『ファイアパンチ』は『チェンソーマン』を手掛ける藤本タツキ先生の作品です。
「このマンガがすごい!2017」オトコ編第3位、「マンガ大賞2017」第8位にランクインもしています。
消えない炎にすべてを奪われ、復讐を決意した不死身の男。そんな彼を待ち受ける過酷な運命とは一体…。
復讐に燃える
「氷の魔女」により雪に覆われ、飢餓と狂気につつまれた世界。
そんな場所で、アグニは唯一の肉親である妹・ルナと共に身を寄せあって生きていました。
しかし、「ベヘムドルグ」の軍人であり、消えない炎を操る「祝福者」であるドマに、住んでいた村、村人、そして最愛の妹を焼き尽くされてしまいます。
自身もドマの炎に焼かれましたが、強力な「再生の祝福者」であるアグニは、消えない炎に焼かれながら生き続けることに成功します。
そして、すべてを奪ったドマを討ち果たすため立ち上がったのでした。
はたして、彼の復讐劇はどのような運命を辿るのでしょうか…。
「生きて…」という言葉に呪われた男
すべてを奪ったドマへの復讐を誓うアグニ。
その身体は消えない炎により焼かれ続けていますが、「再生の祝福」により呼吸も運動もできています。
しかし、身体を焼かれる痛みはなくならず、その生は想像を絶する苦痛と常に隣り合わせです。
自分の意思で再生を拒否すれば死ぬこともできますが、彼はその選択をすることができません。なぜなら、妹に「生きて…」と言われたから。
どんなに痛くても、苦しくても、決して楽になれない彼の姿を見ていると、その言葉はもはや呪いではないかと思えてきます。
そんなアグニはこのまま生き続けることができるのか、そして、この苦痛に見合った未来を掴むことができるのか…非常に気になります。
主人公を導く謎の女性
幼い頃にドマに焼かれ、そのまま8年間もがき苦しみ、ようやく呼吸と運動ができるようになったアグニ。
そのため、彼の見た目は大人ですが、中身は子どものまま成長していませんでした。
そんなアグニを導くのが、飄々としていてひょうきんな謎の女性・トガタ。
映画好きで、ときおり実在する作品のセリフを引用したり、はっとさせられるような哲学的な話をしたりする非常にユニークなキャラクターです。少々クレイジーですが…。
彼女はアグニの人間離れした姿を見て、彼の復讐を撮影し、映画にすることを要求します。
そして、その代わりにドマの殺害に協力することを約束するのでした。
アグニは彼女の口車にのせられ映画への出演を承諾しますが、何やら企んでいるトガタに振り回されっぱなし。
はたして、アグニはドマを討ち果たすことができるのか、そしてトガタの企みとは一体何なのか…ぜひご覧ください!
これはただの復讐劇ではない…
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