ウランバナ

勝田文/著

ウランバナの好きなところ

インドの王子に憧れる花屋の娘。決して手が届かない存在を思う主人公の気持ちが可愛らしく、ちょっと切なく描かれてます。雰囲気や絵柄はポップですが、お寺に現れた女の子やお坊さんなどの周りの人物たちが淡い闇を抱えている感じで、人間ドラマとしての要素を含んでいると思います。お寺が舞台となっているところも面白かった。同時収録された読み切り二作は若者の恋愛のお話。同じマンションの住人の男の子を助けたことで知り合う二人の話と、仲良し三人の男女の話。どちらも恋人になりそうでならない?曖昧な関係が明るい雰囲気で描かれてます。

2020年 12月 08日

人気のニュース

タグからマンガを探す