東京 (28)
ちょっと疲れた時に 読もうと思ってとっておいた漫画を 一気読みできた。 最高。。。 わしにとっての一気読みの効能は、 そのまま頭の中が その世界にどっぷり浸かるので、 全然違う時間を生きた感じがするという点。 むちゃくちゃリフレッシュする。 このマンガの中では、 京都に生きた。 戦後間もない京都の傾きかけた老舗料亭で、 戦死した夫から貰った包丁(ながたん)を手に 15歳年下の後夫と建て直しを図る 女性料理長いちかのお話。 波瀾に満ちたいちかの人生模様に 一緒に怒ったり感動したりしてしまう。 なにがおこっても料理する事の エネルギーに変えてしまう いちかの性格が大好き。 目にも美味しい京料理の数々と 西洋ホテルのシェフとして働いていた いちかの作る洋食、 その2つを掛け合わせた 人の心を動かす 優しくて温かい料理が出てくるのを わくわくしながら眺めた。 4巻では 初めて日本に来た バレンタインデーをヒントに 山のようにマドレーヌを焼くシーンがあって 読み終わった次の日くらいには もう焼きました。 マンガの中では いろんな味のものが出来てたけど、 わたしのはシンプルなものだけ。 初めて作ったのですが、 もっとレモン味とか チョコ味とかも 作ってみたくなった。 15歳年下の男の子と過ごす数奇な夫婦人生も 最高にドキドキして良い展開! 恋愛マンガとしても楽しめるオススメな本!
2020年 08月 28日