1月も前半を過ぎればお正月気分も姿を消し、普段と変わらぬ日々がやってきます。2月に入れば春が近づいて来たと予感される陽気が時折顔を見せるようになりました。
1月も後半に差し掛かった頃には『ブルーピリオド』が2021年にTVアニメ化決定という嬉しいニュースが舞い込んできました!
マンガから飛び出して動き出す八虎たち、そしてアニメーションで表現されるめくるめくアートの世界に期待せずにはいられません。
アルがお送りする「アルで注目のマンガ人気速報TOP10 / 2021年1月下旬版 」では、そんな『ブルーピリオド』を含む話題作が多数ランクインしています。
早速TOP10を見ていきましょう!
目次
- 1位『ブルーピリオド』
- 2位『キングダム』
- 3位『アルテ』
- 4位『ラグナクリムゾン』
- 5位『よふかしのうた』
- 6位『ワールドトリガー』
- 7位『天地創造デザイン部』
- 8位『血の轍』
- 9位『違国日記』
- 10位『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』
- 好きな一冊を見つけて
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1位『ブルーピリオド』
2位の作品と倍以上の差をつけて堂々の1位にランクインした『ブルーピリオド』。
美術室で見た一枚の絵に心を奪われた矢口八虎(やぐちやとら)。そんな八虎が初心者ながらも美しくも厳しい美術の世界へと身を投じていく物語です。
美術の世界に魅了された八虎は東京藝術大学合格を目指すのですが、努力を重ねて圧倒的な成長を見せるところ、そして美術初心者の読者にも分かるように、美術に関する知識が詳しく解説されているところが本作の魅力です。
今回1位にランクインした最新刊9巻では、1年生が主役となって執り行われる藝祭編が描かれます。
花形の催しである神輿隊に所属することになった八虎は、無事神輿を完成させることができるのでしょうか?
そして、謎多き藝大の教授陣の一人・猫屋敷先生にも注目です!
2位『キングダム』
時は春秋戦国時代。下僕の身分だった信が秦国の大王・政と出会い、天下統一を目指して仲間たちと闘う物語です。
秦趙連合軍戦での波乱も一旦終わり秦軍は新たな戦へと始動します。
表紙を飾るのは魏将・呉鳳明。趙国内の政変を経て、最新刊60巻からは新たなシリーズが幕を開けます!
3位『アルテ』
芸術などの文化活動で活気あふれる16世紀初頭のフィレンツェを舞台に、貴族出身の少女・アルテが様々な困難を乗り越えながら画家になる夢を叶える物語です。
女性が自分の夢を貫くこと、そして一人で生きていくことが許されなかった時代に、自分の信念を貫くアルテの姿に胸を打たれます。
無罪の罪でフィレンツェ追われたアルテは、様々な想いを胸に新天地へと旅立ちます。
4位『ラグナクリムゾン』
竜を狩り、報酬をもらう職業「狩竜人(かりゅうど)」を生業とする少年・ラグナ。彼にとって大切な存在であるレオニカを守るために更なる強さを求め戦う異世界バトルものです。
7巻から続く激闘も、最新刊8巻ではいよいよ佳境を迎えます!
5位『よふかしのうた』
ふたりぼっちの特別な「よふかし」を描くラブコメディ。
眠れない日々が続くコウが夜中の散歩で出会ったのは、吸血鬼のナズナ。夜の楽しさとナズナに魅了されたコウは、吸血鬼になりたいと願うようになります。
吸血鬼になるためには「吸血鬼に恋をすること」が必須条件になるのですが、果たしてコウはナズナと恋をして晴れて吸血鬼になれるのでしょうか?
6巻で描かれる2人の東京デートは必見です。
6位『ワールドトリガー』
読み進めていくうちに徐々に解き明かされる謎...。その緻密なストーリー構成から"やがてその意味に気付く物語"の意味を込めて「遅効性SF」の異名を持つ『ワールドトリガー』。
ある日、異世界からの侵略者「近界民」の脅威にさらされる三門市。そんな近界民を撃退したのは防衛機関「ボーダー」でした。ボーダー訓練生として生きる主人公・三雲修と、自らを近界民と名乗る転校生が巡る2つの世界の物語を描きます。
7位『天地創造デザイン部』
海で最強の動物は?ユニコーンってなんで存在しないの?
そんな意外と知られていない動物たちの秘密は「天地創造社」が教えてくれます。
神様からの無理難題を実現しつつ、地上でも繁栄できる生き物を納品しよう奮闘する「天地創造社」の日常を描いた本作。2021年1月からはアニメもスタートして益々盛り上がりを見せる『天地創造デザイン部』をお見逃しなく!
8位『血の轍』
毒親の母親と息子・静一の関係を鮮烈に描いた『血の轍』。母親の抑圧から開放されたものの、蘇る衝撃的な記憶、そして母親の幻影に囚われる静一...。
そんな戦慄と衝撃が走る最新刊10巻がTOP10にランクインしました。
9位『違国日記』
人見知りの女性小説家・槙生と、両親を失くしてひょんなことから槙生に引き取られた朝が繰り広げる心温まるヒューマンドラマ。
槙生と朝の2人の関係性だけではなく、周りの登場人物たちの心の変化を描く最新刊7巻は、私たちにありのままの自分で生きる勇気をくれます。
10位『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』
マンガという枠を超えて、新時代サウナの入門書としても人気を博している本作。
サウナで偶然「本当の気持ち良さ」を偶然知ってから、すっかりサウナ中毒になってしまった主人公。確実に気持ち良くなれるサウナの入り方や、全国のサウナリストも収録された珠玉の作品です。
以上、2021年1月下旬のアルの人気マンガTOP10でした。
TOP10の作品をまとめた本棚にアクセスすると、そこから各シリーズページに移動できますよ!
好きな一冊を見つけて
あなたの好きな一冊は見つかりましたか?
『ブルーピリオド』で八虎が通う予備校の講師・大葉先生は、かつてこんなことを言っていました。
この言葉をきっかけに八虎は自分が美術で表現したいものを確立させていくのですが、美術を志す人もそうでない人も、自分のなかの「好き」を知ることはとても大切なことかもしれません。
その「好き」はもしかしたらあなたの武器になるかもしれないし、新しい道に続いていることだってあります。
2021年が始まって早いものでもう1ヶ月...。「2021年1月下旬のアルの人気マンガTOP10」があなたの中の「好き」を知るきっかけになりますように。