かんかん橋をわたって

草野誼

かんかん橋をわたっての好きなところ

川東(かわっと)いちのおこんじょう(意地悪)といわれる姑からいじめられる嫁が主人公。気が強くて真っ直ぐな性分なので、落ち込むだけじゃなく明るく立ち向かうところに好感が持てた。次から次へとハプニングが起こるので目が離せない、続きが気になる系。後半になるにつれ大袈裟に描かれてて現実ではありえないようなエピソードだったりするのですが、ありえないでしょwというこちらの突っ込みを汲んでいるような、なんだか作者の手玉に取られている気さえしてくるような、喜劇と悲劇のバランスが絶妙なストーリーでした。仲間のお嫁さんたちも応援したくなるし、人の心理状態を描くのも巧みだと思います。現代ではなかなかこんな主人公のように気丈にはいかないかもしれないけど、こうでなきゃいけないな、見習わなきゃいけないなあと。独身ですが。

2020年 09月 21日

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