父の名前は「パパ」ってご存知でしたか?

② もはや物語のヒーロー!かっこいい父

それは見た目だったり、振る舞いだったり...。その圧倒的なかっこよさで物語のヒーローの如く活躍する、かっこいい父が登場するマンガがこちらです!

『SPY FAMILY』

SPY×FAMILY

父の職業はなんとスパイ...!?凄腕スパイの黄昏ことロイド・フォージャーは、新たに課せられた任務の一環で養子縁組と偽装結婚によって偽りの家族を手に入れます。

SPY×FAMILY

けれど、それぞれの正体は妻は殺し屋、そして娘は実は超能力者という只者じゃない家族の集まりでした。『SPY FAMILY』は、そんな仮初めの家族たちが巻き起こす日々を描いたホームコメディ作品です。

SPY×FAMILY

初めて経験する父親という役割に戸惑いながらも、娘・アーニャの幸せを第一に考え行動するその姿はかっこいい父そのものです。

『よつばと!』

5歳の女の子・小岩井よつばと、保護者である小岩井葉介(通称・とーちゃん)の日常を描いたハートフルストーリー『よつばと!』。

元気で無邪気なよつばは、よく突拍子もない行動で周囲を驚かせるのですが、そんなよつばに対しても冷静に対応するとーちゃん。一方で、よつばの遊びに全力で付き合い、ダメなことに対しては本気で怒る...。よつばと真摯に向き合うとーちゃんの姿はとってもかっこいいです。

『MAJOR』

大ヒット野球マンガ『MAJOR』。主人公である吾郎の父(通称・おとさん)本田茂治は、プロ野球選手ながらケガで2軍落ちし、その後さらなるケガによって選手生命を絶たれてしまいます。ですが、「オレがこの子に残してやれるものは、野球しかねえじゃねーか!」と再奮起します。

その後、おとさんは更なるアクシデントに見舞われるのですが、彼の男らしくかっこいい生き様は、吾郎の大きな心の支えとなって生き続けます。かっこいい父の背中を感じる作品です。

③ 一度見たら忘れられない!強い父

超人的な力の強さや精神的な強さを誇る、マンガ界の父たち。その強さは、時に主人公を差し置いて読者である私たちに強烈なインパクトを残します。

『グラップラー刃牙』

高校生にして、地下闘技場の最年少チャンピオンとして君臨するグラップラー(格闘家)範馬刃牙の闘いの日々を描いた作品。

そんな圧倒的な強さを誇る刃牙が最終的な目標としているのは、父・範馬勇次郎。実は、この男は「地上最強の生物」として政府までもが警戒する存在なのです。"オーガ(鬼)"と呼ばれ恐れられるほど桁外れな強さを持つ父・範馬勇次郎は『グラップラー刃牙』に登場するキャラクターたちの中でも読者から圧倒的な人気を誇ります。

『クッキングパパ』

完璧な仕事ぶりで周囲からの信頼も厚いサラリーマン・荒岩一味にはもうひとつの顔があります。それは、愛する家族のためにあらゆるジャンルの料理を振舞う『クッキングパパ』だということ。

仕事だけではなく、プロ級の料理の腕前を持つ、まさに最強の父。また、作るだけでなく食べた時の家族の笑顔を何よりも大切にしている点も素敵ですよね。

『マイホームヒーロー』

実家を出て一人暮らしをしている娘・零花を溺愛している父・鳥栖哲雄。ある日、哲雄は零花が彼氏から暴行を受けていることを知り、彼の素性を探ろうと零花のマンションに潜入します。想像以上に彼氏が危ない人物であることを知った哲雄は、零花を守るために彼の殺害を決意します。

哲雄は一見するとどこにでもいるサラリーマンですが、愛する娘のことや窮地に追い込まれると、とてつもない行動力と頭の回転の速さを発揮します。その姿はまさに『マイホームヒーロー』の名に相応しい力強い父!

娘への愛ゆえに哲雄が繰り広げるクライムサスペンスの行方をぜひご覧ください。

④ 印象に残って心から離れない!哀愁漂う父

独特な寂しさや悲しさを醸し出し、私たちの心から離れない...。最後に、そんな哀愁漂う父が登場する作品を紹介します。

『こどもの体温/彼は花園で夢を見る』

大奥』や『きのう何食べた?』のよしながふみ先生が描く家族をテーマにした短編集。タイトルにもなっている『こどもの体温』は、父子家庭の親子をメインにした物語です。

立派に育ったと思っていた息子がもしかしたら同級生を妊娠させたかも…という展開から始まる本作。 彼が父親として、そして1人の人間として息子や彼女たちに伝える言葉は淡々としているけれど、どこか温かく、一度読んだらずっと心に残るような存在感を放ちます。

また、今の子供たちの成長の早さに驚き、自分の時と比べ少々悲観する姿は、まさに哀愁漂う父そのものです。

『たーたん』

上田敦(通称・たーたん)と一緒に暮らす中学生の鈴。たーたんから、自分に甲斐性がないから母親が出ていってしまった...と聞き、この世界のどこかにいる母との再会を夢見る鈴ですが、実はたーたんと鈴には血縁関係がないのです。

実は、鈴はたーたんの友人の娘。友人が殺人を犯したため、たーたんは友人の代わりに鈴を育てているのです。女性経験が一切ないのに、突如一人娘の父として育児に奮闘するたーたん...。育児に戸惑いながらも、成長した娘の姿に感激したり、時にその成長に寂しさを覚えるたーたんの姿からは哀愁が漂います。

父の日に何を贈る?

SPY×FAMILY

マンガ界に登場する、面白い、かっこいい、強い、哀愁漂う...そんな魅力的な父をご紹介してきました。思わず自分の父親を彷彿させるキャラクターは見つかりましたか?

父の日といえば「何を贈るのか?」頭を悩ませる方も多いでしょう。そこで明日はあの大ヒットマンガに見る、父の日におすすめのプレゼント10選をご紹介します。ぜひ、プレゼント選びの参考にしてみてくださいね!